「ミズーリでの苦労」『教義と聖約物語』
「ミズーリでの苦労」『教義と聖約物語』
1831年7月-1833年7月
ミズーリでの苦労
きけんなときにも信仰を強くたもつ
多くの聖徒がミズーリ州インディペンデンスに来て,そこでくらし始めました。主は,聖徒たちがそこにシオンの町を建てることを望まれました。しかし,聖徒たちと,すでにインディペンデンスに住んでいた人々は仲が良くありませんでした。多くのことで意見が合いませんでした。町の一部の人々は,はらを立て,聖徒たちを追い出そうとしました。
教義と聖約57:1-3; 『聖徒たち』 第1かん,165-168
インディペンデンスのビショップのエドワード・パートリッジが,町の指導者たちとの話し合いにやって来ました。町の指導者たちは,聖徒たちはインディペンデンスを出て行かなければならないと言いました。パートリッジビショップは,神様が聖徒たちにインディペンデンスにシオンをきずくよう望んでおられることを知っていました。そこで,聖徒たちが出て行くことはできないと言いました。
『聖徒たち』第1かん,169
おこった男たちは,聖徒たちが建てた家や建物をこわし始めました。
『聖徒たち』第1かん,171-172,175
男たちはパートリッジビショップとチャールズ・アレンというもう一人の男性を家から連れ出し,二人を町の中心まで引きずって行きました。
『聖徒たち』第1かん,173
パートリッジビショップは,「もしわたしが自分の宗教のために苦しまなければならないとしても,それは人々がこれまで味わってきた苦しみと変わらない」と言いました。男たちはパートリッジビショップとチャールズを地面におしたおし,全身に熱いタールをぬって羽根をつけました。
『聖徒たち』第1かん,172-174
インディペンデンスの教会員ウィリアム・マクレランは,おこった人々が行っていることを耳にして,おそろしくなり,森に走って行ってかくれました。
『聖徒たち』第1かん,175
ウィリアムは,もしおこった男たちに見つかったらどうなるだろうかと考えました。モルモン書が真実だと言うことでころされそうになったとしても,そう言えるでしょうか。
『聖徒たち』第1かん,175-176
ウィリアムの友人であるオリバー・カウドリとデビッド・ホイットマーは,森の中でウィリアムを見つけました。ウィリアムは,オリバーとデビッドがモルモン書を信じていることを知っていました。天使から金版を見せてもらったのです。ウィリアムはかれらに尋ねました。「教えてほしいんだ。あのモルモン書は真実なのか。」
『聖徒たち』第1かん,176
オリバーとデビッドはウィリアムに,モルモン書は真実だと言いました。二人は,たとえおこった男たちにころされそうになっても人々にあかしを伝えるのをやめない,と言いました。「二人を信じるよ」とウィリアムは言いました。
教義と聖約17:3-6; 『聖徒たち』 第1かん,176