聖文コース
創世1-2章;モーセ2-3章;アブラハム4-5章


「創世1-2章;モーセ2-3章;アブラハム4-5章」『旧約聖書 インスティテュート教師用手引き』

モーセに姿を現されるエホバ

「エホバにまみえるモーセ」ジョセフ・ブリッキー画

創世1-2章モーセ2-3章アブラハム4-5章

イエス・キリストは天の御父の指示の下、6つの期間で地球を創造され、7つ目の期間に休まれました。神はアダムとエバを御自身の形に創造されました。神は二人に、増えて地を満たすように命じられました。

そのほかのリソース

『聖文ヘルプ:旧約聖書』「創世1-2章;モーセ2-3章;アブラハム4-5章』」

注:コースの紹介」では、以下に続く標準的なレッスン要素の活用方法に関する指針が示されています。

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個人学習を促す

クラスの前に、以下のメッセージのうち一つまたは複数を、あるいはあなた自身が作ったメッセージを生徒に送るとよいでしょう:

  • 創造主としてのイエス・キリストの役割を考えるとき、わたしたちはイエス・キリストについて多くのことを学ぶことができます。創世1章モーセ2章アブラハム4章に記されている創造に関する記述の一つを研究してください。イエス・キリストについて学んだことをリストにするとよいでしょう。

  • 創世1:26-27モーセ2:26-27アブラハム4:26-27を研究するとき、「わたしたちは神の形に創造された」とはどういう意味かを深く考えてください。この真理を知ることであなたにどのような影響がありますか。

  • 今日、多くの影響を与えるものによって、結婚と家族の重要性が最小限に抑えられています。モーセ2:27-283:18-24を研究するとき、結婚と家族が天の御父の救いの計画において中心的な役割を果たす理由について考えてください。

話し合いアイコン
質問し、分かち合う

創世1-2章モーセ2-3章アブラハム4-5章に関して、生徒が質問したり、個人的に学習して見つけた洞察や真理を分かち合ったりする時間を設けてください。

スキルトレーニングアイコン
スキルトレーニング

創世1章モーセ2章アブラハム4章は、『聖文研究のスキル』の「聖文と「福音ライブラリー」を調べる」スキルを使うのに役立つかもしれません。

学習活動のオプションアイコン
学習活動のオプション

あなたと生徒のために、複数の学習活動が用意されています。あなたのクラスにとって最も意義深いと思われる選択肢を一つ以上、祈りをもって選んでください。

教え方と学び方を改善する

学習者の必要に関する霊的な印象にこたえる。主は生徒の必要を御存じです。あなたが教える人々のために祈り、霊的に準備するとき、主はあなたに霊的な印象を与えて、生徒を助ける最善の方法が分かるよう助けてくださいます。聖霊は、「あなたがたがなすべきことをすべてあなたがたに示される」(2ニーファイ32:5)ことを信頼してください。

創世1章モーセ2章アブラハム4章

創造を理解することは、創造主に対する気持ちにどのような影響があるだろうか

生徒が教室に入って来るとき、美しい風景やそのほかの神の創造物の写真を見るとよいでしょう。また生徒に、自分にとって意義深い神の創造物の写真や説明を、二人一組で分かち合ってもらうのもよいでしょう。

海の夕日
秋のグランドティトン国立公園の風景

創造について研究することで、地球を創造されたイエス・キリストと、御自身の形に男女を創造された父なる神に対する愛と尊敬の念を深めることができることを指摘します。次のような表を掲示して、生徒に自分の表のコピーを作ってもらうとよいでしょう。生徒に創世1章モーセ2章、またはアブラハム4章を研究してもらい、表の各列に記入できる様々な回答を探してもらいます。(生徒が抱く創造についての疑問を解決するために、『聖文ヘルプ:旧約聖書』の「これらの章に関連する項目」を研究するよう勧めるとよいでしょう。)

創造主について学んだことや感じたこと

神の創造物について学んだことや感じたこと

創造主について学んだことや感じたこと

神の創造物について学んだことや感じたこと

次に、クラスを二人一組または少人数のグループに分けます。生徒に、幾つかの答えを互いに分かち合ってもらいます。生徒に自分の洞察をクラスで発表してもらってもよいでしょう。(生徒が自分の言葉で話す真理には、次のようなものがあるかもしれません:天の御父の指示の下、イエス・キリストは地球を創造された。創造には先見の明と秩序があった。わたしたちは神の形に創造された。神は御自分の創造物を非常に良いものであると宣言された。

