「ガーナにおける『凍結』」『教義と聖約物語』
「ガーナにおける『凍結』」『教義と聖約物語』
1989年6月-1990年11月
ガーナにおける「凍結」
集まることができない間も忠実であり続ける聖徒たち
アリス・ジョンソンは,自分の国ガーナで宣教師として奉仕していました。アリスはイエス・キリストについてのあかしを分かち合い,教会の成長を助けることが大好きです。
『聖徒たち』第4かん,390-391
ある日,アリスはおどろく知らせを聞きました。ガーナ政府が,教会の集会を禁止したのです。宣教師が教えることもできなくなります。
『聖徒たち』第4かん,391
警察官は宣教師をアパートから追い出し,自転車を取り上げました。牢屋に入れられた教会員もいました。兵士たちは教会の建物にかぎをかけ,だれも入れないようにしました。人々はこれを「凍結」とよびました。
『聖徒たち』第4かん,391-392
宣教師は家に帰らなければならず,アリスは別の町で友達と一緒に住むようになりました。アリスは伝道を終えることができないのではないかと心配でした。
『聖徒たち』第4かん,392
ガーナの聖徒たちはこんらんし,悲しみ,こわくなり,自分たちは何か悪いことをしたのだろうかと思いました。教会に行ける日は来るのでしょうか。
『聖徒たち』第4かん,391-392
ワードに集まることができなくても,聖徒たちは主を愛し,礼拝することを望みました。かれらは家で聖餐会を開きました。神権者はパンと水を祝福し,それを残りの家族に配りました。
何か月たっても,凍結は続きました。聖徒たちは家で賛美歌を歌い,福音を教え合いました。かれらは信仰を強くたもとうと,おたがいを訪問しました。また,教会にもどれるようになったらおさめようと,什分の一を取っておきました。聖徒たちは凍結が終わるようにいのり,断食しました。
『聖徒たち』第4かん,409
18か月後,政府はついに,教会がふたたび集会を開くことをみとめました。新しい伝道部会長は,今や大学生になったアリスにこうたずねました。「学校を終えたら伝道地にもどってくださいますか?」アリスは答えました。「いいえ,今すぐ伝道したいです。」
『聖徒たち』第4かん,409-411
アリスとほかの聖徒たちは,ふたたび教会に行けるようになったことをとてもよろこびました!凍結が終わった後の最初の日曜日,聖餐会は2時間続きました。たくさんの人があかししたいと思ったからです。かれらは,主がどのように自分たちを祝福し,信仰を強くたもてるように助けてくださったか,たがいに伝え合いました。
教義と聖約20:75;『聖徒たち』第4かん,410