2025
キリストへの改心を深める
2025年8月号


Spiritual Message─指導者からのメッセージ

キリストへの改心を深める

40年前、末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師として働いたことは、その後のわたしの人生に大きな祝福をもたらしてきました。

1984年10月、松島マラソン10kmを、ワイシャツにネクタイを締め革靴で、末日聖徒イエス・キリスト教会のネームタグと鉢巻をして、沿道で声援する人たちにチラシ配りしながら走りました。おもしろいことに、チラシを受け取ることを拒んだ人はだれもいませんでした。わたしの姿を見て、笑っていた人もいませんでした。いや、たくさんいたのかもしれません。少なくとも、そのような人たちのことがまったく視野に入りませんでした。

わたしが若いとき出会った聖句の一つに、ヨハネによる福音書第1章の次の節があります。

6 ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネと言った。

7 この人はあかしのためにきた。光についてあかしをし、彼によってすべての人が信じるためである。

8 彼は光ではなく、ただ、光についてあかしをするためにきたのである

わたしは、そのときから6節のヨハネを自分の名前に置き換え、再三再四、心の中で思い巡らしてきました。わたしたちが、自らの人生の使命を知ろうとするときに、聖文は大きな力になります。そして、聖文の言葉を毎日繰り返し学ぶときにキリストへの改心を深めることができます。なぜなら、聖文すなわち「神の言(ことば)は生きていて、力があり」、キリストについて「あかしをするもの」だからです。

松島マラソンのようではありませんが、わたしは今も走っています。みなさんもご一緒に走りませんか。これから走り始めようとしている人も、中休みしている人も、走ることを一度辞められた人も大歓迎します。ともに走るのに、遅すぎるということは決してありません。

26年にわたり、教会の敵対者であったダスティ・スミスが主の羊の群れに帰ってきました。彼は、モルモン書のアミナダブのような人です。彼の改心の証は、救い主が「わたしが……耳にささや〔い〕たことを、屋根の上で言いひろめよ」と言われたように、世界中を駆け巡っています。

この道は、光への道、主イエス・キリストの真の弟子となる道です。行く手には、「満ちみちる喜び」が待ち受けています。

1 こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。

2 信仰の導き手であり、またその完成者であるイエスを仰ぎ見つつ、走ろうではないか。彼は、自分の前におかれている喜びのゆえに、恥をもいとわないで十字架を忍び、神の御座の右に座するに至ったのである。

愛するみなさまが、日々聖文から学び、教えを実践することで、キリストへの改心を深めることができますように。幕の両側でイスラエルを集める筆舌に尽くしがたい歓びがともにありますように。◆