レッスン7
バプテスマと確認への招き
『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第3章
救い主は、責任を負うことのできるすべての人々に、悔い改め、バプテスマを受け、聖霊の賜物を受けるよう命じられました。「バプテスマの聖約を守ることは、聖霊に清めていただき、強めていただき、性質をより良いものに変えていただけるように、わたしたち自身を神と結びつける最初の一歩です。」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい—イエス・キリストの福音を分かち合うためのガイド』28)バプテスマと確認を受けるよう勧めることは、人々がイエス・キリストのもとに来るのを助けるという宣教師の目的を果たす重要な方法です。
振り返り、フォローアップする
ディスカッションリーダー:学習者に、このクラスで学んでいることを応用するために最近努力したことについて考えてもらいます。二人一組になって、どのような努力をしたか相手に伝えてください。または、クラスで発表してもらってもよいでしょう。
学習活動のオプション
ディスカッションリーダー:どの学習オプションが最もあなたのクラスのためになるか、よく祈って選んでください。練習したり応用したりする時間が十分残るようにしてください。
オプションA:バプテスマと確認はなぜ大切なのでしょうか
学習する
ディスカッションリーダー:バプテスマを受けている人の写真を見せるといいかもしれません。学習者に、次の質問について二人一組で話し合ってもらいます。
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あなたは自分がバプテスマと確認を受けたときのことについて、どのようなことを覚えていますか。
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バプテスマと確認を受ける決意をしたことで、主はこれまでどのような方法であなたを祝福してこられましたか。
ディスカッションリーダー:バプテスマと確認の儀式を通してキリストのもとに来るよう人々を招くことは、宣教師がその目的を果たすための大切な方法であることを、学習者に思い出してもらいます。宣教師の目的をクラスで一緒に暗唱して復習するといいかもしれません(「宣教師の目的を果たす」『わたしの福音を宣べ伝えなさい』1参照)
次の学習活動は、バプテスマと確認を受ける選択をする人々を救い主がどのように祝福してくださるか、学習者によりよく理解してもらうために役立てることができます。クラスの参加者に『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第3章の「バプテスマと確認への招き」(28-29ページ)を開いてもらいます。次に、以下の指示を見せます。
「土台となる教義」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』28)という見出しの下にある段落を、二つ以上の参照聖句とともに研究してください。バプテスマと確認の大切さについてよく理解するのに役立つ教えを見つけて印をつけるとよいでしょう。
ディスカッションリーダー:学習者が学習を終えたら、次の質問について話し合うとよいでしょう。
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バプテスマと確認を受けたいという気持ちにさせる言葉として、どのようなものが見つかりましたか。
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バプテスマと確認を受けることを選んだ人に神がどのような祝福を与えられることが分かりましたか。
ディスカッションリーダー:この質問について話し合う際、ラッセル・M・ネルソン大管長の次の言葉を分かち合ってもいいかもしれません。クラスの参加者に、このネルソン大管長の教えからほかにどのようなことが分かったか発表してもらいます。
「皆さんやわたしが神と聖約を交わすと、わたしたちと神との関係は、聖約の前よりもはるかに近づきます。今やわたしたちはともに結ばれているのです。わたしたちが神と交わしている聖約のゆえに、神は決してうむことなくわたしたちを助けてくださり、わたしたちに対する神の憐れみ深い忍耐が尽きることは決してありません。わたしたちは一人一人が、神の心に特別な場所を得ています。神はわたしたちに高い期待を持っておられます。」(「永遠の聖約」『リアホナ』2022年28月号、10)
ディスカッションリーダー:バプテスマと確認の祝福の例を学習者が理解できるように、ビデオ「How Sarah Found Happiness」(3:42、ChurchofJesusChrist.org)を見せるとよいでしょう。ビデオを見た後、バプテスマと確認を受ける決意をしたことによってサラの生活に訪れた祝福について、話し合うとよいでしょう。
練習する
ディスカッションリーダー:機会を設けて、バプテスマと確認について学んだことを説明する練習をクラスの参加者にしてもらいます。これを行う方法として、例えば、クラスの参加者に以下の質問に答えてもらうといいかもしれません。まず自分の答えを書き留めてから、二人一組または少人数のグループで分かち合ってもらうとよいでしょう。
バプテスマと確認の儀式をよく知らない友人と話していると仮定します。友人から、「どうしてバプテスマと確認を受ける必要があるの?」と聞かれました。どう答えますか。
目標を立てる
ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。
学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。
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バプテスマを受けて末日聖徒イエス・キリスト教会の会員に確認されたことによってどのような祝福を受けているかを書く。書いたことを身近な人に見せるか、断食証会で分かち合ってください。または、ソーシャルメディアに載せてもよいでしょう。
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バプテスマを受けたときに交わした聖約について深く考える。バプテスマの聖約をより完全に守ることができる方法を見つけてください。
わたしの目標
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わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。
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わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。
ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。
オプションB:バプテスマと確認を受けるようほかの人を招くにはどうすればよいでしょうか
