聖文研究のスキル:第166課
聖文の中でイエス・キリストに焦点を当てる
救い主の象徴と特質を探す
学習に対して霊的に備えるため「聖文を研究する」にアクセスしてください。
オリンピックのライフル射撃選手、マシュー・エモンズは、様々な射撃種目でメダルを獲得しました。しかし、あるイベントでエモンズは問題に遭遇しました。彼は首位に立っていたので、勝つには妥当な射撃をすればよいだけでした。狙いは完璧でした。弾丸は狙いどおりに的の真ん中を貫きました。残念なことに、エモンズは間違った標的を狙っていたのです。この射撃はブルズアイとして記録されるのではなく、ミスとして採点され、エモンズは首位から脱落しました。
適切なターゲットを目指すことは、目標を達成するのに役立ちます。聖文を研究するとき、あなたは何を目標としていますか。聖文からどのようなことを得たいと望んできますか。今日学習するとき、聖文研究からさらに得るものがあるよう聖霊を招いてください。
この課の目的:聖文を研究するとき、あなたが救い主に焦点を当てられるように助けます。
方法を学ぶ
十二使徒定員会のD・トッド・クリストファーソン長老は、聖文のおもな目的を明らかにしています。その言葉を読むか、「聖文の祝福」という説教のビデオを視聴してください。
「結局のところ、すべての聖文の第一の目的は、わたしたちの心を父なる神と御子イエス・キリストを信じる信仰で満たすことです。すなわち、御二方が生きておられるという信仰、不死不滅と永遠の命をもたらす御父の計画を信じる信仰、幸福の計画を可能にするイエス・キリストの贖いと復活を信じる信仰、イエス・キリストの福音をわたしたちの生き方とする信仰、『唯一の、まことの神……と、また〔神〕がつかわされたイエス・キリスト』を知るという(ヨハネ17:3)信仰でわたしたちの心を満たすことなのです。」(「聖文の祝福」『リアホナ』2010年5月号、34)
聖文、信仰
この課では、聖文研究の焦点をイエス・キリストに当てる方法を学びます。天の御父とイエス・キリストは完全に一致しておられるので、キリストの特質は天の御父にも当てはまります(ヨハネ6:38;10:30;14:7-9参照)。それぞれのスキルについて学び、例を見てから、それを実践する機会があります。
後で参照できるように、それぞれのスキルをノートに記録してください。
イエス・キリストの名前と称号。今日は練習しませんが、聖文の中でイエス・キリストに焦点を当てるもう一つの方法は、聖文の中で人々が使っている主の名前や称号を見つけることです。これらの名前と称号は、主の人格と特質について学ぶ助けとなります。
スキル:救い主の象徴を探し、その意味を深く考える
聖文には、至る所に救い主の象徴が記されています。救い主の象徴とは、わたしたちの生活における救い主の役割を思い起こさせてくれる物です。このスキルでは、救い主を思い起こさせる象徴を探し、次の質問をします:
-
救い主はどのような点でこの象徴に似ておられるでしょうか。
-
救い主をこの象徴にたとえることは、救い主があなたの人生でどのように助けてくださるかを理解するのに、どのように役立ちますか。
例
預言者エレミヤを通し、主は力強い象徴を用いて、わたしたちに御自身のことを教えられました。エレミヤ2:13;17:13を読んで、救い主の象徴を探してください。
この聖句では、生ける水の源がイエス・キリストの象徴として使われています。この象徴が、主について理解するのにどう役立つか考えてください。次の質問について考えるとよいでしょう:水の使い道にはどのようなものがあるでしょうか。これらの使い道を踏まえて、救い主はどのように水に似ておられるでしょうか。救い主はどのような点で水のように不可欠なのでしょうか。水と同じくらい高頻度でわたしたちには主が必要なのはなぜでしょうか。
水について述べている聖句の一つの横に、生ける水の源がイエス・キリストをどのように象徴しているかを説明するメモを取ってください。または、この聖句に「イエス・キリストの象徴」というタグを付けてもよいでしょう。
実践する
以下の聖文のいずれか一つを読んでください。救い主の象徴を見つけ、先ほど出てきた二つの質問について考えてください。
-
イザヤ25:4(注:あなたという語は主を指しています。)
聖句に「イエス・キリストの象徴」というタグを付けるか、その象徴からイエス・キリストについて学んだことを説明するメモを取ってください。
スキル:救い主の行動と言葉から救い主について学べることを探す
聖文を研究するとき、聖文の中から救い主の行動や言葉を探すことでも、救い主に焦点を当てることができます。聖文を読みながら、以下を自問してください:
-
これらの言葉や行動は救い主についてどのようなことを教えているでしょうか。
-
これらの言葉や行動は、救い主があなたの人生でどのように助けてくださるかを理解するのに、どのように役立ちますか。
例
わたしたちは、シャデラク、メシャク、アベデネゴの話を研究することで、救い主について学ぶことができます。この3人の義人は、ネブカデネザル王が造った金の像を拝むことを拒んだために、火の燃え盛る炉の中に投げ込まれました(ダニエル3:13-22参照)。
ダニエル3:23-25を読み、これらの節で救い主がなさったことに印を付けてください。(注:炉の中の4番目の御方はイエス・キリストでした。)
救い主の行いについて考えてください。なぜそのようにされたのでしょうか。主の行いから、主についてどのようなことが学べるでしょうか。救い主の行いは、イエス・キリストがわたしたちを愛しておられ、試練のときにともにいてくださることを理解する助けとなるかもしれません。
実践する
以下の聖文の一つを読んでください。主が言われたことや行われたことに印をつけてください。その聖句の横に、イエス・キリストの行いや言葉からイエス・キリストについて学んだことを含めたメモを取ります。
-
サムエル上16:6-7。サムエルはイスラエルの次の王を見つけようとしていました。
-
イザヤ1:16-18。イスラエルの民は罪に陥っていました。
-
イザヤ53:3-5。救い主の贖罪の預言。
考えを分かち合いましょう
この課の目的:この課は、聖文を研究するときに、救い主に焦点を当てられるように助けます。
以下について教師またはクラスと分かち合ってください:
-
スキルを実践してイエス・キリストについて学んだこと。