幕屋のイラスト
出エジプト35-40章;レビ1章;4章;16章;19章
イスラエルの民は、荒れ野に幕屋を建てるようにという主の戒めに従いました。幕屋は持ち運び可能な聖所であり、彼らの旅の途中、主が御自分の民の中で住まわれる場所です。幕屋での礼拝の一環として、イスラエルの民は動物の犠牲をささげました。これらの犠牲は、イエス・キリストとその贖罪を象徴していました。また、主から求められれば、何でも犠牲にするというイスラエルの民の揺るぎない決意の表れでもありました。
その他のリソース
『聖文ヘルプ:旧約聖書』「出エジプト35-40章;レビ1章;4章;16章;19章」
注:「コースの紹介」では、以下に続く標準的なレッスン要素の活用方法に関する指針が示されています。
個人学習を促す
クラスの前に、以下のメッセージのうち一つまたは複数を、あるいはあなた自身が作ったメッセージを生徒に送るとよいでしょう:
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イスラエルの民が荒れ野に建てた古代の幕屋は、現代の神殿と同じく主の宮であり、主について証していました。出エジプト35-40章の学習を進める中で、幕屋の様々な要素がどのようにイエス・キリストを指し示しているかを考えてください。
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動物の犠牲という慣習は、現代の人々にとっては奇妙に思えるかもしれませんが、イエス・キリストとその贖罪について教えるための手段でした。レビ1章と16章を読みながら、イエス・キリストを思い起こさせる言葉や表現を探してください。
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動物の犠牲における様々な側面は、今日主がわたしたちに求めておられる犠牲と象徴的に関連している可能性があります。レビ1:1-9の学習を進める中で、これらの聖句が今日主のために犠牲を払うことについて何を教えているか考えてください。
質問し、分かち合う
出エジプト35-40章およびレビ1章;4章;16章;19章に関して、生徒が質問したり、個人的に学習して見つけた洞察や真理を分かち合ったりする時間を設けてください。
スキルトレーニング
レビ1章;16章の学習活動は、『聖文研究のスキル』の「聖文の象徴を理解する」スキルを使う助けになるかもしれません。
学習活動のオプション
あなたと生徒のために、複数の学習オプションが用意されています。あなたのクラスにとって最も意義深いと思われる選択肢を一つ以上、祈りをもって選んでください。また、生徒に意見を求めてもよいでしょう。
教え方と学び方を改善する
イエス・キリストについて証する象徴を探す。今週、生徒と一緒に資料を研究するとき、天の御父とイエス・キリストについて証する力強い象徴を見つけてください。これらの象徴が何を表しているかを考えながら、生徒が聖霊から学ぶ機会を設けましょう。さらに詳しく学ぶには、「イエス・キリストについて証する象徴を探す」(『救い主の方法で教える』〔2022年〕、7)の項を参照してください。
神殿は、天の御父とイエス・キリストについて何を教えているでしょうか
生徒に、これまで訪れたことのある神殿や大好きな神殿の画像を分かち合ってもらうとよいでしょう。また、以下の神殿内部の画像を幾つか表示するのもよいでしょう。
生徒は、自分にとって神殿がどのような意味を持っているか、または神殿を見たときに抱く考えや気持ちを分かち合うとよいでしょう。今日の学習を通して、神殿から天の御父とイエス・キリストについて何を学べるかを生徒に考えてもらいます。
主がイスラエルの民に十戒をお与えになった後、モーセは主からさらなる指示を受けるためにシナイ山に戻ったことを説明します。
生徒たちに出エジプト25:8を読んでもらい、主がイスラエルの子らに何をするように望まれたのか、またその理由を見つけてもらいます。
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この戒めは、主について、また主が御自分の民に対してどのように感じておられるかについて、何を教えているでしょうか。
主がモーセに聖所または幕屋を建てるための指示を与えられたことを説明します。古代の幕屋はモーセの律法の下で管理されていたため、現代の神殿とは違った機能を果たしていましたが、どちらも主の宮です。幕屋にある物とそこで行われる儀式は、現代の神殿同様、天の御父とイエス・キリストの象徴であり、イスラエルの子らが御二方のもとに戻る道を歩むのを助けるために用意されていました。
モーセの時代の幕屋の間取りを示すため、以下のような絵を描くか掲示するとよいでしょう。
生徒に、次の表に挙げられている聖句を用いて、幕屋を構成する要素の幾つかについて学んでもらいます。(これは、『聖文研究のスキル』の「聖文の象徴を理解する」スキルを紹介し、練習する助けになるかもしれません。また、生徒に「出エジプト35-40章。幕屋の目的は何だったのか」『聖文ヘルプ:旧約聖書』を見てもらうか、ビデオ「幕屋」〔7:18〕を見てもらい幕屋内の様々な物について学べるように助けるとよいでしょう。)
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幕屋の構成要素 |
節 |
関連聖句 |
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幕屋の構成要素 犠牲の祭壇 | 節 | 関連聖句 |
幕屋の構成要素 水の洗盤 | 節 | 関連聖句 |
幕屋の構成要素 燭台(メノラー) | 節 | 関連聖句 |
幕屋の構成要素 香の祭壇 | 節 | 関連聖句 |
