つかまえられるイエス様
神の御子をさばく
イエス様がゲツセマネでのいのりと苦しみを終えられた後、ユダがたくさんのユダヤ人の番兵の一団を連れて到着しました。ユダは使徒の一人だったので、イエス様がよくこの園に行かれることを知っていました。ユダヤ人の指導者たちは、イエス様を見つけて連れ出すことができるよう、ユダにお金をはらっていました。
番兵たちがイエスを連れ出そうとしたとき、ペテロはけんをぬき、祭司長のしもべの耳を切り落としました。
イエス様は、ペテロにけんをしまうように言われました。そして、御自分は天のお父様が望まれることをする必要があると言われました。
イエス様はしもべの耳に手をふれて、いやされました。
番兵はイエス様を大祭司の家に連れて行きました。ほかのユダヤ人指導者もそこにいました。かれらはイエス様をころすべき理由を見つけたかったのです。かれらは、イエス様についてうそを言う人々を連れてきました。
最後に、大祭司はイエス様に、あなたは神の御子なのかとたずねました。イエス様は「わたしがそれである」と言われました。
これを聞いて、大祭司とほかの指導者たちはおこりました。イエス様をたたき、つばきをかけ、からかいました。かれらはイエス様をころすことに賛成しました。
イエス様が大祭司の家におられた間、ペテロは外で待っていましたが、体を温めるために、たき火のそばにすわりました。人々は3回、ペテロがイエス様の弟子の一人であることに気づいたと言いました。しかしその度に、ペテロは自分はイエス様のことを知らないと言いました。
すると、おんどりが鳴いたので、ペテロはイエス様に言われたことを思い出しました。イエス様のことを3回否定するだろうと言われていたのです。ペテロは泣きながら立ち去りました。
ユダヤ人の指導者たちは、ローマ帝国のそうとくだったポンテオ・ピラトのもとにイエス様を連れて行きました。たくさんの人々もやってきました。指導者たちは、イエス様を死刑にするようピラトに願いました。かれらはピラトに、イエス様が自分のことをユダヤ人の王とよんでいると伝えました。
ピラトはイエス様に、あなたはユダヤ人の王なのかとたずねました。イエス様はこう答えられました。「わたしの国はこの世のものではない。」そして、御自分がこの世に来たのは人々に真理を教えるためであると説明されました。
ピラトは、イエス様が何か悪いことをしたとは思えないと言いました。しかし、多くの人が「十字架につけよ」とさけんでいます。ピラトは、かれらの望をかなえて、イエス様をころすことにしました。