福音コース
レッスン8:御霊を求め、御霊に頼る


レッスン8

御霊を求め、御霊に頼る

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第4章

リアホナ

「聖霊の賜物は、神が御自分の子供たちに与えておられる賜物の中で最も大いなるものの一つです。」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい—イエス・キリストの福音を分かち合うためのガイド』101)御霊はイエス・キリストについて証し、福音が真実であることを証してくれます。人々は聖霊の力によってキリストに改心します。宣教師は、聖霊を求め、聖霊に頼るようにすることによって、教えを聞いてくれている人たちの生活に聖霊の影響が及ぶようにすることができます。

振り返り、フォローアップする

ディスカッションリーダー:学習者に、このクラスで学んでいることを応用するために最近努力したことについて考えてもらいます。二人一組になって、どのような努力をしたか相手に伝えてください。または、クラスで発表してもらってもよいでしょう。

学習活動のオプション

ディスカッションリーダー:どの学習オプションが最もあなたのクラスのためになるか、よく祈って選んでください。練習したり応用したりする時間が十分残るようにしてください。

オプションA:聖霊は伝道活動でどのような役割を果たされるのでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:この学習活動の最初に、預言者ジョセフ・スミスの次の言葉について話し合うとよいかもしれません。

預言者ジョセフ・スミス

「すべての人は聖霊の力と影響力によって福音を宣べ伝えなければなりません。だれも聖霊を受けないまま福音を宣べ伝えることはできません。」(『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』332

  • イエス・キリストの福音を宣べ伝える際に聖霊がそれほど重要な役割を果たされるのはなぜだと思いますか。

ディスカッションリーダー:『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の第4章を学習者に開いてもらいます。この章では、伝道活動と個人の生活の両方において、聖霊がどのように助けを与える力を持っておられるかが述べられていることを説明します。クラスの参加者にこの章の学習に取りかかってもらうために、以下の指示を伝えます。

  1. 聖霊の導きを求める」と「改宗における御霊の力」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』101、103-104)の項目を研究してください。

  2. 聖文研究」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』104)の欄にある聖句から二つ以上選んで、研究してください。

  3. 学んだことに基づいて、以下の問いの答えを分かち合えるよう準備してください。

    • 救い主の福音を宣べ伝える際に、わたしは聖霊からどのような助けを頂くことができるか。

    • 聖霊は人々がキリストのもとに来るのを助けるうえでどのような役割を果たされるか。

    • イエス・キリストの福音を分かち合うときに御霊を招くために、わたしには何ができるか。

ディスカッションリーダー:時間が許せば、ビデオ「改宗において聖霊が果たされる役割」(ChurchofJesusChrist.org;タイムコード0:00-4:05を見る)を見せてもよいでしょう。この3つの問いについて、クラスの参加者に別の答えを見つけてもらうこともできます。

練習する

ディスカッションリーダー:時間を取って、先ほどの学習活動から学んだことを参加者に二人一組か少人数のグループで教え合ってもらいます。教え合う際の指針として、以下の指示を見せてもいいかもしれません。

  1. 先ほどの学習活動であなたが見つけた3つの問いの答えを教え合う。

    1. 救い主の福音を宣べ伝える際に、わたしは聖霊からどのような助けを頂くことができるか。

    2. 聖霊は人々がキリストのもとに来るのを助けるうえでどのような役割を果たされるか。

    3. イエス・キリストの福音を分かち合うときに御霊を招くために、わたしには何ができるか。

  2. 見つけた聖句を一つ分かち合う。その聖句が先ほど話し合った3つの問いの一つとどのような関係があるかを説明してください。

  3. 聖霊からどのような助けを頂くことができるかが分かった個人的な経験や証を分かち合う。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • 『聖句ガイド』などの学習ツールを使って、聖霊の様々な役割についてさらに研究する。今のあなたと、宣教師になったときのあなたが聖霊からどのような助けを頂くことができるか、考えてください。

  • より日常的に聖霊を生活の中に招くにはどこを変えればよいか考える。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

オプションB:どうすれば御霊の促しを認識することができるでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:参加者に、次の場面について二人一組で話し合ってもらいます。

聖霊の促しと、自分の考えや気持ちとの違いを見分けるにはどうすればよいか、人から聞かれたと仮定してください。

  • どう答えますか。

ディスカッションリーダー:聖霊を感じるということがどのようなことなのか、人々が疑問に持つことはよくあることを説明します。自分が抱いている疑問について、幾つか学習者に考えてもらうとよいでしょう。聖霊からの語りかけが分かるようになるために役立つ真理を探しながら研究するよう学習者に勧めます。

学習者が研究するときには、指針として以下の指示を見せましょう。クラスの半分に選択肢1の学習を割り当て、残りの半分に選択肢2の学習を割り当てます。

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第4章にある以下の学習の選択肢から一つ選び、聖霊を認識することについて理解を深めてください。

  1. 「御霊の促しを認識することを学ぶ」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』106-107)を研究する。

