「オハイオへの集合」『教義と聖約物語』
「オハイオへの集合」『教義と聖約物語』
1830年12月-1831年5月
オハイオへの集合
ルーシー・スミスの信仰ときせき
オハイオでは,ますます多くの人々が教会に加わっていました。主はジョセフ・スミスに,ほかの場所に住んでいる聖徒たちはオハイオに集まるべきだと言われました。長い旅になるでしょう。しかし主は,聖徒たちが集まった後,主の律法を聖徒たちに教え,主の業を行う力をさずけると約束されました。
教義と聖約37章;38:32;『聖徒たち』 第1かん,106-108
ジョセフの母ルーシーと約80人の教会員たちは,ニューヨークの家をはなれ,オハイオに引っ越しました。彼らは途中まで,船に乗って行きました。何日か船で旅した後,船はそれ以上進めなくなってしまいました。水面にはったあつい氷が道をふさいだのです。
『聖徒たち』第1かん,118-119
聖徒たちは氷がわれるのを待たなければなりませんでした。みんなつかれ,おなかもすき,体はぬれて冷たくなっていました。
『聖徒たち』第1かん,119
待つのがつらくなってきて,たがいに言い争いを始める聖徒たちもいました。
『聖徒たち』第1かん,119
ルーシーは,聖徒たちが言い争うのを聞くのがいやでした。何か言わなければいけないと思いました。「みなさんの信仰はどこへ行ってしまったのですか」とルーシーはたずねました。ルーシーは聖徒たちに,もし神様にいのるなら,神様は氷をわって旅を続けられるようにしてくださると伝えました。
『聖徒たち』第1かん,119-120
突然,雷のような音がしたかと思うと,氷がわれました。すると,船がちょうど通れるくらいのすき間ができました。
『聖徒たち』第1かん,120
聖徒たちはおどろき,感謝の気持ちでいっぱいになりました。みんなで集まり,いのり,天のお父様に感謝をささげました。船はオハイオに向かって無事に進むことができました。
『聖徒たち』第1かん,120
聖徒たちがオハイオに着くと,そこの教会員たちはかれらをむかえいれ,住む場所を見つけるのを手伝いました。主は,かれらに主の律法を教え,主の業を行う力をあたえるという約束を守られました。