「テリー,主に仕える」『教義と聖約物語』
「テリー,主に仕える」『教義と聖約物語』
1844年4月-1852年3月
テリー,主に仕える
トゥブアイで教会をきずく
トゥブアイという小さな島に,テリーという女性が住んでいました。トゥブアイには時々,色々な教会の宣教師がやって来ましたが,長い間とどまることはありませんでした。1844年のある日,末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師がトゥブアイに到着したと聞いて,テリーはうれしくなりました。
宣教師たちは,もっと大きな島に向かう途中でした。しかし,トゥブアイの人たちは,宣教師がとどまって福音を教えてくれることを願っていました。テリーと夫のナボタは宣教師に,自分たちの家にとまってもいいと言いました。宣教師の一人,アディソン・プラットはそうすることにしました。
『聖徒たち』第1かん,542
テリーとナボタは,持っているものをすべてアディソンに分かち合いました。二人はアディソンに島の言葉を教え,アディソンは二人にイエス・キリストについて教えました。
せいれいはテリーとナボタに,すくい主の福音が真実であることを伝えました。二人はトゥブアイで最初にバプテスマを受けた人々になりました。
『聖徒たち』第1かん,542
テリーとナボタ,アディソンは親友になりました。3人は一緒に旅をし,トゥブアイやほかの島々で福音を教えました。トゥブアイの聖徒たちに,教会に入るべきではなかったと言ってくる人々がいても,テリーは聖文を使い,教会が真実であることを教えました。
テリーは,トゥブアイでもっと多くの人たちがイエス・キリストの福音を学べるように助けたいと思いました。彼女は聖文を音楽に乗せ,夜になるとたくさんの人をまねいて一緒に歌いました。テリーの歌を歌うことは,たくさんの人にとって,聖文から学び,学んだことを覚えておく助けとなりました。
数年後,アディソンの家族をふくめ,さらに多くの宣教師がトゥブアイにやって来ました。テリーはかれらを自分の家にむかえました。テリーはアディソンのつまであるルイーザと力を合わせて,トゥブアイの女性たちに仕えました。
『聖徒たち』第2かん,124-125
しばらくすると,宣教師たちはトゥブアイやほかの島々から追い出されてしまいました。それでもテリーは聖徒たちを教え,みちびき続けました。テリーのもはんと奉仕のおかげで,トゥブアイの教会は強くあり続けることができたのです。
『聖徒たち』第2かん,139-141