「リバティーのかんごく」『教義と聖約物語』
「リバティーのかんごく」『教義と聖約物語』
1838年10月-1839年3月
リバティーのかんごく
つらいときに主を見いだす
ミズーリにくらす人の多くは,聖徒をきらっていました。知事は兵士を送って,聖徒たちを去らせようとしました。兵士たちは聖徒たちを家から追い出し,家の物をぬすみ,たくさんの聖徒をきずつけました。
兵士たちは預言者ジョセフ・スミスと,ほかの教会指導者たちをつかまえました。
『聖徒たち』第1かん,341
ジョセフは,家族だけですごす時間をくれないかと兵士たちにたのみましたが,みとめてもらえず,彼らはジョセフとほかのほりょたちを連れて行きました。
『聖徒たち』第1かん,348-349
ある夜,ジョセフとほかのほりょたちは,聖徒たちに対してどんな悪いことを行ったか,見張り人たちが笑いながら話すのを聞いていました。これ以上たえられないと思ったジョセフは,立ち上がり,大声で「だまれ」と言いました。ジョセフが神の力によって語ったので,見張り人たちはこわくなりました。かれらはあやまり,話すのをやめました。
『聖徒たち』第1かん,349-350
その後,ジョセフと友人たちはリバティーという町のかんごくに入れられました。かんごくはとても冷たく,せまく,暗いところで,ねるためのよごれたわらしかありませんでした。食べ物は少ししかなく,ジョセフたちは病気になりました。
ジョセフは聖徒たちについてたくさん考えていました。ジョセフは聖徒たちを愛し,かれらについて心配していました。しかしジョセフは,かれらを助けるために何もすることができません。
『聖徒たち』第1かん,366
ジョセフはたくさんいのりました。ジョセフは神様に,一体どこにおられるのか,なぜ聖徒たちを助けてくださらないのかとたずねました。神様はジョセフと教会のことをわすれてしまわれたのでしょうか。
神様はジョセフのいのりにこたえて言われました。「息子よ,あなたの心に平安があるように。」神様はジョセフに,試練は永遠に続くわけではなく,ジョセフのためになるとつげられました。また,イエス・キリストがもっと大変な経験をしてきたことを思い起こさせられました。神様は「とこしえにいつまでも」ジョセフと一緒にいることを約束されたのです。