セミナリー
伝道に出ることを選ぶ:伝道活動の祝福


「伝道に出ることを選ぶ:伝道活動の祝福」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

「伝道に出ることを選ぶ:伝道活動の祝福」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

宣教師としての準備:第198課

伝道に出ることを選ぶ

伝道活動の祝福

デジタル版のみ

主のために伝道に出ることはすばらしい機会です。天の御父は,宣教師が地域社会や世界中の人々に奉仕し,教えるときに祝福をお与えになります。しかし,伝道に出る決意をするのは難しいこともあります。この課は,生徒が主の宣教師として主に仕えたいという望みを感じるのに役立ちます。

生徒の準備:生徒に,伝道に出た知人に,その奉仕があったことで主がどのような祝福を与えてくださったと思うか尋ねてもらいます。これは,直接会う,電話で話す,あるいは携帯メールや電子メールで尋ねることでも行えます。そして,学んだことを発表する準備をしてきてもらいましょう。

学習活動案

専任宣教師として奉仕する

主の専任宣教師として主に仕えることについて生徒が考えられるような方法でレッスンを始めるとよいでしょう。「われらは天の王に」(『賛美歌』157番)を歌って,知人で伝道に出た,あるいは出ている人がいないかと,どこへ伝道に行ったかを生徒に尋ねるとよいでしょう。あるいは,レッスン前に数人の生徒に,伝道で主に仕えている知り合いの写真を持ってきてもらうとよいでしょう。

  • 若い男性と女性が宣教師として奉仕する責任について,主は何を教えておられますか。

生徒が答えるときには,必ず次のことを理解してもらいます。

ラッセル・M・ネルソン大管長は,次のように教えています。

Official portrait of President Russell M. Nelson taken January 2018

「主は,すべてのふさわしく,能力のある若い男性に,伝道に備え,伝道に出るよう求めておられます。……若くて能力がある姉妹の皆さんにとっても,伝道は任意のすばらしい機会です。」(「平和の福音を宣べ伝える」『リアホナ』2022年5月号,6)

これには,ティーチング伝道と奉仕伝道が含まれます。

次の質問をホワイトボードに書き,いずれかについて,複数の生徒に自分の考えを発表してもらうとよいでしょう。

  • 人が伝道に出たいと思う理由には,どのようなものがあるでしょうか。

  • 伝道に出ることを選ぶのが難しい理由には,どのようなものがありますか。

役に立つようであれば,ほかにも多くの人が不安に直面していることを説明してください。たとえば,十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード会長(1928-2023年)が伝道に出ると決めたとき,彼の両親は教会に活発ではありませんでした(「人生に永遠の祝福をもたらしてくれた宣教師としての奉仕」『リアホナ』2022年5月号,8参照)。クエンティン・L・クック長老の父親は教会に活発でなかったので,伝道に出るよりも医学部に行くように兄に勧めました(「神の御心への改心」『リアホナ』2002年5月号,54参照)。

時間を取って,専任宣教師として奉仕することについてどのように感じているか,またその理由を学習帳に書いてください。

この課を学びながら,専任宣教師として奉仕するか,また自分が抱えている懸念にどう対応するかを決めるのを助けてくださるよう,主の導きを求めてください。

主に従うとき

申命28:1-6,9を読み,主から求められたことを行うときに,モーセを通して主がわたしたちに何を約束されたかを見つけてください。

生徒に,見つけたことを発表してもらいます。これらの節で主が約束された様々な祝福の例を,生徒に発表してもらうとよいでしょう。「あなたの身から生れるもの」(申命28:4)とは,子孫を指していることを知っておくとよいでしょう。