幕屋の構成要素 供えのパンの机 | 節 | 関連聖句 |
幕屋の構成要素 とばり(幕) | 節 | 関連聖句 |
幕屋の構成要素 契約の箱とその贖罪所 | 節 | 関連聖句 |
生徒が研究し終わったら、二人一組か少人数のグループになって、学んだことを分かち合うよう促します。クラス全体で以下の質問について話し合うとよいでしょう。
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あなたにとって意義深い象徴は何ですか。それはなぜですか。
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これらの象徴は、イスラエルの子らの心をどのように天の御父とイエス・キリストに向けさせたと思いますか。
生徒たちに、幕屋についての研究から学んだ真理のうち、現代の神殿にも当てはまるものを分かち合ってもらいます。生徒は次のような真理を分かち合うかもしれません:主はわたしたちに、御自身がわたしたちのうちに住めるよう、神殿を建てることを命じておられる。神殿の儀式と象徴は、天の御父とイエス・キリストについて教えている。神殿は、わたしたちが天の御父とイエス・キリストのもとに戻る備えをするのに役立つ。
生徒が見つけた真理を理解できるように、以下の選択肢から一つ選ぶとよいでしょう。
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生徒に、最近の総大会の説教の中から神殿や神殿の儀式に関する言葉を見つけてもらいます。二人一組か少人数のグループで、その言葉とそれが自分にとって意義深い理由を分かち合うとよいでしょう。
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時間を取って、ChurchofJesusChrist.org/templesにアクセスし、神殿についてさらに理解を深めてもらいます。
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ビデオ「Two Apostles Lead a Virtual Tour of the Rome Italy Temple〔使徒二人が案内するイタリア・ローマ神殿のバーチャルツアー〕」(11:31)または「Welcome to the Washington D.C. Temple〔ワシントンD.C.神殿へようこそ〕」(11:45)を一緒に視聴し,現代の神殿が天の御父とイエス・キリストをどのように証しているかについて学んだことを,生徒に発表してもらいます。
10:3711:45
また、J・アネット・デニス姉妹の次の言葉を紹介して、自分にとって意味のあることを生徒に分かち合ってもらうのもよいでしょう。
「わたしたちが神殿で行うことはすべて、御父が備えてくださった計画を指し示し、その計画の中心に、主と、主の贖いの犠牲があります。わたしたちが心を開き、よく祈りながらさらに理解を深めようとするときに、儀式と聖約の象徴を通して、主は教えに教えを加えられます。」(「あなたがたは、主イエス・キリストを着なさい」『リアホナ』2024年5月号、11)
次の質問についてクラスで話し合うとよいかもしれません。
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神殿はどのようにあなたの心を天の御父とイエス・キリストに向かわせてくれるでしょうか。
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神殿の儀式と聖約によって、これまでどのような祝福を受けてきましたか。
数人の生徒に、今日学んだことや感じたことの中で覚えておきたいと思うことをクラスで発表してもらうとよいでしょう。神殿の近くに住んでいる場合は、状況が許す範囲内で神殿に参入したり、神殿の敷地を訪れたりするよう生徒を励ましてください。神殿の儀式や象徴からイエス・キリストの象徴を見つけてもらいます。
動物の犠牲は、救い主の贖罪を理解するうえでどのような助けとなるでしょうか
『聖文研究スキル』の「聖文の中でイエス・キリストに焦点を当てる」スキルを紹介することから始めるとよいでしょう。また、以下の質問をしてもよいでしょう。
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最近の聖文研究で、イエス・キリストについてどのようなことを学びましたか。
レビ記は、モーセの律法に関する儀式や儀式に伴う行為に焦点を当てていることを説明します。この書には、イエス・キリストの贖いの犠牲を象徴する犠牲のささげ物に関する詳細な指示が記載されています(アルマ34:14;モーセ5:5-7参照)。
生徒たちに、レビ1:1-9またはレビ16:7-9、15-22のいずれかを、『聖文ヘルプ:旧約聖書』のレビ1-7章またはレビ16章の項と合わせて研究してもらいます。研究しながら、イエス・キリストと主の贖いの犠牲を思い起こさせる言葉や表現を見つけてもらいましょう。
生徒が研究し終わったら、二人一組か少人数のグループで、気づいたことを分かち合ってもらいます。その後、何人かの生徒にクラスで洞察を分かち合ってもらいます。生徒が分かち合う真理には、次のようなものが含まれているかもしれません:イエス・キリストはわたしたちのために進んで御自身を犠牲としてささげられた。イエス・キリストはその贖いの犠牲を通して、わたしたちの罪を御自身が背負い、その代価を払ってくださった。イエス・キリストのおかけで、わたしたちは罪を赦される。
以下の質問について話し合うときに、次の画像を表示するとよいでしょう。
「十字架の刑」ハリー・アンダーソン画
