聖文の物語
ハウンズミル


「ハウンズミル」『教義と聖約物語』

「ハウンズミル」『教義と聖約物語』

1838年10月-1839年2月

3:28

ハウンズミル

こうげきときせき

ハウンズミルにくらすウィラード・スミスとその家族。

11さいのウィラード・スミスとかれの家族は,ほかの聖徒たちと一緒に,ミズーリ州ハウンズミルに住んでいました。かれらは早く,ファーウェストの聖徒たちのもとに集合したいと思っていました。

教義と聖約115:7-8『聖徒たち』第1かん,332

ハウンズミルの聖徒たちをこうげきしようとやって来る人たち。

ウィラードがお父さんと二人の弟,サーディアスとアルマと一緒にいたときのことです。突然,じゅうの音とさけび声が聞こえました。聖徒たちをこうげきしようと人々がやって来たのです。

『聖徒たち』第1かん,333-334

ハウンズミルでこうげきをしかける人々からかくれる聖徒たち。

だれもが安全な場所を求めて走りました。多くの男性と子供たちは,武器のあるお店にかくれました。ウィラードのお父さんや弟たちもお店ににげましたが,ウィラードだけがはぐれてしまいました。ウィラードは材木の山の後ろにかくれましたが,周りではじゅうの音がひびきわたっています。

『聖徒たち』第1かん,334337

走るウィラード。

ウィラードはあちこちへ走り回ってかくれました。ついにじゅうの音が聞こえなくなり,こうげきをした人たちはハウンズミルからいなくなりました。

『聖徒たち』第1かん,337

武器のある店にいるウィラード。

ウィラードは家族をさがそうと,武器のあるお店にやって来ました。お父さんとサーディアスはころされていましたが,弟のアルマは生きていました。

『聖徒たち』第1かん,337-338

弟のアルマを運ぶウィラード。

アルマはこしをうたれていました。ひどいけがです。ウィラードはアルマをだき上げると,家族のテントまで運びました。

『聖徒たち』第1かん,338

息子アルマのためにいのるアマンダ・スミス。

ウィラードのお母さんであるアマンダは,アルマのけがをどう手当てしたらよいのか分かりませんでした。それでも,神様は知っておられると思っていのりました。すると,どうすればよいのかを伝える声が聞こえました。

『聖徒たち』第1かん,338-339

アルマのきずを手当てするアマンダ。

アマンダはアルマのきずをはいであらいました。それから木の根をすりつぶして,きずの部分につけました。アマンダはアルマのこしをぬので包むと,言いました。「このしせいで動かないでいるのよ。そうすれば主が,あなたの新しいこしを作ってくださるからね。」

『聖徒たち』第1かん,339

助けを求めていのるアマンダ。

その後,ミズーリ州の知事が,聖徒たちは州を去らなければころされるだろうと言いました。ところが,アルマのこしはまだ治っていません。アマンダはいのり,主に助けを求めました。すると,イエス様がアマンダの家族を見捨てることはないと伝える声が聞こえました。アマンダは,だれも自分をきずつけることはできないと感じました。

教義と聖約88:83『聖徒たち』第1かん,354359-360

こしが治って歩くアルマ。

いのった後すぐに,アマンダは子供たちのさけび声を聞きました。走って子供たちをさがしに行くと,走り回るアルマが言いました。「母さん,ぼく,治ったよ!」アルマのこしはいやされたのです!それは主のきせきでした。アマンダと子供たちは,ほかの聖徒たちと一緒に安全な場所を見つけるため,ミズーリを出発しました。

『聖徒たち』第1かん,360