最後のばんさん
せいさんを教えられるイエス様
イエス様と使徒たちは、すぎこしを祝うためにエルサレムにいました。ユダヤ教の人々は、毎年すぎこしを祝っていました。それは、はるか昔、自分たちの家族がエジプトでどれいであったこと、そしてにげ出せるように神様が助けてくださったことを思い起こす助けになりました。
エルサレムにいる間、イエス様は使徒たちと特別な食事をされました。イエス様は、この食事を弟子たちとともにするのを心待ちにされていました。
食事が終わると、イエス様は器いっぱいに水を入れられました。そして、使徒たちの足をあらい始められました。
ペテロは自分の番になると、イエス様がなぜこのようなことをされるのかとたずねました。足をあらうことは、ふつう、しもべだけが行うことだったからです。
イエス様は、弟子たちにもはんをしめすために足をあらっていると言われました。主は、御自分がかれらを愛されたように、弟子たちがたがいに仕え、愛するよう望まれました。そうすれば、人々はかれらが主の弟子であることを知るでしょう。
イエス様は弟子たちに、御自分はもうすぐ死ぬと言われました。ペテロは、イエス様のためならよろこんで死ぬと言いました。
しかし、イエス様はむずかしい時代が来ることをごぞんじでした。イエス様はペテロに、次の日の朝、おんどりが鳴く前に、ペテロが御自分のことを知らないと3回言うだろうと言われました。
イエス様は、使徒たちが不安やおそれを感じていることをごぞんじでした。そして、神様がせいれいをあたえてくださると約束されました。せいれいがかれらをなぐさめ、教え、イエス様が教えられたことを思い起こせるよう助けてくださるでしょう。なので、心配したり、おそれたりしないようにと言われました。主はこうおっしゃいました。「もしあなたがたがわたしを愛するならば、わたしのいましめを守るべきである。」
それからイエス様は、使徒たちがいつも御自分を覚えていられるように、とても特別なことをなさいました。かれらにせいさんをあたえられたのです。まず、パンを祝福し、それを細かくさいて、使徒たちにおあたえになりました。パンを食べるとき、御自分の体のことを思い起こすように言われました。イエス様は弟子たちに、御自分がかれらのために死なれることを覚えておくようにと言われました。
それからイエス様は、ぶどう酒をさかずきに注がれました。そしてぶどう酒を祝福し、使徒たちに飲むように言われました。ぶどう酒を飲むとき、御自分の血のことを思い起こすように言われました。イエス様は、わたしたちがくい改めてゆるされるように、御自分がすべての人のいたみとつみのために苦しみ、血を流して死なれることを覚えておくようにと言われました。
それからイエス様は、御自分はぶどうの木のようで、弟子たちはそのえだのようだと説明されました。えだがぶどうの木につながっていれば、実がなります。ぶどうの木とつながっていないえだはかれて、実がなりません。イエス様は弟子たちに、たがいに愛し合い、いましめを守ることによって、いつも御自分の近くにいるよう望まれました。
これらのことを教えられた後、イエス様と使徒たちは賛美歌を歌いました。そしてゲツセマネという園に向かって歩きました。