  2. 個人の研究」の欄にある聖霊についての説明を読む(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』107-108)。挙げられている聖句の中で特に興味のあるものを、幾つか研究してください。

ディスカッションリーダー:クラスの参加者に研究してもらう時間を取った後、二人一組になって次の質問について話し合ってもらいます。(選択肢の一つを割り当てられて研究した人が、必ず別の選択肢を研究した人と組むようにしてください。)

  • 神が聖霊を通してわたしたちに語りかけられる方法について、どのようなことが分かりましたか。

  • あなたが聖霊を感じたときの気持ちを説明しているのは、どの例だと思いますか。

練習する

ディスカッションリーダー:聖霊に導かれる方法を学ぶ際に注意すべきことが幾つかあることを説明します。学習者に、「警告の言葉」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』109-110)という項を開いてもらいます。

以下の場面を掲示します。または、印刷してクラス全員に配ってもよいでしょう。それぞれの場面について、『わたしの福音を宣べ伝えなさい』から、考える助けになると思う注意事項を学習者に発表してもらいます。これは、クラス全体で行っても、少人数のグループで行っても結構です。

  1. ある人が、自分にとって大切なことについて導きと指示を求めています。その人は、週の終わりまでに答えを与えてくださるようにと天の御父に祈っています。

  2. 自分よりも、御霊を感じていることが感情に表れやすい人がいることに気がつき、自分に何か問題があるのではないかと悩みます。

  3. 預言者や使徒の教えに反することを行うようにという導きを御霊から受けたと感じている人がいます。

  4. ある若い男女が真剣に交際しています。ある日、彼は彼女にこう言います。「君はぼくと結婚するべきだ。そういう霊感をぼくは受けたんだ。」

  5. ある人が二つの大学に合格しました。断食して祈ったにもかかわらず、その人は主がどちらの大学に行くべきか教えてくださっていないと感じています。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • これからの数日間、聖霊の導きを受けているときにどう感じるか、御霊の実を味わっている(ガラテヤ5:22-23参照)ときにどのような気持ちになるか、自分の気持ちをよく観察する。どのような気持ちがしたかを記録してください。

  • 『わたしの福音を宣べ伝えなさい』107ページの「個人学習」の欄にある聖句を一つ一つよく読んで、御霊を感じ、認識する方法について分かったことを書き留める。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

オプションC:どうすればより御霊に頼ることができるようになるでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:ラッセル・M・ネルソン大管長の次の言葉と、その後にある質問について話し合ってください。

ラッセル・M・ネルソン大管長

「愛する兄弟姉妹の皆さん、啓示を受ける霊的な能力を伸ばすように、切にお願いします。……聖霊の賜物を享受するために、そしてより頻繁に、よりはっきりと御霊の声を聞くために求められる霊的な業を行うことを選んでください。」(「教会のための啓示、わたしたちの人生のための啓示」『リアホナ』2018年5月号、96)

  • 聖霊から頻繁に導きと啓示を受けることが大切なのは、なぜだと思いますか。

ディスカッションリーダー:自分はどれくらいの頻度で聖霊の導きを感じているか、クラスの参加者に考えてもらいます。御霊を通して主の導きをさらに頻繁に受けるために役立つ教えを探しながら研究するよう、学習者に勧めます。

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の第4章を学習者に開いてもらいます。開いてもらったら、次の指示を伝えます。

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の「御霊に頼る」の項(108ページ)を読んでください。主の業を行うときに御霊を伴侶とすることが大切な理由を見つけてください。

  • 聖霊に頼ることが大切な理由について、どのようなことが分かりましたか。

  • 全面的に御霊に頼ることができなくなる原因として、どのようなものが考えられるでしょうか。

  • 生活の中で御霊を感じるうえでどのようなことが役立ってきましたか。

練習する

ディスカッションリーダー:福音を分かち合うときに主が御霊を通して導かれる例を学習者に理解してもらうために、「御霊に頼る」の項の最後にある「聖文研究」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』108)の欄を開いてもらいます。この欄にある4つの質問の大切さについて少し話し合います。その後、以下のことを学習者に行ってもらいましょう。

自分が宣教師になったばかりだとして、次のディストリクト・ミーティングで「どうすればもっと聖霊に頼ることができるか」というテーマで話すよう頼まれたと仮定してください。「御霊に頼る」という項(『わたしの福音を宣べ伝えなさい』108)の最後にある「聖文研究」の欄を参考にして、この質問に関する2-3分の話を準備してください。話の中で伝えたい原則や考えを、書き出します。

ディスカッションリーダー:学習者が話を書き終えたら、時間を取って、書いた話を二人一組で相手に話してもらいます。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

次回

ディスカッションリーダー:次回のクラスでレッスン9を教える準備ができていれば、予習として『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の第5章を研究してくるようクラスの参加者に言ってもいいかもしれません。また、リマインダーを送ってもよいでしょう。