「ジョセフとオリバー,神権のかぎをさずかる」『教義と聖約物語』
「ジョセフとオリバー,神権のかぎをさずかる」『教義と聖約物語』
1836年4月
ジョセフとオリバー,神権のかぎをさずかる
イエス・キリストと天使たちがカートランド神殿をおとずれる
カートランド神殿がほうけんされてから一週間後,すくい主を礼拝しようと,1,000人の聖徒たちが神殿に集まりました。その日は復活祭の日曜日でした。ジョセフ・スミス,オリバー・カウドリ,十二使徒たちは,聖徒たちにせいさんを配りました。
せいさんの後,ジョセフとオリバーは神殿の中で静かな場所を見つけ,カーテンの仕切りのうらでいのりました。
いのり終えた二人は,顔を上げました。すると,目の前にイエス・キリストが立っておられます!聖徒たちが神殿を建てるためにせいいっぱい働いたことを知っておられた主は,「わたしはこの家を受け入れた」と言われました。イエス様はジョセフとオリバーに,神殿の祝福はたくさんの人に大きなよろこびをもたらすと言われました。
イエス様が去られると,今度は旧約聖書の預言者モーセがジョセフとオリバーにあらわれました。モーセは二人に,イスラエルの集合に必要な神権のかぎをさずけました。このかぎにより,福音を分かち合う業をみちびくことができるようになりました。世界中に宣教師を送り,人々をすくい主の教会にみちびくことができるのです。
次にあらわれた預言者エライアスは,ジョセフとオリバーに,アブラハムの聖約を回復するためのかぎをさずけました。このかぎにより,聖徒たちはアブラハムと同じ聖約を主から受けることができるようになりました。これから何年もの間,あらゆる場所に住む人々に福音と神様の祝福をもたらす力を持つことになるのです。
最後に預言者エリヤがあらわれました。エリヤはジョセフとオリバーに,家族を永遠に結び固め,一つにする神権のかぎをさずけました。聖徒たちが神殿で行った業は,天でも受け入れられることになりました。今や教会は,すくい主の業を行い,主がふたたび地上に来られるときにそなえる力をえたのです。