  • 主が求められることを行ったときに,主が約束してくださっている様々な祝福について知っておくと,なぜ役に立つのでしょうか。

  • これらの節にある主の約束は,主の宣教師として主に仕えるわたしたちの従順にどのように当てはまると思いますか。

ラッセル・M・ネルソン大管長は,次のように教えています。

Official portrait of President Russell M. Nelson taken January 2018

「愛する若い友人の皆さん,皆さん一人一人が主にとって不可欠です。主はイスラエルの集合を助けるために,今まで皆さんを取っておかれました。ティーチング伝道,または奉仕伝道のいずれにせよ,伝道に出るというあなたの決断は,あなたや多くの人々に祝福をもたらすでしょう。」(「平和の福音を宣べ伝える」『リアホナ』2022年5月号,6)

ホワイトボードに次の言葉を書くとよいでしょう:わたしたちが伝道に出ることを選べば,主はわたしたちとほかの多くの人々を祝福してくださる。

神が与えてくださる祝福の幾つかを理解すれば,伝道に出る決心をするのに役立ちます。

次の活動では,自分が専任宣教師になったと生徒に想像してもらいます。生徒を二人一組または長老と姉妹の三人組に分けるとよいでしょう。生徒同士で,伝道での自分の名前を紹介し合ってもらいます:(姓)長老または(姓)姉妹。専任宣教師の場合,毎朝同僚組で一緒に勉強することを説明するとよいでしょう。

セミナリーのアイコン同僚学習として,配付資料「神が御自分の宣教師にお与えになる祝福」の内容を研究するとよいでしょう。

配付資料「神が御自分の宣教師にお与えになる祝福」の聖句や文章の一部または全部を読むか,そのほかの聖句や言葉を見つけてください。自分にとって大切だと思う祝福に,印を付けるか丸で囲んでもらうとよいでしょう。主はこれらの祝福を,伝道中や伝道後に授けられることに留意してください。

  • 2:10
  • 1:7
  • 1:37
  • 1:44

今福音を分かち合うことで気づいた祝福を付け加え,将来伝道に出ることとどのような関係があるか深く考えてもらってもよいでしょう。

生徒が研究を終えたら,各組に次のことをしてもらいます。

伝道に出て主に仕えるかどうかを決めようとしている人に伝えられる内容を準備します。次の中から二つ以上を含めてください。

  • わたしたちが専任宣教師として奉仕するときに神が与えてくださると学んだ祝福を一つか二つと,その祝福についてどう感じているか。

  • あなたの知人で,伝道活動を通して気づいた神の祝福の一つを受けた人の例。

  • あなたが学んだことは,専任宣教師として主に仕えたいというあなたの望みにどのように影響するか。

  • 天の御父とイエス・キリストについて学んだことで,専任宣教師として奉仕することを選ぶ人に役立つこと。

生徒が準備を終えたら,各組の生徒にメッセージを二つの部分に分けてもらいます。どちらがどちらのパートを話すか決めてもらいます(例えば,一人が祝福とそれに対する自分の気持ちを話し,もう一人が例を紹介して,天の御父とイエス・キリストに焦点を当てることがどのような助けになるかを話すとよいでしょう)。複数の組に前に出てきてもらって話してもらうほうがよいか,少人数のグループで発表し合ってもらったほうがよいか考えてください。少人数のグループで発表してもらう場合は,後で,ほかの人から聴いたことや互いに分かち合ったことの中で,自分にとってどのようなことが意義深かったかを尋ねるとよいでしょう。

あなたの決断

少し時間を取って目を閉じ,天の御父について考えてください。あなたに対する主の愛を覚えていてください。若い女性の皆さん,伝道に出ることについて主の御心を知ろうと努めたら,主はどのように感じられるか想像してください。若い男性の皆さん,効果的な宣教師になるための備えとして,あるいは奉仕するに当たって抱いている不安に対処するために,天の御父は今あなたに何をするよう望んでおられるか考えてください。

天の御父の助けを求めながら,この課で学んだことや,専任宣教師として主に仕えることについて考える際に,覚えておいてほしいと主が望んでおられることを学習帳に書いてください。

何人かの生徒に,この課で学んだことや感じたことを発表してもらうとよいでしょう。あなた自身の考えと証も分かち合いましょう。