「永遠の命」『トピックと質問』
概要
永遠の命
「永遠の命」という言葉は,聖文の中で,永遠の父なる神が持っておられるのと同等の生活の質を表す言葉として使われています。主はこう宣言されました。「人の不死不滅と永遠の命をもたらすこと,これがわたしの業であり,わたしの栄光である。」不死不滅とは,復活した存在として永遠に生きることです。イエス・キリストの贖罪によって,すべての人がこの賜物を受けます。永遠の命,または昇栄とは,神のもとで家族で永遠に生きることです。不死不滅の賜物と同様,この賜物もイエス・キリストの贖罪を通じて受けることができます。ただし,永遠の命を受け継ぐには,「福音の律法と儀式に従うこと」が求められます。
バプテスマを受けて聖霊の賜物を授かった人は,永遠の命に至る道に足を踏み入れたことになります。預言者ニーファイは次のように教えています。
「あなたがたが入らなければならない門とは,悔い改めと,水によるバプテスマである。そうすれば,火と聖霊によって罪の赦しが与えられる。
そのとき,あなたがたは,永遠の命に至る細くて狭い道にいることになる。まことに,あなたがたはその門から入っている。あなたがたは御父と御子の戒めに従ってこのように行っている。またあなたがたは,御父と御子について証をされる聖霊を受けている。こうして,その方法によって入るならば受けると主が約束された,その約束が果たされたのである。」
ニーファイはこの「細くて狭い道」に入ったら,信仰をもって最後まで堪え忍ばなければならないということを強調しています。
「わたしは尋ねたい。あなたがたがこの細くて狭い道に入ったならば,それですべて終わりであろうか。見よ,わたしはそうではないと言う。もしキリストを信じる確固とした信仰をもってキリストの言葉に従い,人を救う力を備えておられるこの御方の功徳にひたすら頼らなかったならば,あなたがたは,ここまで進んで来ることさえできなかったからである。
したがって,あなたがたはこれからもキリストを確固として信じ,完全な希望の輝きを持ち,神とすべての人を愛して力強く進まなければならない。そして,キリストの言葉をよく味わいながら力強く進み,最後まで堪え忍ぶならば,見よ,御父は,『あなたがたは永遠の命を受ける』と言われる。」
バプテスマを受けて聖霊の賜物を授かると,永遠の命という目標を目指して進歩していくわけですが,その進歩の多くはこれから受ける救いの儀式にかかっています。つまり,男性ならば,メルキゼデク神権に聖任されなければならず,男女ともに,神殿でのエンダウメントと結婚の結び固めを受けなければなりません。これらの儀式を受け,儀式に伴う聖約を守ることが,永遠の命を受け継ぐための備えとなります。