  • これらの真理を覚えておくと、神、イエス・キリスト、および神のすべての創造物に対するあなたの気持ちにどのような影響があるでしょうか。

創造主としてのイエス・キリストの役割に対する理解と感謝を深めてくれる聖句を、生徒に見つけてもらうとよいでしょう。聖句を見つけるには、「「福音ライブラリー」」の学習ツールを使うとよいでしょう(『聖文研究のスキル』の「聖文と「福音ライブラリー」を調べる」を参照)。以下の聖句を幾つか研究するよう提案するのもよいでしょう:

十分な時間を取った後、二人一組、少人数のグループ、またはクラス全体で、学んだことを分かち合ってもらうとよいでしょう。次のような質問について尋ねてみるのもよいかもしれません:

  • 創造主としての救い主の役割は、救い主とその能力について理解するうえでどのような助けになりますか。

  • 救い主の動機、主の愛、あなたを助ける主の力について、どのようなことを学び、感じたことがありますか。

ビデオ「We Lived with God(わたしたちは神とともに住んでいました)」(4:00)を見て、生徒にイエス・キリストに対する自分の気持ちを振り返ってもらうとよいでしょう。また、聖霊から受けた感情や印象を書き留めてもらってもよいでしょう。

4:0

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創世1:26-27モーセ2:26-27アブラハム4:26-27

自分が神の形に創造されたと覚えることは、なぜ大切なのだろうか

生徒に、人体の一側面について驚いたことを深く考え、話し合ってもらいます。

2:46

以下のような質問について、一緒に話し合ってもらうとよいでしょう:

  • 人体とその多くの機能について考えるとき、神についてどのような考えや感情を抱きますか。

生徒たちに創世1:26-27モーセ2:26-27;またはアブラハム4:26-27とともに「家族—世界への宣言」の次の言葉を研究してもらいます。それらの教えが、被造物の重要性について何を明らかにしているかを考えるよう励まします。

「すべての人は、男性も女性も、神の形に創造されています。人は皆、天の両親から愛されている霊の息子、娘です。したがって、人は皆、神の属性と神聖な行く末とを受け継いでいます。」(「家族—世界への宣言」「福音ライブラリー」)

  • これらの教えは、あなた自身について理解するのにどのように役立つでしょうか。(生徒は次のような真理を見つけるでしょう:わたしたちは神の形に創造されたので、神の属性と神聖な行く末を受け継いでいる。

生徒が自分の神の属性と神聖な行く末の重要性をよりよく理解できるよう、「わたしたちの属性と行く末」という表題の配付資料を配ります。生徒に、グループで話し合ってもらいます。その後、生徒に自分の洞察をクラスで発表してもらうとよいでしょう。

配付資料「わたしたちの属性と行く末」

数人の生徒に、自分の神の属性と神聖な行く末について知ることでどのような影響があったかを分かち合ってもらうとよいでしょう。ピーター・M・ジョンソン長老が神の子であることを知ったとき、彼の人生がどのように変わったかに焦点を当てるよう生徒を促します。

17:34

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モーセ2:27-383:18-24

結婚と家族が天の御父の救いの計画において中心を成すのはなぜだろうか

家族—世界への宣言」の中の次の言葉を、以下のシナリオとともに分かち合うとよいでしょう。(このシナリオは、生徒により当てはまるよう、詳細を調整してもかまいません。)

「わたしたち、末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会と十二使徒評議会は、男女の間の結婚は神によって定められたものであり、家族は神の子供たちの永遠の行く末に対する創造主の計画の中心を成すものであることを、厳粛に宣言します。」(「家族—世界への宣言」「福音ライブラリー」)

ギデオンは、教会や福音のそのほかの場で、結婚と家族の重要性について多くのメッセージを聞きます。最初は気になりませんでしたが、年齢を重ねるにつれて、あまりに多くのことを聞くのにうんざりし始めていました。彼は自分が結婚したり、子供を産んだりするのをほんとうに想像できません。ギデオンは教会で家族が天の御父の救いの計画における中心であるというメッセージを聞くと、それが自分にとってどのような意味があるのか知りたいと思います。