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わたしたちがイエス・キリストの贖いの犠牲を思い起こし、主への感謝を感じるうえで助けとなるものは何でしょうか。(話し合いの一環として、以下を思い出してもらうことが役に立つかもしれません。「動物のいけにえをささげるという戒めは、イエス・キリストの死によって終わりを告げました。今日の教会における聖餐の儀式は、救い主の贖いの犠牲を思い出させるものです。」〔『トピックと質問』「犠牲」の項、「福音ライブラリー」〕)
イエス・キリストについて、また主の贖いの犠牲が自分にとってどのような意味を持つかについて、生徒が振り返り、記録する時間を設けるとよいでしょう。これを行う備えとして、「主イエスの愛に」や「As Bread Is Broken」(「福音ライブラリー」)などの聖餐の賛美歌を歌ったり聴いたりするか、ビデオ「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった」(4:49)を見るとよいでしょう。
イエス・キリストについてのあなたの証を分かち合うか、数人の生徒に証を分かち合ってもらい、この課を終えましょう。ダリン・H・オークス管長の次の言葉を伝えてもよいでしょう。
「イエス・キリストは万人の罪の犠牲となるため、想像を絶する苦しみに耐えられました。至上の善すなわち清い雄の子羊の全きものが、最大の邪悪すなわち全世界の罪に対する犠牲としてささげられたのです。エライザ・R・スノーはそれを印象的にうたいました。
『尊き血流し
命捨てて、
罪なき犠牲にて
罪の世救う』
イエス・キリストの贖いであるその犠牲は、救いの計画の中心を成しています。」(「犠牲」『リアホナ』2012年5月号、19)
今日犠牲の律法に従うにはどうすればよいでしょうか
ホワイトボードの中央の目立つところに犠牲という言葉を書きます。その言葉を見たときにどのような考えや感情が思い浮かぶかを生徒に尋ねます。
生徒に、通常、天の御父のためにどれくらい進んで犠牲を払っているか考えてもらいます。今日研究するときに、生活の中で主の犠牲の律法を実践する取り組みにおいて役立つ真理を見つけるよう生徒を励まします。
レビ1章で、主はイスラエルの民に燔祭をささげるよう指示されたことを説明します。祭司たちは毎日これらのささげ物をささげました。ささげ物は、救い主の贖罪の象徴と見なすことができます。これらは、イスラエルの民の主への揺るぎない献身のしるしでした。
生徒に、管理ビショップリックのL・タッド・バッジビショップによる次の言葉の中から犠牲という言葉の意味を見つけてもらいます。
「現代の用法で、『犠牲』という言葉には、主と主の王国のために物事を『諦める』という概念が含まれるようになりました。しかし古代において、『犠牲』という言葉の意味は、ラテン語の『神聖な』または『聖なる』を意味するsacerと、『作る』を意味するfacereという二つの語源により深く結びついていました。そのため、古代の犠牲とは、『文字どおり物、あるいは人を聖なるものにすること』を意味しました。そのように見ると、犠牲とは、主のために物事を『諦める』という一つの出来事や儀礼的なものではなく、聖なる者となり、神を知るようになるための過程なのです。……
犠牲とは、『諦める』というよりは、むしろ主に『ささげる』ということです。」(「聖きを主にささげる」『リアホナ』2021年11月号、101)
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この言葉は、犠牲の目的について理解するうえでどのような助けになるでしょうか。(生徒は次のような真理を見つけるでしょう:主に犠牲をささげることは、わたしたちが聖くなり、さらに主に近づく助けとなる。)
以下の指示を掲示し、時間を十分に取って、生徒がこの学習活動を終えられるようにするとよいでしょう:
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レビ1:1-9を研究し、動物のいけにえの中で、今日主のために犠牲をささげることに関連づけることのできる側面を見つけてください。
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現代において犠牲の律法を実践する方法を理解するうえで助けとなる、そのほかの聖句や教会指導者の言葉を見つけてください。例としては、ローマ12:1-2;オムナイ1:26;3ニーファイ9:19-20などが挙げられます。
研究する時間を十分に取ってから、二人一組か少人数のグループになり、学んだことを分かち合ってもらいます。以下の質問について話し合うよう招くこともできます:
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イエス・キリストの生涯から、犠牲についてどのようなことが学べるでしょうか。(聖文から例を見つけて分かち合ってもよいでしょう。)
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天の御父とイエス・キリストのために進んで犠牲を払うことは、あなたが御二方のようになるうえで、どのような助けとなるでしょうか。
生徒に、主のために進んで犠牲を払ったときのことを考えてもらうとよいでしょう。発表したいと思う生徒数人に、自分の経験と、主がどのように祝福してくださったかを分かち合ってもらいます。
生徒に、生活の中で主の犠牲の律法にさらに完全に従うにはどうすればよいか考えてもらいましょう。時間を取って、自分の考えや霊的な印象を記録してもらいます。希望する何人かの生徒に、自分の考えをクラスに発表してもらってもよいでしょう。