「学習評価2:創世12-50章,アブラハム1-2章」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』(2026年)
「学習評価2:創世12-50章,アブラハム1-2章」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
創世42-50章:第37課
学習評価2
自分の霊的な学習について振り返り,評価することは,天の御父とイエス・キリストに近づくのに役立ちます。この課は,生徒が創世12章から50章までと,アブラハム1章から2章を学ぶ間に,自分の設定した目標と経験した成長を振り返ることを目的としています。
生徒の準備:生徒に,今年,旧約聖書と高価な真珠の研究を通して,自分がどのように霊的に成長したかを発表する準備をしてきてもらいます。生徒が自分の成長と学習に気づけるように,学習帳や聖典のメモを見返すよう生徒に勧めるとよいでしょう。
学習活動案
あなたのクラスでのアブラハム1-2章および創世12-50章のレッスンは,この課で評価する結果とは異なる結果に焦点を当てていたかもしれません。その場合,活動を調整して,レッスンで焦点を当てた結果に照らして,生徒の成長体験を評価してください。
この課では,以下の3つの分野における生徒の進歩を,生徒自身で評価する機会があります。
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天の御父の計画における永遠の結婚の重要性を説明します。(注:この活動は,第9課:「創世1:28-2:25」と第29課:「創世24章」の教えに基づいています。)
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神と聖約を交わし,それを守りたいという望みが強くなるのを感じます。(注:この活動は,第23課:「創世12章,17章」と第31課:「創世28章」の教えに基づいています。)
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イスラエルの集合に参加します。(注:この活動は,第24課:「アブラハム2:9-11」の教えに基づいています。)
さらにイエス・キリストのようになる
霊的にどのように成長しているかを確認することで,イエス・キリストの弟子になろうとする生徒の努力をサポートします。そのために,以下の画像を見せるとよいでしょう。あるいは生徒に,若木と成木の2本の木の絵を学習帳に描いてもらってもよいでしょう。
この2枚の絵は,数年違いで描かれた同じ木であると想像してみましょう。この木が成長していることが分かる証拠を学習帳に書き出してみましょう。
生徒を二人一組か少人数のグループに分け,リストを見ながら以下の質問に答えてもらうとよいでしょう。
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これらの木のイメージを,わたしたちが天の御父やイエス・キリストのようになるための霊的な成長に,どのように例えられるでしょうか。
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自分がどのように霊的に成長し,天の御父やイエス・キリストのようになっているかを確認するには,どのような方法があるでしょうか。
天の御父とイエス・キリストについて学んだことと,それが御二方との関係を改善するのにどのように役立ったかを振り返ることで,霊的な成長を確認できることを説明します。
数分時間を取って,今年のセミナリーでの経験から学び,応用したことを生徒に復習してもらいます。生徒は聖典やメモを見返し,これまでを振り返ってもよいでしょう。
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セミナリーで学んでいることの中で,あなたが霊的に成長し,イエス・キリストのようになるために役立っていることは何ですか。
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あなたは生活の中で,霊的な成長をどのように実感していますか。
天の御父の計画における永遠の結婚の重要性を説明する
次のことを通して,天の御父の計画における永遠の結婚の重要性を生徒が説明できるようになります。生徒に,第29課:「創世24章」で描いたであろう絵を見返してもらいましょう。第9課:「創世1:28-2:25」と第29課:「創世24章」で学んだ結婚について,生徒が復習する時間を設けます。
生徒には,学習帳に書いたメモや考察を見返してもらうとよいでしょう。また,以下の聖句と,その中で印をつけた箇所を見返してもらうのもよいでしょう。
生徒が永遠の結婚について理解していることを説明できるように,次のようなシナリオを分かち合います。生徒の必要性を満たすよう,シナリオを調整してもかまいません。
今日学校で,あなたは友人たちと将来の計画について話しました。あなたは結婚を計画の一つに挙げました。友人の一人がこう尋ねました。「あなたにはキャリアの可能性がたくさんあるのに,どうして結婚したいと思うの?」
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天の御父の計画における永遠の結婚について学んだことを踏まえて,あなたは友人の質問にどう答えますか。
生徒が答えを考えるのに数分かかるかもしれません。旧約聖書などで学んだ聖句をいくつか見つけるように生徒を促します。説明の一環として聖句を紹介してはどうかと提案します。
生徒に二人一組になってもらいましょう。生徒一人一人に,自分なら友人に何と言うか説明する練習をしてもらいます。
神と聖約を交わし,それを守りたい望みを増すのを感じる
生徒は第31課:「創世28章」の一部として,ヤコブの夢の絵を描いたかもしれません。聖約を復習する一環として,描いた絵を参照してもらうとよいでしょう。また,次の画像を見せるとよいでしょう。聖約を交わし,それを守ることについて描かれた出来事から覚えていることを生徒に思い出してもらいます(第23課:「創世12章,17章」も参照)。役に立つようであれば,生徒に創世28:10-21を読んでもらうとよいでしょう。
ヤコブが両親の家を離れ,一人で暮らし始めた後に神と聖約を交わしたことを,生徒に思い出してもらうとよいでしょう。第31課:創世28章の一部として,生徒は神殿で神と聖約を交わさなければならない機会について振り返りました。生徒は,次の質問の答えを学習帳に書いているかもしれません。
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神と交わした聖約を守ろうと努力することや,神殿で奉仕することによって,どのような約束された祝福を経験したことがありますか。
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神と聖約を交わす人々に対して,神が心に留め,守ってくださる約束は,将来のどのような時に恵みをもたらすでしょうか。
必要に応じて,生徒に記録した答えを見直してもらいます。十分な時間を取った後,次の活動のための紙と封筒を生徒に配ります。
神と聖約を交わし,それを守ることについての学びをもとに,高校卒業後に開封する自分への手紙を書いてみましょう。神殿で,また生涯を通じて神と聖約を交わして守ることが大切だと感じる理由を書いてください。神と聖約を交わすことで,神の導き,愛,守りをいかに受けやすくすることができるかという点も含めるようにします。
イスラエルの集合に参加する
第24課の「アブラハム2:9-11」で,生徒はイスラエルの集合に参加する計画を立てていたかもしれません。もしそうであれば,生徒が自分の計画を見返す時間を設けます。彼らの計画には,福音を分かち合う方法や,人々が主と聖約を交わし,それを守るのを手伝う方法,神殿・家族歴史活動を通して人々を祝福する方法が含まれていたかもしれません。まだ計画を作成していない生徒は,次の視覚資料を使って計画の作成を始めることができます。
あなたはイスラエルの集合に参加する計画を立てたかもしれません。学習帳にある次の図を完成させて,計画を振り返りましょう。
希望する数人の生徒に,計画に基づいて行動した経験と,その経験が自分にどのような影響を与えたかを発表してもらいます。イスラエルの集合に参加したことが,天の御父とイエス・キリストに対する自分の気持ちにどのような影響を与えたかを,他の生徒と共有してもらいます。
イスラエルの集合に参加する方法を知るために,聖霊の助けを求め続けるよう生徒を招きます。まだ計画に従って行動していない生徒には,すぐ始めるよう勧めてみましょう。計画を実行するときに,主がその生徒や他の人々に与えてくださる祝福について証します。