「エライジャ・エイブル」『教義と聖約物語』
「エライジャ・エイブル」『教義と聖約物語』
1838年
エライジャ・エイブル
信仰と勇気の伝道
主はエライジャ・エイブルという男の人を宣教師にめされました。エライジャはユーニス・フランクリンとチャールズ・フランクリンにイエス・キリストの福音について教えました。また,モルモン書と預言者ジョセフ・スミスについて話しました。ユーニスとチャールズは,エライジャの教えたことを信じ,教会に入りたいと思いました。エライジャは二人にバプテスマをしました。
『聖徒たち』第1かん,301
エライジャは福音を伝えるために別の町に行きました。数か月後のあるばん,かれは友人のユーニスのゆめを見ました。ゆめの中で,ユーニスはモルモン書が真実であることも,ジョセフ・スミスが預言者であることも,信じられなくなっていました。目を覚ますと,エライジャはすぐにユーニスの様子を見にもどりました。
教義と聖約75:27; 『聖徒たち』 第1かん,300-301
ユーニスは玄関にエライジャが立っているのを見ておどろきました。エライジャのゆめは正しかったのです。ユーニスはもうモルモン書もジョセフ・スミスも信じていませんでした。
『聖徒たち』第1かん,302
エライジャはユーニスに,自分が教えるのを学校に聞きに来るようにたのみました。エライジャの言葉を聞いたとき,ユーニスはふたたびせいれいを感じました。福音が真実であることが分かったのです!
『聖徒たち』第1かん,302
エライジャはユーニスに,2週間後にまた来て教えると約束しました。しかし,町にはエライジャにもどって来てほしくないと思う人もいました。エライジャが出て行った後,人々はエライジャが人をころしたのだと言い始めました。エライジャを見つけた人には賞金をあげるとも言いました。
『聖徒たち』第1かん,303
ユーニスは,人々がエライジャについてうそをついていることを知っていました。エライジャはだれもころしていませんでした。エライジャはよい人であり,神様のしもべでした。かれらがうそをついても,エライジャは町で福音をのべ伝えるのをやめないことをユーニスは知っていました。エライジャは必ずもどって来る,とユーニスは人々に伝えました。「神様がエライジャを守ってくださるでしょう」と,ユーニスは言いました。
『聖徒たち』第1かん,303
エライジャはたしかにもどって来ました。前に教えたのと同じ学校に来たのです。学校にはエライジャをつかまえてほしいと願う人々がたくさんいました。エライジャは人々の前に立ちました。自分をつかまえたいのなら,教え始める前に,今そうすべきだとエライジャは言いました。そうでなければ,自分に教えさせるべきだと言ったのです。
『聖徒たち』第1かん,303
だれも動きませんでした。エライジャは待ちましたが,人々はだまってすわったままでした。エライジャは賛美歌を歌い,おいのりをし,イエス・キリストの福音を教えました。神様の力がエライジャと共にありました。エライジャは教え終わると,友人のユーニスとチャールズと話し,無事に伝道を続けました。
『聖徒たち』第1かん,304