「モルモン書」『トピックと質問』(2023年)
概要
モルモン書
モルモン書はイエス・キリストについてのもう一つの証であり,聖書に書かれている真理を確認する書物です。モルモン書は聖書に傷をつけるどころか,そのイエス・キリストについての証を裏付けています。ある聖句では,モルモン書は聖書が「真実であることを立証し」,「神の小羊が永遠の御父の御子であって,世の救い主であられること,すべての人はこの救い主のみもとに来なければならず,そうしなければ救われないことを,すべての部族,国語の民,民族に知らせる」ことになると述べられています。
モルモン書ではその6,000以上の節において,イエス・キリストのことが約4,000回,100の異なる名称で言及されています。「エホバ」,「インマヌエル」,「聖なるメシヤ」,「神の小羊」,「イスラエルの贖い主」などです。
これらの聖典は両方とも昔の預言者によって記録された教えを編集したものです。聖書は東半球での出来事を詳しく述べており,モルモン書は古代アメリカの住民の生活について述べています。
この書物は,昔の多くの預言者たちが啓示と預言の霊によって書き記したものです。「モルモンという名の預言者であり歴史家であった人物が,金版に書き記された言葉を引用し,短くまとめたものである。……
『モルモン書』に記録されている中で最も栄光ある出来事は,主イエス・キリストが復活後間もなく,ニーファイ人の間で親しくその務めを果たされたことである。また,『モルモン書』は福音の教えを宣言し,救いの計画の概要を説き,人がこの世で平和を得,後の世で永遠の救いにあずかるには何をしなければならないかを告げている。……
その後,時が訪れて,ジョセフ・スミスはその版を渡され,神の賜物と力によって翻訳した。そして,その記録は現在,イエス・キリストが生ける神の御子であられることを証し,またイエス・キリストのもとに来て,イエス・キリストの福音の律法と儀式に従うすべての人が救われることを証する,新たなもう一つの証の書物として,数多くの言語で出版されている。……
わたしたちはあらゆる地に住むすべての人に,『モルモン書』を読み,この書物に含まれている教えを心の中で深く考え,そして,この書物が真実かどうか,キリストの名によって永遠の父なる神に問うようにお勧めする。この手順を踏んで,信仰をもって問う人々は,『モルモン書』が神から与えられた真実の書物であるという証を,聖霊の力によって得るであろう。
聖なる御霊を通じて神からのこの証を得る人々は,その同じ力によって,イエス・キリストが世の救い主であられ,ジョセフ・スミスがこの終わりの時代の主の啓示者であり,主の預言者であることを,そして末日聖徒イエス・キリスト教会が,メシヤの再臨に先立って地上に再び設立された主の王国であることを知るであろう。」