パウロのローマへの旅の中でのきせき
主は御自分のしもべを祝福される
みたまがパウロに、エルサレムに行くようにつげました。そこにいた多くの人は、パウロのイエス・キリストについての教えを気に入りませんでした。かれらはパウロをとらえて、くさりでしばりました。パウロは、自分が天からの光を見て、イエス様の声を聞き、バプテスマを受けたときのことをみなに話しました。
パウロはろうやに入れられました。するとそこにイエス様があらわれ、「しっかりせよ、パウロ」と言われました。イエス様は、パウロがローマでイエス様についてあかしするであろうと言われました。
パウロはそうとくと王の前に連れて行かれ、これらの力ある統治者たちにイエス・キリストについて大胆にあかししました。みなにイエス様を信じてほしいと思っていたのです。
使徒24:10-27;25:6-8、17-19;26:1-29
王はパウロをローマに送り、こうていカイザルのさばきを受けるようにさせました。パウロはほかの囚人たちと一緒に、途中で止まりながら船で旅をしました。ある場所で、パウロはもうすぐ冬になることを知りました。このまま進めば、大変なきけんにさらされることでしょう。パウロは船の乗組員に、天気が良くなるまで待つように言いました。
だれもパウロの言葉を信じなかったので、船は旅を続けました。大きなあらしがやってきて、船は何日も波にもまれました。太陽も星も見えません。みな、あらしで死んでしまうと思いました。
ある夜、神様の天使がパウロをおとずれ、「パウロよ、おそれるな」と言いました。天使は、パウロは主が約束されたとおりにローマにたどり着くだろうとつげました。神様は、船にいる人がひとりも死なないように守ってくださると言いました。
パウロは天使が言ったことをみなに伝えました。そして「元気を出しなさい」「〔わたしは〕神かけて信じている」と言いました。
数日後、船はしょうとつしてちんぼつしました。しかし、天使が約束したとおり、船に乗っていた人はだれも死にませんでした。みなで泳いでマルタという島に行きました。
マルタに住む人たちは、パウロや船に乗っていた人たちに親切にしてくれました。みなが温まれるように、たき火をおこしてくれました。
突然、ヘビが火の中から出てきて、パウロの手をかみました。しかし、パウロはけがすることなく、ただヘビをふり落としました。人々はおどろきました!
ポプリオという男の人がパウロを自分の家にとまらせてくれました。ポプリオの父は重い病気でした。パウロはかれに手を置き、神様の力を使っていやしました。
3か月間、パウロはマルタですごしました。主はパウロが多くのきせきを行い、病気の人々を祝福しいやすのを助けられました。その後、主が約束されたとおりに、パウロはローマに向かいました。
パウロはローマにいる間、まだ囚人でした。しかし、見張りの兵は人々がパウロに会いにくることをゆるしました。パウロは耳をかたむけるすべての人にイエス・キリストについて教えました。また、多くの場所で教会員に手紙を書きました。これらの手紙や書簡の一部は、新約聖書におさめられています。