福音コース
レッスン12:宣教師の生活に適応する


レッスン12

宣教師の生活に適応する

未舗装の道路にいる宣教師たち

宣教師になるための備えには、伝道活動における肉体的、霊的、情緒的、精神的な要求にこたえられるよう備えることが含まれます。『宣教師の生活に適応する』は、宣教師と伝道の準備をしている人がそのような問題に対処する際に役立てることができます。また、わたしたちが主の力を受け、伝道活動に喜びを見いだす助けとなる指針を与えてくれます。

振り返り、フォローアップする

ディスカッションリーダー:学習者に、このクラスで学んでいることを応用するために最近努力したことについて考えてもらいます。二人一組になって、どのような努力をしたか相手に伝えてください。または、クラスで発表してもらってもよいでしょう。

学習活動のオプション

ディスカッションリーダー:どの学習オプションが最もあなたのクラスのためになるか、よく祈って選んでください。練習したり応用したりする時間が十分残るようにしてください。

注:このレッスンのテーマに関連するスキルの練習は幾つもあります。このレッスンの学習活動を教えるのと同じ時間に、次のうち一つを行うといいかもしれません。「あらゆる人と話す」「自分をふがいなく思う気持ちに対処する」「意識的に行う深呼吸」「健全な思考パターンを身につける

オプションA:宣教師の生活に適応するためにどのようなことが役立つでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:クラスの参加者に、新しい状況に適応しなければならなかったときのことを考えてもらいます。例えば、新しい家への引っ越し、教会への加入、転校、新しい出会い、新しい仕事の開始などです。そのときどう感じたか、分かち合ってもらいます。以下のような質問がこの話し合いに役立つかもしれません。

  • その変化についてどのような点が煩わしく感じましたか。

  • どのような点がうれしかったですか。

  • 新しい環境に適応するうえで、どのようなことが助けになりましたか。

ディスカッションリーダー:専任宣教師の写真を1枚以上見せます。以下のような写真です。専任宣教師になることについて楽しみにしていることと、大変だろうと思っていることを、学習者に分かち合ってもらいます。

伝道する長老たち
ほほえむ姉妹たち
レッスンを教える長老たち

ディスカッションリーダー:この学習活動で、クラスの参加者は『宣教師の生活に適応する』というリソースのことがよく分かるようになることを説明します。『宣教師の生活に適応する』が「福音ライブラリー」のどこにあるのかを学習者に理解してもらいます(「福音ライブラリー」>「手引きと召し」>「伝道の召し」>『宣教師の生活に適応する』)。以下の指示を伝えて、このリソースを紹介します。

『宣教師の生活に適応する』の「ストレスを理解する」の項(3ページ)にある「ストレスは人生に付き物である」を読みます。この小冊子の目的を見つけてください。

  • このリソースは、あなたの現在と将来にとって、どのような助けになると思いますか。

練習する

ディスカッションリーダー:以下の活動を行うことで、クラスの参加者は個々の活動を通して『宣教師の生活に適応する』のことがよく分かるようになります。また、このリソースを活用する準備ができ、このリソースをさらに研究しようという気持ちになることができます。

これらの指示を表示し、10-15分ほど時間を取って活動を行ってもらいます。

  1. 『宣教師の生活に適応する』の「自己評価記録」(11ページ)を読んでください。

  2. 自己評価から、さらによく学びたいと思うカテゴリー(一般的肉体的情緒的社会的知的霊的)を一つ選んでください。

  3. 選んだカテゴリーに関連する項を、『宣教師の生活に適応する』の中から見つけてください。その項の中で、自分に最も関係のある部分を研究してください。あなたの現在の状況に役立つ教えを探し、印を付けるといいかもしれません。

ディスカッションリーダー:クラスの参加者が学習を終えたら、学んだことを二人一組か少人数のグループで分かち合ってもらいます。以下の質問を見せて、二人一組かグループで話し合ってもらうとよいでしょう。

  • どのような提案や教えが最も役に立つと思いましたか。

  • 現在の生活および将来宣教師になったときの生活に適応するために主がどのように助けてくださることが分かりましたか。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • この学習活動で学習し始めた『宣教師の生活に適応する』の項を学習し続けます。あなたの生活に取り入れることのできる提案を見つけてください。

  • 『宣教師の生活に適応する』のほかの部分を学習する計画を立てます。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

オプションB:専任宣教師になるとはどういうことでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:以下の質問に対するクラスの参加者の答えをホワイトボードに書くといいかもしれません。

  • 専任宣教師になるとはどういうことかについて、何を知りたいと思いますか。

  • 宣教師はイエス・キリストを信じる信仰をどのように働かせる必要がありますか。

  • 宣教師としての生活に備えるために、今あなたには何ができるでしょうか。

ディスカッションリーダー:話し合いの中で、デビッド・A・ベドナー長老の次の言葉について話し合うとよいでしょう。

デビッド・A・ベドナー長老

「奉仕の召しに向けて行うまさに最も大切な準備は、伝道に出るずっと以前から宣教師になることです。」(「宣教師になる」『リアホナ』2005年11月号、45)

