「神殿において,わたしたちは従順と犠牲の律法に従うことを聖約する:神に従い,神のために犠牲を払うという聖約」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
「神殿において,わたしたちは従順と犠牲の律法に従うことを聖約する:神に従い,神のために犠牲を払うという聖約」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
神殿への備え:従順と犠牲の律法:第202課
神殿において,わたしたちは従順と犠牲の律法に従うことを聖約する
神に従い,神のために犠牲を払うという聖約
天の御父は御自分のすべての子供を愛しておられます。天の御父が御自分の愛を示される方法の一つは,神殿で御父と聖約を交わすよう御父の子供たちを招くことです。これらの聖約には,従順の律法と犠牲の律法に従うという約束が含まれています。この課は,わたしたちがエンダウメントで守ると聖約する従順と犠牲の律法を生徒が理解できるようにします。
生徒の準備:レッスンに来る前に,次の質問について考えるよう生徒を招きます:天の御父とさらに聖約を交わすと,生活にどのような祝福があるだろうか。
学習活動案
神殿の目的
この課は,天の御父とイエス・キリストと聖約を交わしたい理由に生徒が気づけるようにすることから始めます。次に挙げるのは,これを行う方法の一例です。まず,人が人生で経験する,その人を神から遠ざけてしまうような困難な状況を幾つか挙げることから始めるとよいでしょう。離婚,病気,失業などが考えられるでしょう。
-
困難な状況はなぜ,人を神から遠ざけてしまうことがあるのでしょうか。
-
このような状況において,神から距離を置くのではなく,神の近くにとどまることがなぜそれほど重要なのでしょうか。
神の近くにいて,神の助けと力を受けるために,人生の試練にどのように備えることができるかを深く考えてください。
エクササイズ用の伸縮性のあるバンドを3本,クラスに持参します。3人の生徒に教室の前に出て来てもらうか,以下の絵を見せて,何が起こっているか説明してもらいます。1本目のエクササイズバンドを1人目の生徒の手首に巻き付けます。2本目のエクササイズバンドを2人目の生徒の手首に2回巻き付けます。次に,3本目のエクササイズバンドを3人目の生徒の手首に3回巻き付けます。
3人の生徒にそれを引っ張って伸ばしてもらい,だれがいちばん簡単にできるかを見てもらいます。また,3人の生徒のうち,だれがいちばん簡単にバンドから手を抜くことができると思うか,クラス全員に尋ねてもよいでしょう。
-
この実物を用いたレッスンから神と聖約を交わし守ることについて,どのようなことを学べますか。
十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老は,神と交わす聖約がどのようにわたしたちを祝福してくれるかについて,次のように話しています。
「それぞれの聖約は,わたしたちを神に近づけ,神とのつながりを強めるきずなを加えます。
人生の困難に直面するとき,神から遠ざかる可能性は低くなります。」(“Stronger and Closer Connection to God Through Multiple Covenants,” [Brigham Young University devotional, March 5, 2024], 2, 3, speeches.byu.edu)
わたしたちが神と交わす聖約を幾つか生徒に見つけてもらうとよいでしょう。
わたしたちは,神殿のエンダウメントの一部として,神殿で天の御父と聖約を交わします。エンダウメントの一部として,わたしたちは従順,犠牲,イエス・キリストの福音,純潔,奉献の律法を守ることを聖約します(『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』27.2参照)。この課は,従順と犠牲の律法に焦点を当てています。
生徒に,次のことを学習帳に書いてもらうとよいでしょう:神殿のエンダウメントの一部として,わたしたちは従順の律法と犠牲の律法に従って生活することを天の御父とイエス・キリストに聖約します。
従順と犠牲の律法
付属の配付資料「従順と犠牲の律法」は,生徒がこれらの律法に対する理解を深めるのに役立つように作成されています。以下は,生徒に配布資料を完成させてもらう方法の例です。
1. 生徒に二人一組で取り組んでもらい,それぞれが一つのセクションを完成させます。その後,生徒に,分かったことを発表し合ってもらいます。
2. 生徒に,完成させたいセクションを一つ選んで,各自で取り組んでもらいます。そのセクションを完了したら,別のセクションを研究した人を見つけて,学んだことを分かち合ってもらいます。
3. 生徒を3人ずつのグループに分けます。次に,各生徒に従順に関する3つの質問の一つを割り当て,答えてもらいます。従順について学んだことを話し合った後,犠牲についても同じことをするとよいでしょう。
学んだこと
聖霊は,生徒が経験や証を分かち合うときに,学んだ真理を肯定してくださることがあります。生徒に個人的な経験を紹介してもらうか,従順の模範となる人や主の業のために進んで犠牲を払う模範となる人について考えてもらいます。個人的な経験や例を分かち合うとよいかもしれません。以下の質問は,生徒が経験を分かち合うときや,クラスの話し合いの中でも使えますし,生徒に答えを学習帳に書いてもらうときにも使えます。
-
従順と犠牲の律法に従うことは,わたしたちがさらにイエス・キリストのようになるために,どのように役立つでしょうか。
-
神殿でこれら二つの律法に従うことを聖約すると,わたしたちが神に近づき,神とのつながりを強めるためにどのように役立つでしょうか。