学習する
ディスカッションリーダー:この学習活動を始めるに当たって、次の場面を紹介するといいかもしれません。
自分が宣教師であると仮定してください。あなたと同僚は翌日の予定を計画しています。あなたの同僚は、自分たちから教えを聞いている人たちの一人にバプテスマと確認を勧めるようにという促しを感じたと説明しています。今日の午後行う約束のレッスンのときにその勧めをしてくれないかと、あなたは同僚から言われました。バプテスマと確認を受けるようだれかに勧めるのは、今回が初めてです。
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あなたはこの勧めをすることにどれくらい自信がありますか。
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あなたはどのような疑問を感じるでしょうか。
ディスカッションリーダー:以下の学習活動は、学習者がバプテスマと確認の勧めを行う準備をするのに役立てることができます。『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第3章の「バプテスマと確認への招き」(28-29ページ)を開いてもらいます。次に、以下の指示を見せます。
「人々を招く」と「バプテスマを受けるように勧めるためのアイデア」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』28-29ページ)を研究します。バプテスマと確認を受けるよう人に勧めるうえで役立つ指針を探してください。特に心に残った言葉に印をつけるといいかもしれません。
ディスカッションリーダー:クラスの参加者に以下に挙げるような質問をして、分かったことについて話し合ってもらいます。
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どの指針や提案が最も役に立ちましたか。それはなぜですか。
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バプテスマを受けるよう人々を招くときに救い主の模範に焦点を当てるとよいのは、なぜだと思いますか。
練習する
ディスカッションリーダー:学習者に、だれかにバプテスマと確認を受けるよう勧める練習をする機会を設けます。どうやって勧めるのか例を見てもらうために、以下に挙げるようなことをするとよいでしょう。
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だれかにバプテスマと確認を受けるよう勧めるロールプレーを、クラスの参加者にしてもらう。「人々を招く」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』29)という見出しの下にある斜体文字の言葉を読むか、またはこのレッスンの最後にあるロールプレーの一つを行います。
ビデオやロールプレーから学んだことについて、クラスの参加者と話し合います。良かったと思う点、ほかにより良いやり方があったのではないかと思う点を出してください。その後、次の指示を伝えます。
以下に挙げることを行ってバプテスマと確認の勧めを行う言葉を書き、練習します。
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人にバプテスマと確認を受けるよう勧める方法を計画し、その計画を簡単に書く。計画を立てる際には、以下の指針に従うようにしてください。(1)具体的で回りくどくないものにする、(2)祝福を約束する、(3)証を分かち合う。
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組んだ相手に、書いた言葉を使って勧めを行う。次に交代して、勧めを受ける側になってください。
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二人一組で練習した後、招き方を修正する。
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別の人と組んでもう一度練習する。
目標を立てる
ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。
学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。
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バプテスマと確認に関するその他の聖句を研究する。次に、学んだことを家族や友達と分かち合います。
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イエス・キリストに近づいてほしい人のことを考える。その人にどのような方法で勧めるか決めてください。
わたしの目標
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わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。
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わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。
ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。
次回
ディスカッションリーダー:次回のクラスでレッスン8を教える準備ができていれば、予習として『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第4章を研究してくるようクラスの参加者に言ってもよいかもしれません。また、リマインダーを送ってもよいでしょう。
バプテスマと確認を受けるよう招く
ロールプレー1—イエス・キリストの模範に従う
ナレーター: サラは2か月前に大学に入学して以来、神との関係を築きたいと願っていました。そして最近、宣教師に会いました。最初の訪問で、エルナンデス姉妹とウィリアムズ姉妹は、イエス・キリストの福音の回復についてサラに教え、モルモン書を読んで祈るようにと招きました。今、宣教師たちはサラとまた会うことになっています。この二人の宣教師はサラにバプテスマを受けるよう招くべきだという導きを感じています。
エルナンデス姉妹:サラ、あなたは神様に従い、神様との関係を深めたいと話してくれました。イエス・キリストが神に従うべきどんな道を示してくださったか、聖書から一緒に読みましょう。
ウィリアムズ姉妹:マタイの3章には、イエスがバプテスマのヨハネのもとに来られたことが書かれています。サラ、マタイ3:13-17を読んでいただけますか?
サラ:〔マタイ3:13-17を声に出して読む。〕
エルナンデス姉妹:サラ、イエス様はすべての正しいことを成就するためにバプテスマを受けられました。それは、イエス様はバプテスマを受けるようにという戒めに従われたということです。バプテスマについて知っていることは何かありますか?
