福音コース
レッスン1:わたしたちは人々をキリストのもとへ来るよう招く


レッスン1

わたしたちは人々をキリストのもとへ来るよう招く

ほほえんでいる救い主

伝道活動はすべて、イエス・キリストに焦点を当てています。実際、宣教師の本質的な目的は、「人々が回復された福音を受け入れられるよう助けることによって、彼らがキリストのもとへ来るよう招く」ことです(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』1参照)。イエス・キリストは御自分に従う人々に、福音のメッセージをすべての人に分かち合うよう招いておられます。「救い主と主の贖いに対する理解と証が強まるにつれて、福音を分かち合いたいという望みは増すでしょう。」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』2

ようこそ!

ディスカッションリーダー:クラスの参加者の中には、新しいクラスを始めることや、新しい人と出会うことに不安を感じている人がいるかもしれません。ヨハネ13:34-35を一緒に読み、救い主がどのように人々を愛されたか、クラスの参加者に発表してもらうとよいでしょう。以下の質問をするといいかもしれません。

  • このクラスの参加者は、人を愛するという救い主の模範をどのような形で実践することができるでしょうか。

  • 知らない人や自分とは異なっていると感じる人に対し、救い主はどのように接することを望んでおられると思いますか。

ディスカッションリーダー:以下の活動は、学習者が互いに知り合い、帰属意識を生み出すのに役立ちます。指示を見せ、クラスの参加者がお互いに話し合う時間を取ります。また、この機会を利用して、「温かく、親しみやすく、信頼できる」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』166)対応で人々と接することは、福音を分かち合ううえで重要なことの一つだと説明してもいいかもしれません。

これから数分時間を取って、クラスで3、4人の初対面の人と話しましょう。会話のきっかけを作るためのヒントを幾つか挙げます。

  • 名前を教え合う。

  • 興味、才能、学校、仕事、趣味について尋ねる。

  • 最近の休暇は何をして過ごしたか、どのような試練やチャレンジに取り組んだことがあるか、楽しみにしていることは何か、尋ねる。

学習活動の提案

イエス・キリストのもとに来るよう人を助けることはなぜ大切なのだろうか

学習する

ディスカッションリーダー:次の画像を見せ、絵に描かれている話について知っていることをクラスの参加者に発表してもらいます。その後、次の指示を見せます。

マタイ28:18-20を研究して、この場面で救い主が使徒たちに教えられたことを見つけてください。

  • 救い主が御自分に従う者たちに、福音を人と分かち合うようにと招かれるのはなぜだと思いますか。

十二使徒をお教えになるイエス

ディスカッションリーダー:福音を分かち合うようにというイエス・キリストが使徒たちに与えられた指示は、主に従う今の時代の人たちにも当てはまることを説明します。

次の指示を見せて、クラスの参加者が自分で幾つかの聖句を研究する時間を取ります。さらに、ラッセル・M・ネルソン大管長のメッセージ「平和の福音を宣べ伝える」(『リアホナ』2022年5月号、6-7)または「預言者の呼びかけ:伝道活動の喜びを経験する」(2:12;「福音ライブラリー」)を一緒に研究してもよいでしよう。

以下の聖句を幾つか研究して、人がイエス・キリストのもとに来るための助けになる、イエス・キリストについての真理を見つけてください。「福音ライブラリー」の学習ツールを使って、ほかの聖句や教会指導者の言葉を見つけても結構です。

ディスカッションリーダー:クラスを少人数のグループに分け、次の質問の答えを各グループで分かち合ってもらいます。

  • イエス・キリストとその福音についてどのような真理を学びましたか。

  • 学んだ真理から、あなたはどのような影響を受けましたか。

  • その真理は、あなたがイエス・キリストについて人に教える際にどのように助けとなりますか。

ディスカッションリーダー:各グループの話し合いが済んだら、見つけた真理をクラスのほかの人と分かち合ってもらいます。学習者が自分の言葉で話す真理には、次のようなものがあるかもしれません。

  • キリストのもとに来ると、キリストは重荷を軽くしてくださるマタイ11:28-30参照)。

  • イエス・キリストは天の御父のもとに帰る道であるヨハネ14:6参照)。

  • わたしたちはイエス・キリストの功徳と憐れみと恵みによって救われる2ニーファイ2:6-8参照)。

  • 救い主の模範に従って最後まで堪え忍ぶならば天の御父とともに永遠の命を受ける2ニーファイ31:17-21参照)。

  • 悔い改めてイエス・キリストのもとに来て、バプテスマを受けるなら、わたしたちは聖霊によって聖められ、終わりの日にキリストの前に染みのない状態で立つことができるようになる3ニーファイ27:20-22参照)。

  • 人の価値は神の目に大いなるものなので、わたしたちが悔い改めるときに神は喜ばれる教義と聖約18:10-16参照)。

練習する

ディスカッションリーダー:イエス・キリストが大切な御方だということを教える練習をする機会を、学習者に与えてください。これを行う方法として、例えば、次の場面と指示を見せるといいかもしれません。十分な時間を取って、対応の仕方をクラスの参加者に考えてもらいます。ほかにもヒントが必要であれば、「イエス・キリストの贖罪」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』48)という見出しの下の項目を見るようクラスの参加者に伝えます。

教会員ではないけれども、あなたの信仰に興味を持っている友人がいると仮定してください。ある会話の中で、その友人はこう言います。「イエスがあなたにとって大切な存在だということが分かるよ。なぜそんなに大切なの?」

友人への返答として、以下の内容を含むものを考えてください。

  1. 人々にとってイエス・キリストが必要であることについての簡潔な説明

  2. 関連聖句

  3. あなたの証

ディスカッションリーダー:クラスを二人一組に分け、自分で考えた答えを相手に伝えてもらいます。それができたら、学習者に自分の答えを各自で評価し、どこを修正したいか考えてもらうとよいでしょう。次に、別の人と組んでもらって、修正を加えた答えをもう一度伝えてもらいます。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返って目標を立ててもらいます。彼らの助けとなるよう、次の項目を見せてもよいでしょう。

今日学んだことに関連した目標を立てましょう。次のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • 個人の聖文研究の時間に、イエス・キリストとキリストの贖罪についてよく理解するのに役立つ聖句に印をつける。

  • イエス・キリストとその贖罪についてのあなたの証を、直接、携帯メールまたはオンラインでだれかに伝える。

  • 今日ここにいない友人に、一緒にこのクラスに出席するよう招く。

わたしの目標

  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:時間を取って、コースの期間中に目標を分かち合えるクラスメートや仲間のグループを学習者に選んでもらうとよいでしょう。次回のクラスまでに、目標を忘れないように助け合う方法を考えるようグループに伝えるとよいでしょう。次のクラスの前に、学習者にリマインダーを送ってもよいでしょう。

次回

ディスカッションリーダー:次のクラスでレッスン2を教えることができそうであれば、クラスの備えとして『わたしの福音を宣べ伝えなさい』に目を通しておくようクラスの参加者を招いてもいいかもしれません。また、リマインダーを送ってもよいでしょう。