スキルの練習8
意識的に行う深呼吸
伝道中や日々の生活の中で、ストレスの多い状況が生じるのはよくあることです。意識的な深呼吸は、ストレスを軽減し、幸福感を生み出すために使用できるテクニックです。
ディスカッションリーダー:「定義する」と「実演する」のセクションは、簡潔に行うように努め、学習者が練習に十分な時間を取れるようにします。
定義する
ディスカッションリーダー:ストレスがわたしたちに与える良い影響と悪い影響について、学習者に話してもらいます。必要に応じて、次の説明を紹介するとよいでしょう。
ストレスを経験することは、わたしたちに能力を伸ばし、成長し、強さを求めて神に頼る機会を与えてくれます。しかし、強いストレスを感じたり、長期間にわたってストレスにさらされたりすると、身体や情緒に問題を引き起こす可能性があります。
ディスカッションリーダー:教義と聖約101:16にある主の勧告を一緒に読んで、話し合います。宣教師として直面するかもしれない状況を含め、ストレスの多い状況にこの勧告がどのように当てはまるか、参加者に尋ねます。以下を提示して、意識的に深呼吸するスキルを紹介するとよいでしょう。
ストレスの悪影響に対処する前向きな方法の1つは、意識的に深呼吸することです。意識的に深呼吸をすると、心と体を落ち着かせることができます。また、集中力を高め、感情をコントロールし、記憶力を高め、御霊の促しをより受け入れやすくします。
実演する
ディスカッションリーダー:以下に挙げる、2種類の深呼吸エクササイズを実演することができます。
オプション1:ボックス・ブリージング
椅子に座り、くつろぎます。背中が支えられ、足がしっかりと床についていることを確認します。目は開けていても閉じていても構いません。
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ステップ1:鼻から息を吸い込み、ゆっくりと5つ数え、肺を空気で満たす。
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ステップ2:5秒間息を止める。5秒間、息を吐かないでください。
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ステップ3:口から5秒間ゆっくりと息を吐く。
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ステップ4:5秒間息を止める。
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ステップ5:リラックスできるまで、ステップ1から4を繰り返す。
ディスカッションリーダー:次の図を見せ、学習者がこの呼吸法をよく理解できるように助けます。
オプション2:『宣教師の生活に適応する』にある呼吸法
ディスカッションリーダー:学習者が「福音ライブラリー」の『宣教師の生活に適応する』を開くことができるように助けます(「福音ライブラリー」>「手引きと召し」>「伝道部の召し」>「宣教師の生活に適応する」)。
『宣教師の生活に適応する』(18ページ)の「ストレスに対処するための一般的な原則」のセクションにある「呼吸体操」を見つけます。この活動で説明されている3つのステップに従ってください。
練習する
ディスカッションリーダー:呼吸法の一つまたは両方を実演した後、練習する時間を取ります。呼吸法を行う前と後に、自分の感じるストレスや不安を1から5の段階で評価してもらい、違いに気づくかどうか確認してもらうとよいでしょう。
応用する
ディスカッションリーダー:学習者がこのスキルを応用できるように、以下の招きを行います。
毎日数分間、あるいはストレスを感じたときにはいつでも、意識的な呼吸を実践しましょう。実践するときは、自分の気持ちの変化に注意してください。生活の中でストレスの多い状況に対処できるように、天の御父に助けを祈り求めてください。