「学習評価9:エレミヤ書-ヨエル書」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』(2026年)
「学習評価9:エレミヤ書-ヨエル書」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
学習評価9:第148課
学習評価9
霊的な学習を振り返り,評価することは,天の御父とイエス・キリストに近づくのに役立ちます。この課は,自分が設定した目標と,エレミヤ書-ヨエル書の研究を通して,自分がどれくらい成長したかを,生徒が振り返れるようにすることを目的としています。
生徒の準備:自分にとって意義深い旧約聖書の聖句を発表する準備をしてレッスンに来るよう,生徒を招きましょう。その聖句がイエス・キリストに従ううえでどのような助けとなるか考えてもらいます。
学習活動案
あなたのクラスのエレミヤ書-ヨエル書のレッスンでは,この課で評価した結果とは異なる結果に焦点を当てていたかもしれません。その場合,活動を調整して,生徒が焦点を当てた結果に照らして,生徒の成長を評価してください。
この課では,以下の分野における生徒の進歩を,生徒自身で評価する機会があります。
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末日におけるイエス・キリストの福音の回復についての預言を説明してください。(注:この活動は,第118課:「イザヤ29章」と第140課:「エゼキエル37章」,第143課:「ダニエル2章」の教えに基づいています。)
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神聖な使命の力を感じる。(注:この活動は,第130課:「エレミヤ1章」の教えに基づいています。)
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イスラエルの集合への参加(注:この活動は,第132課:「エレミヤ16章」の教えに基づいています。)
この課で,生徒が質問に答えたり,意見を発表したりするときは,生徒が個人の啓示を求め,それに気づき,それに基づいて行動できるよう助ける方法を考えてください。これを行う一つの方法は,「何を尋ねればよいだろうか」とか「ほかに何をするよう招くことができるだろうか」と自問することです。このように自問することで,聖霊からの霊感を招いて,生徒が受けた個人の啓示に基づいて行動できるよう助けることができます。
(個人の啓示を招くフォローアップの質問をさらに訓練するには,『教師養成スキル』の「学習者が個人の啓示を求め,認識し,それに従って行動できるよう助ける」の項を参照してください。)
救い主にさらに似た者となる
ほかの人の真似をして学ぶことがいかに多いかを話し合って,生徒が自分の学習を評価する備えをできるようにするとよいでしょう。例えば,子供たちは真似ることから基本的な行動を学びます。だれかの真似をすることから学んだ教訓を分かち合うとよいでしょう。
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あなたが真似しようとした人はだれですか。その人を真似ることからどのようなことを学びましたか。
救い主の絵を掲示しながら,次の質問について話し合ってください。クラスで話し合う前に,時間を取って,生徒にはこれらの質問について深く考えたり,答えを学習帳に書いたりしてもらうとよいでしょう。
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あなたは救い主をどのように真似ようと思いますか。
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セミナリーや個人的な学習で学んだことの中で,救い主に倣うのに役立っていることは何ですか。
この課の残りの部分では,生徒がセミナリーで学んだことを復習する機会があります。救い主の模範に従って救い主のようになるために,今学んでいることがどのように役立つか,引き続き深く考えるよう生徒を招きます。
末日におけるイエス・キリストの福音の回復についての預言を説明する
この課のこのセクションは,イエス・キリストの福音の回復に関する預言を生徒が説明できるようにすることを目的としています。必要に応じて,旧約聖書のマスター教義聖句イザヤ29:13-14;エゼキエル37:15-17;ダニエル2:44-45を生徒に復習してもらいましょう。聖句を復習するために,生徒に参照聖句を一つ選んでもらい,次のことをしてもらいます。
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マスター教義聖句を読んでください。
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聖典や学習帳で印を付けた箇所や,聖句についてメモした箇所を見直してください。
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『マスター教義に関する基本文書』(2023年)の参照聖句のマスター教義と鍵となる聖句を復習してください。
旧約聖書にあるこれらの回復の預言を復習した後,生徒に二人一組になってもらいましょう。
自分が宣教師の同僚同士で,イエス・キリストの福音の回復についてレッスンを行う準備をしていると想像してください。協力して,レッスン内容の簡単な計画を作成します。レッスン計画の一部として……
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救い主の福音の回復に関する旧約聖書のマスター教義聖句を一つ以上読んで説明してください。
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末日聖徒イエス・キリスト教会が,今日地上で必要である理由を2つか3つ挙げてください。
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末日における救い主の福音の回復についての,あなたの気持ちを分かち合ってください。
準備する時間を十分に取った後,二人一組でほかのペアに対してレッスンを行ってもらいます。あるいは,何組かのペアに,答えをクラスで発表してもらってもよいでしょう。イエス・キリストの福音の回復と,それがあなたの人生をどのように祝福してきたかについて,あなたの証を分かち合うとよいでしょう。
神聖な使命の力を感じる
生徒が最近経験したことで,神が自分を御存じで,現世で果たすべき具体的な責任を与えられたことを示す経験について深く考えてもらいます。すでに祝福師の祝福を受けている人には,祝福師の祝福の中から,そのことを表す語句を考えるように励ますとよいでしょう。
生徒が自分の神聖な目的について,これまでに学んだことを思い出せるように,二人一組になって次のことをしてもらうとよいでしょう。
以下の聖句を読んで,あなたに関する主の知識とあなたの神聖な目的について学んだことを思い出してください。
生徒が自分の成長と望みの変化を測れるよう助ける一つの方法は,第130課:「エレミヤ1章」の冒頭で使った次の促しを見せることです。生徒に,その課の学習帳を振り返ってもらい,そのときどのように感じていたかを確認してもらいます。
また,その課の最後に,生徒が自分自身宛てに書いたメッセージを読んでもらってもよいでしょう。
以下の文について,あなたは自分がどれくらい当てはまると思いますか(1=非常に当てはまる,10=まったく当てはまらない)。それぞれの文について,その評価になった理由を学習帳に書いてください。
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天の御父とイエス・キリストは,ほかのだれよりもわたしのことを御存じだと信じています。
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御二方はわたしに神聖な目的を与えてくださっており,御二方の助けがあればわたしはそれを達成できると信じています。
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わたしは,天の御父とイエス・キリストがわたしに与えてくださった神聖な使命を知り,果たしたいと思っています。
最近学んだことや経験したことの中で,自分の信念や望みに影響を与えたことを記録して,上記の3つの文についての自分の進歩を評価するよう生徒を招きます。
イスラエルの集合に参加する
第132課:「エレミヤ16章」で生徒は,救い主の福音を人々に分かち合う計画を立てるよう招かれました。生徒は,だれに福音を分かち合うことができるかや,いつ,どのように福音を分かち合うことができるかについて,聖霊からの霊感を求めたかもしれません。生徒が第132課の内容と計画を思い出せるように,エレミヤ16:14-16を読むとよいでしょう。
以下の図を掲示してください。生徒に,学習帳に同じような図を描いてもらい,四角の中に促しを1つ以上記入してもらいましょう。
十分に時間を取ってから,有志の生徒何人かに,自分の経験をクラスで話してもらいましょう。救い主の福音を分かち合おうとする生徒の努力を褒め,励ます方法を見つけてください。生徒が祈りの気持ちで,周りの人々にイエス・キリストの福音を分かち合い続けるための新しい計画を立てる機会を設けるとよいでしょう。