聖文の物語
ジョセフとハイラム,福音のために命をささげる


「ジョセフとハイラム,福音のために命をささげる」『教義と聖約物語』

「ジョセフとハイラム,福音のために命をささげる」『教義と聖約物語』

1844年3月-6月

3:22

ジョセフとハイラム,福音のために命をささげる

預言者が世を去っても,主の業は続く

ジョセフ・スミス,教会の使徒たちに神権のかぎをわたす。

ジョセフ・スミスは,自分が死んだら教会はどうなるのだろうかと心配していました。ジョセフは,主の業が確実に進み続けることを願っていました。そこでジョセフは使徒たちを集めると,イエス・キリストがくださった神権のかぎをかれらにさずけました。使徒たちが主の教会をみちびき,主の業を行えるようになったことで,ジョセフの気持ちは楽になりました。

『聖徒たち』第1かん,490-491

ノーブーでジョセフにはらを立てている人々が写っている場面。

それでも,ジョセフにはらを立てている人は大勢いて,中にはジョセフをころそうとする人もいました。ジョセフの教えていることが気に入らない人たちは,ジョセフと教会にいかりをいだく人をふやそうと,ジョセフのことを新聞に書きました。ノーブーをこうげきしたいと思っている人たちもいました。

『聖徒たち』第1かん,496-499500-502503-504

ジョセフとその家族。

ジョセフとノーブーの指導者たちは,にくしみが広がるのを止めるために印刷機をはかいさせました。これにより,人々はさらにいかりました。知事はジョセフに対し,カーセージの町へ行き,自分が法律をやぶったかどうかを裁判官にはんだんしてもらうように言いました。ジョセフは,カーセージに行けばころされることが分かっていました。

教義と聖約135:4『聖徒たち』第1かん,503-507508-510

ジョセフ,家族に別れを告げ,カーセージに向けて出発する。

それと同時に,ジョセフは聖徒たちの安全を願っていました。ジョセフがカーセージに行けば,人々はノーブーにいる聖徒たちをほうっておいてくれるでしょう。ジョセフはカーセージに行く覚悟を決めました。ジョセフはエマと子供たちを祝福すると,お別れのキスをして,カーセージに向かいました。

『聖徒たち』第1かん,511-514

ジョセフとハイラム,ノーブーを去る。

ジョセフの兄ハイラムも一緒に行きました。ジョン・テーラーやウィラード・リチャーズ,そのほかの友人も行きました。出発するとき,ジョセフは馬を止め,ノーブーをふり返って言いました。「ここは地上で最も美しい場所で,最もすばらしい人々が住んでいます。」

『聖徒たち』第1かん,512-514

カーセージのかんごくの一場面:モルモン書を読むハイラムと,看守に教えを説くジョセフ。

カーセージに着くと,ジョセフたちはかんごくに入れられました。かんごくにいる間,ハイラムは仲間にモルモン書を読み聞かせました。ジョセフは看守に,モルモン書は真実だと言いました。

『聖徒たち』第1かん,515-516

ジョン・テーラー,賛美歌を歌う。

友人たちをなぐさめようと,ジョン・テーラーはイエス様についての賛美歌を歌いました。とても美しい歌だったので,ハイラムはもう一度歌ってほしいとたのみました。

『聖徒たち』第1かん,518-519

暴徒たち,かんごくにおし入る。

その日のうちに,いかった男たちがじゅうを持ってかんごくになだれこんできました。かれらはドアをおし,ジョセフと友人たちのいる部屋に向かってうち始めました。ジョン・テーラーはひどいけがを負い,ハイラムとジョセフはころされました。

教義と聖約135:1-2『聖徒たち』第1かん,519-521

聖徒たち,ジョセフとハイラムの死を深く悲しむ。

ジョセフとハイラムがなくなったと知って,聖徒たちはとても悲しみました。それでも聖徒たちは,預言者をころしても教会を止めることはできないと知っていました。これは救い主の教会であり,主が引き続き教会をみちびかれるのです。教会はこれからも成長し続け,世界中で神様の子供たちに祝福をもたらすでしょう。

『聖徒たち』第1かん,522-528