サラ:多くの人が受けているということは知っています。小さいころ行っていた教会で何人か、受けた人がいたのは覚えています。わたしの家族はだれもバプテスマを受けていません。それ以上はよく知らないです。
エルナンデス姉妹:サラ、ありがとうございます。では、バプテスマとは何なのか、もう少し説明しましょう。天の御父はわたしたちに、御自分のもとに帰ってともに暮らせるようになってほしいと思っておられます。神のもとに帰る道は、イエス・キリストを信じる信仰を働かせることから始まります。イエス・キリストを信じることは、生活を変え、罪を悔い改めることへとわたしたちを導きます。バプテスマは、この道で最初に交わす聖約です。バプテスマを受けると、わたしたちは救い主に近づき、喜びや赦し、希望を感じるようになります。また、バプテスマも儀式です。神権の権能によって執り行われる儀式なのです。
ウィリアムズ姉妹:バプテスマを受けるとき、わたしたちは神と聖約、つまり約束を交わします。また、いつも主を覚え、主の戒めを守ることを約束します。この聖約の一部として、神はわたしたちの罪を赦し、御霊によって祝福し、わたしたちが清められ、導かれ、慰められるようになると約束しておられます。
エルナンデス姉妹:サラ、イエス・キリストの模範に従って、この儀式を執り行うよう聖任された人からバプテスマを受けたいと思いますか。わたしたちはバプテスマを受ける準備ができるよう手伝います。7月29日までには受ける準備が整うと思います。この日にバプテスマを受けるよう、備えていただけますか。
サラ:はい。わたしが探していたのは、これだったような気がします。
ウィリアムズ姉妹:サラ、バプテスマを受けることであなたが受ける祝福を思うと、わたしたちはうれしくてたまりません。バプテスマを受けると、あなたの生活に大きな平安と力がもたらされます。バプテスマの準備に必要なことを、これからたくさんお教えします。
バプテスマと確認を受けるよう招く
ロールプレー2—キリストの教義を教える
ナレーター: アイザックは宣教師と初めて会っていますが、人生の目的や、どうすればもっと幸せになれるかについて、疑問がたくさんあります。宣教師は彼に天の御父の救いの計画について教えました。レッスン中、ブラウニング長老とシン長老はアイザックにバプテスマを受けるよう招くべきだという促しを感じます。
ブラウニング長老:アイザック、天の御父のもとに帰る道について話したいと思います。神はわたしたちが御自分のもとに帰ってともに暮らせるようになることを望んでおられ、イエス・キリストはそれを可能にしてくださいました。
シン長老:神のもとに帰る道は、イエス・キリストを信じることから始まります。イエス・キリストを信じる信仰を持つと、自分の生活を変えて主のようになりたいと、自然に思うようになります。主の教えに従い、罪を犯したときには悔い改めるようになります。信仰を持ち、悔い改めると、バプテスマと確認を受けることができるようになります。バプテスマについて知っていることを教えていただけますか?
アイザック:いろんな教会でバプテスマを見たことがありますが、それ以上のことはよく知りません。罪に関係していると思います。
ブラウニング長老:その通りです。バプテスマはわたしたち自身を神と結びつける最初の一歩であり、聖霊はわたしたちを清め、強くし、良い性格に変えてくださいます。またバプテスマは、神に従うという決意を表す方法でもあります。バプテスマを受けるとき、わたしたちは神に仕えて、神の戒めを守るという聖約を、神と交わします。わたしたちがこれを行うとき、神はわたしたちに御霊を注ぎ、わたしたちの罪を赦すと聖約されます。
シン長老:また、わたしたちも、バプテスマを受けるとき、進んでイエス・キリストの御名を受け、神の戒めを守り、神と人々に仕え、最後まで堪え忍ぶことを約束します。つまり、バプテスマはわたしたちの人生の新たなスタートなのです。もちろん、これからも課題はあるでしょうし、間違いを犯すこともあるでしょう。しかし、わたしたちは約束を守ろうとする努力を決してやめず、生涯を通してイエス・キリストに頼るのです。
ブラウニング長老:イエス・キリストの模範に従って、この儀式を執り行うように聖任された人からバプテスマを受けたいと思いますか。わたしたちはバプテスマを受ける準備ができるよう手伝います。7月29日までには受ける準備が整うと思います。この日にバプテスマを受けるよう、備えていただけますか。
アイザック:はい。聞いていて、わたしが探していたのはこれだったような気がします。
シン長老:アイザック、バプテスマを受けることであなたが受ける祝福を思うと、わたしたちはうれしくてたまりません。バプテスマを受けると、あなたの生活に大きな平安と力がもたらされます。バプテスマの準備に必要なことを、これからたくさんお教えします。