2025
神の前における自信
2025年5月号


11:59

神の前における自信

慈愛と徳で日々の生活を満たすように熱心に努めるとき、神に近づく自信が増すでしょう。

愛する兄弟姉妹の皆さん、この重要な総大会で、今日皆さんにお話しできることに感謝します。わたしの視力は、年々衰えています。メッセージをお伝えするにあたり、皆さんのご理解に感謝します。

わたしたちは、末日聖徒イエス・キリスト教会において非常に勢いのある時代に生きています。わたしは多くの地域で成長を目にし、喜びに満たされています。

特に青少年から霊的に鼓舞されています。大勢の青少年が奉仕しています。自分の先祖を探して、神殿で儀式を執行しています。教会の若い男性と若い女性は、記録的な数字で伝道の申請書を提出しており、若い世代は、イエス・キリストに忠実に従う者として成長しています

ひ孫と時間を過ごすネルソン大管長

少し前にわたしは、最近生まれたひ孫に会いました。彼女が人生で経験するであろう試練について考えるとき、イエス・キリストを信じる信仰を築けるように助けたいという大きな望みを感じます。主の福音に従った生活は、将来の幸福に欠かせません。

彼女は、わたしたち一人一人と同じように、試練に直面します。だれもが病気や落胆、誘惑、喪失を経験します。そういった試練によって、自信をなくしてしまうかもしれません。しかし、イエス・キリストの弟子は、なくならない自信を得ることができます。

神と聖約を交わして守るとき、わたしたちは御霊からの自信を得ることができます。主が預言者ジョセフ・スミスに告げたように、「神の前において……自信は増」すのです。神の前における自信を持つときに感じられる安らぎを想像してみてください。

ここで言う、神の前における自信を持つとは、今すぐに自信を持って神に近づくことを意味します。それは、祈るときに天の御父が聞いてくださるという確信、御父が、わたしたちに必要なことをわたしたち以上に知っておられるという確信を持つことです。それは、わたしたちの理解が及ばないほどわたしたちが神から愛されているという確信や、わたしたちや大切な人と共にいてくれる天使を遣わしてくださることへの確信、わたしたちが持つ可能性を最大限に引き出せるように、神が助けたいと望んでおられることへの確信を持つことです。

さて、そのような自信、そのような確信を得るには、どうすればよいでしょうか。主はその質問に次のように答えておられます。「あなたの心が、すべての人に対して……慈愛で満たされるようにしなさい。絶えず徳であなたの思いを飾るようにしなさい。そうするときに、神の前においてあなたの自信は増〔す〕であろう。」

ここに鍵があります!主御自身の言葉によれば、慈愛と徳が神の前における自信を持つための道を開くのです。兄弟姉妹の皆さん、わたしたちにはできます。神の前においてわたしたちの自信を、今すぐに増すことができます!

慈愛と徳の両方について考えてみましょう。

まずは、慈愛についてです。わたしは2年前、イエス・キリストの聖約に従う者として、平和を作り出す人になるように呼びかけました。当時の言葉を繰り返します。「怒りで人を説得することはできません。敵意はだれの益にもなりません。論争が霊感された解決につながることは決してないのです。」

すべての人に対する真の慈愛は、平和を作り出す人の特徴です。公的でも私的でも、わたしたちの会話には、慈愛が不可欠です。わたしの以前の勧告を心に留めてくださった皆さんに感謝します。しかし、改善できることがまだあります。

公の対話やソーシャルメディアに見られる敵意は、憂慮すべきものです。憎しみの言葉は、凶器です。争いは、聖霊を常に伴侶とする妨げになります。

イエス・キリストに従う者として、わたしたちは平和を作り出すことの模範となるべきです。慈愛が人格の一部になると、人をおとしめようとする衝動がなくなります。人を裁かなくなります。あらゆる職業や地位の人に慈愛を示します。すべての人に対する慈愛は、わたしたちの成長に不可欠です。慈愛は、神のような人格の土台になります。

特に愛するのが難しい人に対して、より大きな慈愛で心を満たせるように、天の御父に嘆願しましょう。慈愛は、イエス・キリストに真に従う人に、天の御父から与えられる賜物です。救い主は、「平和の君」であられます。わたしたちは、平和のための主の道具になるのです。

さて、徳について話しましょう。主は、絶えず徳で思いを飾るように言われました。どのような前向きな考えも、徳によって高められることで、どれほど強化されるか想像してみてください。徳はすべてをよりよく、より幸せにします。次に、不純な思いや残忍な思い、憂鬱な思いに徳を加えたらどうなるか、想像してみてください。徳は、そのような思いを追い出してくれます。徳は皆さんを不安や煩わしい考えから解放してくれます。

