宣教師になるための備え:第196課
福音を分かち合うという聖約の責任
「地の諸族はあなたと子孫とによって祝福をうけるであろう」
学習に対して霊的に備えるため「聖文を研究する」にアクセスしてください。
十二使徒定員会のゲーリー・E・スティーブンソン長老は、次のように語っています。
「新型コロナウィルス感染症によるパンデミックで最初の数か月の間に、タイのウィサン兄弟はモルモン書を研究して学んでいることについて、気持ちや印象をソーシャルメディアで分かち合うよう促しを受けました。……
兄のウィナイには自分の宗教がありましたが、この投稿に心を動かされ、思いがけずこう尋ねました。『タイでその本は手に入るの?』
ウィサンは賢明にも、二人の姉妹宣教師にモルモン書を届けてもらう手配を整えました。この姉妹宣教師たちが兄を教え始めました。
……数か月後、ウィナイはバプテスマを受けました!
ウィサンは後でこう言いました。『わたしたちには、神の手に使われる器となる責任があり、自分を通して主に、いつでも主の業を主の方法で行っていただけるように、備えていなければなりません。』」(「愛し、分かち合い、招く」『リアホナ』2022年5月号、85-6)
伝道活動
バプテスマを受けた人は、イエス・キリストの御名を受け、その戒めを守り、生涯の最後まで主に仕えるという聖約を天の御父と交わしています。彼らはこの聖約を守ることによって、アブラハムに約束された祝福と同じ祝福を受けます。また、すべての人がこれらの祝福を受けられるように、救い主の福音を分かち合う義務もあります。
この課の目的:イエス・キリストの福音を人々に分かち合うという聖約の責任について、理解を深められるようになります。
方法を学ぶ
自分の責任を学ぶ
Abraham on the Plains of Mamre, Grant Clawson画
あなたの聖約の責任を理解するには、アブラハムの聖約について知ることが重要です。アブラハム2:9-11を読み、地の国々および諸族を祝福するために主は何をするとアブラハムに言われたかを見つけてください。注:これらの節には、アブラハムの聖約として知られているものの一部が含まれています。
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主は、アブラハムの子孫を通してどのように地の諸族を祝福されるのでしょうか。
十二使徒定員会のデビッド・A・べドナー長老は、アブラハムの子孫について次のように教えています。
「わたしたちはアブラハムの子孫です。……
……伝道活動はわたしたちの霊的な本質と受け継ぎの現れなのです。わたしたちは前世で予任され、神がアブラハムと交わされた聖約と約束を成就するためにこの世に生まれてきました。神権を尊んで大いなるものとし、福音を宣べ伝えるために今この時代に、地上にいます。これがわたしたちであり、わたしたちがここにいる理由です。それは今だけでなくいつまでも変わりません。」(「宣教師になる」『リアホナ』2005年11月号、47)
伝道活動、聖約
アブラハムの聖約の一部として、神は多くの祝福を約束しておられます。これらの祝福には、神権、永遠の家族、日の栄えの王国における受け継ぎが含まれます。神は、御自分のすべての子供たちが、これらの祝福を受けることを望んでおられます。この聖約を交わす人には、このメッセージを世の人々と分かち合う特権と責任があります。
さらに深く掘り下げる:この責任の重要性をより深く理解できるよう、見出し「回復されたイエス・キリストの福音を教える務め」にある 『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の最初の3段落を読むとよいでしょう。
聖約の責任を果たす
可能であれば、『President Russell M. Nelson Introduces Preach My Gospel, Second Edition(英語のみ)』を視聴してください。
イザヤ49章は、終わりの時におけるイスラエルの集合や、福音を宣べ伝えることについて語っています。ニーファイは、これらの預言は、神がアブラハムの子孫を通してすべての家族を祝福するという約束を守られることを示していると述べました(1ニーファイ22:7-9参照)。
言葉を定義する。言葉の定義を学ぶことで理解が深まります。例えば、予任とは、「前世において神は、ある霊たちが現世で特別な使命を果たすように任命され」た時を指します。
次の聖句と言葉を読んで、イザヤの預言について学びましょう。その際、イスラエルの集合を助けるという自分の責任について学んだことをノートに書いてください。
イスラエルの集合を助けるよう予任された
イザヤ49:3、5;エレミヤ1:5;およびアブラハム3:22-23を読んでリンクさせてください。注:イザヤ49:3、5の僕は、人々をキリストのもとに導く人であれば、だれでも当てはまることがあります。例えば、イスラエルの民、預言者、そして救い主御自身などです。
「皆さんはまさにこの時代に、世界の歴史上で最も重要なこのときに、イスラエルの集合を助けるために、地上に送られてきました。今地上で起こっていることで、このこと以上に大切なことはありません。これ以上に偉大な結果をもたらすものは何もありません。
この集合の業は、皆さんにとってとても重要であるはずです。これが皆さんが地球に送られてきた使命だからです。(ラッセル・M・ネルソン「シオンのつわもの」)
伝道活動、予任、聖約
救い主の光を人々に分かち合う
イザヤ49:6とマタイ5:14-16を読み、リンクさせてください。
ラッセル・M・ネルソン大管長は、次のように教えています。
「すべての宣教師は救い主について教え、証します。この世の霊的な暗闇により、イエス・キリストの光が今までにないほど必要です。だれもが、イエス・キリストの回復された福音について知る機会を与えられるに値します。」(「平和の福音を宣べ伝える」『リアホナ』2022年5月号、7)
伝道活動:福音を分かち合う
霊的な飢えを満たす
イザヤ49:10;ヨハネ6:35;および3ニーファイ20:7-8を読んでリンクさせてください。
十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド会長は、次のように宣言しています。
「わたしたちは声と心を一つにして、イエス・キリストの福音がひどい霊的な飢えと渇きを満たす唯一の道であることを証します。」(「主は、飢えている者を良いもので飽かせなさいます」『聖徒の道』1998年1月号、73)
少し時間を取って、福音を分かち合うという聖約の責任について学んだことについて考えてください。これについて考える助けとして、ノートに次の文を一つ以上完成させてください。
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今日、わたしは世界中の人々が_____ということを学びました。
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今日、わたしは、自分が_____と学びました。
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今日、わたしは救い主が_____と学びました。
考えを分かち合う
この課の目的:イエス・キリストの福音を人々に分かち合うという聖約の責任について、あなたが理解を深められるようになります。
教師やクラスに、以下のうち一つかそれ以上を分かち合ってください。
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救い主の福音をほかの人々と分かち合うという自分の責任について学んだこと。
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この課の目的を達成するために具体的に行ったこと。
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この課で浮かんだ質問。あなたの質問の答えをどのように見つけようと思いますか。