  • 彼が結婚して子供を授かることに抵抗を感じる理由には、どのようなものがあるでしょうか。

生徒に、自分が結婚や家族について抱くかもしれない疑問について考えてもらいます。創造の後に天の御父がなさったことは、天の御父の計画における結婚と家族の中心的な役割をさらに理解する助けとなることを説明します。研究しながら、疑問に対する助けとして聖霊に導きを求めるよう生徒を励まします。

モーセ2:27-283:18-24教義と聖約49:15-17を一緒に研究します。天の御父の救いの計画における結婚と家族の中心的な役割を示す真理を生徒が見つけられるよう励まします。(生徒は、モーセ2-3章の聖句をよりよく理解するために『聖文ヘルプ:旧約聖書』を使ってもよいでしょう。)

生徒に、研究から結婚と家族について学んだ真理を幾つか分かち合ってもらいます。これらの真理をホワイトボードに書くとよいでしょう。生徒が自分の言葉で話す真理には、次のようなものがあるかもしれません:

  • 神は夫と妻に子供を持つように命じられたモーセ2:28)。

  • 夫と妻は一つとなり、対等のパートナーとして行動する必要があるモーセ3:18、24)。

  • 男女の間の結婚は、神によって定められたものである教義と聖約49:15)。

  • 地球は神の子供たちが家族の中に生まれ、ともに進歩する場所を提供するために創造された教義と聖約49:16-17)。

これらの真理に関する話し合いの一部として、ビデオ「結婚のルネッサンス」(2:38)を見るとよいでしょう。

2:35
2:38

次のような質問をするのもよいでしょう:

  • 天の御父の計画における結婚と家族の中心的な役割を覚えておくことは、あなたの選択にどのような影響を与えるでしょうか。

  • 結婚と家族に関する天の御父の標準に従うことは、さらに御父のようになるうえでどのような助けになると思いますか。

様々な理由により、多くの人が理想的な結婚生活や家庭環境を経験していないことを認識してください。これは、悲しみ、いら立ち、混乱、または心配を引き起こす可能性があります。これらの懸念に対処できるように、以下のような質問をするとよいでしょう:

  • 結婚や家族に関して前向きな経験をしていない人に、どのようなことを分かち合うことができますか。(必要に応じて、D・トッド・クリストファーソン長老の次の言葉を引用するとよいでしょう。)

D・トッド・クリストファーソン長老

「結婚と家族に関連する基本的な真理を宣言したからといって、理想とは異なる現状に置かれた皆さんの犠牲や成功を見過ごしにしたり、軽視したりしているわけではありません。皆さんの中には、ふさわしい相手がいないこと、同性に引かれる性質、身体的や精神的な障がい、単に失敗に対する恐れ(恐れは一時的であっても信仰を曇らせる)などの理由で、結婚の祝福にあずかることのできていない人もいるでしょう。あるいは結婚したけれども、結婚生活が終わりを迎え、二人一緒でも大変なことを一人でこなさなければならない状況に置かれている人もいるでしょう。また、結婚した皆さんの中でも、心の底から望み、神にすがり、祈り求めたにもかかわらず、子供に恵まれない人もいるでしょう。

たとえそうであっても、すべての人には賜物があります。すべての人には才能があり、それぞれの世代にあって、だれもが神の計画を進めるうえで貢献することができるのです。多くの良いもの、なくてはならないもの―ときには、現在必要なすべてさえ―理想的とは言えない境遇において達成できるのです。ですから皆さんの多くは自分にできる最善を尽くしていると思います。現世で最も重い荷を背負っていても、子供たちを昇栄に導くという神の計画を擁護してください。わたしたちはそのような人をいつでも支える覚悟でいます。イエス・キリストの贖罪は、イエス・キリストを頼るすべての人々の喪失や損失を予測し、最終的に、それらすべてを補うために成し遂げられたことを、確信をもって証します。御父が子供たちのために準備しておられるすべてのうちの一部にしかあずかれない運命にある人はだれ一人としていないのです。」(「なぜ結婚、なぜ家族か」『リアホナ』2015年5月号、52)

生徒たちが研究した真理に従ってどのように行動できるか、深く考えてもらいます。天の御父からの霊感を求めたり、聖霊からすでに受けた霊的な印象を書き留めたりするように生徒を励まします。天の御父の救いの計画における家族の中心的な役割について証します。

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