  • 伝道に出る前から宣教師になるとはどういう意味だと思いますか。

ディスカッションリーダー:この学習活動は、クラスの参加者が疑問の答えを見つけるのに役立つことを説明します。専任宣教師の奉仕がどのようなものかを学習者がよく理解できるよう、以下に挙げる中から一つ以上のアイデアを使ってください。

あなたが選んだ活動を参加者が行ったら、学んだことについて話し合う機会を設けます。次のような質問をしましょう。

  • 宣教師になろうと努力しているあなたを、主はどのように祝福してくださっていますか。

練習する

ディスカッションリーダー:伝道に出る前に学習者に「宣教師になって」もらう方法の一つは、ほかの人を教える練習をする機会を与えることです。クラスの参加者に、『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第3章のレッスン123を開いてもらいます。教えるレッスンの「土台となる教義」の項から一つのテーマについて研究し、それについて教える準備をしてもらいます。(この学習活動をさせるためのセッティングについては、本コース資料のレッスン6:「教える練習」を読んでアイデアを探してください。)

学習者に準備する時間を十分に取ってから、クラスのほかの人を教える練習をしてもらいます。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • 伝道に出る前に「宣教師になる」ためにしようと思うことを書きます。

  • 地元の専任宣教師の、レッスンやその他の伝道活動に参加する機会があるかどうか確認します。

  • 伝道に出たことのある知り合いと話します。伝道活動について、その人に質問してください。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

オプションC:伝道に出るために、今どのような霊的な備えができるでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:M・ラッセル・バラード会長が述べた次の言葉を読んで、話し合ってください。話し合いの中でビデオ「線の内側にとどまる」(5:10、ChurchofJesusChrist.org)を見るとよいでしょう。

M・ラッセル・バラード会長

「今必要なのは、教会史上最高の宣教師となる人々です。必要なのは、ふさわしい、資格を満たした、霊的な力にあふれる宣教師です。……ただ単に働き人を補充するためではなく、皆さんの全身全霊を必要としているのです。生き生きとして、思考力があり、情熱のある宣教師、聖なる御霊のささやきに耳を傾け、それに応える方法を知っている人が必要です。……主イエス・キリストの使徒として、皆さんに今すぐに、今晩から始めるよう求めます。十分に、そして完全にふさわしくなってください。」(「最高の宣教師を輩出する時代に生きる若者たち」『リアホナ』2002年11月号、47)

  • この言葉で心に残ったのはどのようなことですか。

  • 伝道活動において霊的な備えとふさわしさが大切なのはなぜだと思いますか。

ディスカッションリーダー:話し合いの中で、教義と聖約11:21アルマ17:2-3を一緒に研究するとよいでしょう。また、救い主が御自身の教導の業のためにどのような霊的な備えをされたかを示す例を探してもらってもよいでしょう(例えば、マタイ4:2マルコ1:35ヨハネ8:28)。

  • 宣教師として奉仕するためにあなたに今できる準備には、具体的にどのようなものがあるでしょうか。

ディスカッションリーダー:この質問の答えを各自で書き出してもらいます。書き出した中から一つか二つを二人一組になった相手に伝えてもらうとよいでしょう。あまりにも個人的な経験については話すべきではないことを指摘してください。

練習する

ディスカッションリーダー:宣教師候補者は伝道に出る前に、ビショップとステーク会長から面接を受け、奉仕するふさわしさと準備の程度を判断されることを説明します。

クラスの参加者に、「面接の質問」(『リアホナ』2018年8月号、53-54)という記事を見つけて、載っている面接の質問を見てもらいます。または、これらの質問を資料として配付できるよう準備しておいてもよいでしょう。以下の指示を見せるといいかもしれません。

時間を取って、宣教師として伝道に出るときの面接の質問を一つ一つ黙読してください。質問を読み終えたら、自分はどこがよくできていてどこを改善した方がいいか考えます。

ディスカッションリーダー:時間を取って学習者に面接の質問を読んでもらってから、以下の質問について話し合うとよいかもしれません。

  • これらの面接の質問を読んでよく考えることは、伝道の備えにどう役立つでしょうか。

  • これらの質問に答える際に、自分自身と神権指導者に対して完全に正直でいることが大切なのは、なぜでしょうか。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • 伝道に出るための霊的な備えとしてさらに何をするか決めます。

  • 祝福師の祝福をまだ受けていなければ、いつ受けるのがよいか、よく祈って考えます。

  • 神殿・家族歴史活動を行います。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

次回

ディスカッションリーダー:次回レッスン13を教える準備ができていれば、クラスの参加者に、このコースを始めて以来、伝道に出る準備はどのくらい進んでいるか考えてもらうとよいかもしれません。また、リマインダーを送ってもよいでしょう。