兄弟姉妹の皆さん、世界がますます邪悪になっていく中で、わたしたちはさらに清くなる必要があります。わたしたちの思いや言葉や行いは、常に徳高く、すべての人に対するイエス・キリストの純粋な愛で満たされていなければなりません。わたしたちの前には、神が望んでおられる人になるという偉大なチャンスがあります。

主の宮で定期的に礼拝すれば、徳と慈愛の両方を増し加えることができます。ですから、主の宮での時間は、神の前における自信を強化してくれます。神殿での時間をさらに過ごせば、救い主イエス・キリストの再臨に備えるのに役立ちます。わたしたちは、主がいつ再臨されるのかは分かりません。しかし、主はわたしに、あの「大いなる恐ろしい日」に備えるよう皆に強く勧めるように促しておられます。

慈愛と徳で日々の生活を満たすように熱心に努めるとき、神に近づく自信が増すでしょう。主の前における自信を増すために、意図的な一歩を踏み出すようお招きします。そうすれば、強くなった自信をもって天の御父に近づき、わたしたちはさらに喜びに満たされ、イエス・キリストを信じる信仰が強くなります。わたしたちが願い求めた以上の強い霊的な力を経験し始めるでしょう。

近年、神殿の建設が加速されていることを主に感謝します。本日、主の指示の下に、次の15の場所に神殿を建設する計画を発表します。

  • メキシコ、レイノサ

  • ペルー、チョリヨス

  • ウルグアイ、リベラ

  • ブラジル、カンポ・グランデ

  • ポルトガル、ポルト

  • ナイジェリア、ウヨ

  • フィリピン、サンホセデルモンテ

  • ニューカレドニア、ヌメア

  • オーストラリア、リバプール

  • アイダホ州コールドウェル

  • アリゾナ州フラッグスタッフ

  • サウスダコタ州ラピッドシティ

  • サウスカロライナ州グリーンビル

  • バージニア州ノーフォーク

  • ユタ州スパニッシュフォーク

イスラエルの贖い主であられるイエス・キリストが、御自分の教会である、この教会を導いておられることを証します。主は再臨の備えをしておられます。わたしたちも、主を受け入れる備えができますように。イエス・キリストの御名により祈ります、アーメン。

  1. 預言者ダニエルが末日に関する夢の中で見た小さな石が、「全地に満ちるまで転がり進」みました(ダニエル2:31-45教義と聖約65:2参照)。

  2. 教義と聖約121:45

  3. 「わたしはあなたがたに先立って行こう。わたしはあなたがたの右におり、また左にいる。わたしの御霊はあなたがたの心の中にある。また、わたしの天使たちはあなたがたの周囲にいて、あなたがたを支えるであろう。」(教義と聖約84:88

  4. 教義と聖約121:45、強調付加。46節も参照

  5. ラッセル・M・ネルソン「平和をつくり出す人が必要です」『リアホナ』2023年5月号、98

  6. 争いを選ぶ人は、聖霊の導きなしに生活することを選んでいるのです。

  7. わたしたちは「すべての人に対して、また信仰の家族に対して」慈愛を抱くべきです(教義と聖約121:45)。

  8. これは「熱意を込めて」祈ることを意味します(モロナイ7:48)。

  9. モロナイ7:48参照

  10. イザヤ9:6参照

  11. 預言者ジョセフ・スミスはこう教えています。「もし神がおられる所に行きたいと望むなら、神のようにならなければなりません。すなわち、神が持っておられる原則を持たなければならないのです。」(『歴代大管長の教え―ジョセフ・スミス』 [2007]、72)同様に、使徒パウロは、わたしたちが「あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づ〔く〕」(へブル4:16)べきことを諭しています。

  12. マタイ24:36-37参照

  13. マラキ4:5ゼカリヤ1:14-18も参照

  14. 主はわたしたちに、「信仰、徳、知識、節制、忍耐、兄弟愛、信心、慈愛、謙遜、勤勉を思い起こしなさい」と告げられました(教義と聖約4:6)。そうすれば、わたしたちの自信は増して、主御自身の言葉にあるように、求めるときに与えられるようになるのです。そして、たたけば、開かれることでしょう。(教義と聖約4:7参照)。

  15. わたしたちもベニヤミンの民と同じ経験をするかもしれません。「そして彼らは、罪の赦しを受け、良心の安らぎを得たので、喜びに満たされた。それは、彼らが……イエス・キリストを深く信じたためである。」(モーサヤ 4:3)