「個人の学習に主をお招きする:主はあなたの努力を大いなるものとし,強めてくださる」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
「個人の学習に主をお招きする:主はあなたの努力を大いなるものとし,強めてくださる」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
学校で成功を収める:第192課
個人の学習に主をお招きする
主はあなたの努力を大いなるものとし,強めてくださる
学業では,真理の知識を増やし,理解を深めようとすると,障害に直面することがあります。これらの課題にわたしたちは,一人で立ち向かう必要はありません。天の御父とイエス・キリストは,わたしたちとわたしたちの成長を気にかけておられ,学校でのわたしたちの努力を助けたいと望んでおられます。この課は,生徒が自分の学習に主にかかわっていただくのに役立ちます。
生徒の準備:生徒に,自分や知人が学校で学ぶのを主がどのように助けてくださるのを見たことがあるか,振り返ってもらいます。生徒に自分の経験をクラスで発表する準備をしてもらいましょう。
学習活動案
学校での課題
レッスンのはじめに,生徒の一人に教室の前に出て来てもらい,ほかの人の助けが必要な課題を行ってもらうとよいでしょう。たとえば,その生徒に目隠しをして,キャンディーやビーズを色別に仕分けしてもらいます。その生徒は最初苦労するでしょうから,そのときに,「教室のみんなはどのように助けることができますか」などの質問をするとよいでしょう。
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この実演は,学校で学ぶわたしたちの努力とどのように関連しているでしょうか。
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学校や学習において,10代の若者にとって大変だと感じる状況にはどんなものがあるでしょうか。
生徒からは,学校で特定の科目で苦労している,学習上の課題がある,時間の管理が難しいといった答えが出るでしょう。これらの答えを,ホワイトボードに書き出してもよいかもしれません。現在直面している学習に関する課題を生徒に書き出すよう勧めるとよいでしょう。このリストは,この課を通じて参照するのに役立ちます。
主はわたしたちの義にかなった努力を祝福してくださる
七十人のクラーク・G・ギルバート長老の次の言葉を読み,学校で学ぼうとするときに,困難に対してどこに助けを求めればよいかを見つけてください。
「学問の追求は困難であることがあり,犠牲が求められることをわたしは知っています。皆さんがどれほど一生懸命取り組んでいるか,また宿題を終えたり,新しい概念を学んだり,ほかの大変な務めをこなすために遅くまで眠れない,大変な夜が多いことも知っています。ですが,踏ん張ってください。真の気概を示し続けてください。しかし同時に,気概から恵みへと移行する準備をしてください。主を招いてください。主の助けを求めて祈ってください。そうすれば,主はあなたの努力を大いなるものとしてくださいます。わたしたちがあなたをどれほど愛しているか知ってください。さらに重要なことは,主がどれほど皆さんを愛しておられ,皆さんが学んで成長し,さらに主のようになろうとする,皆さんの義にかなった努力のすべてについて,主がどれほどあなたを強めてくださるかを知ってください。」(“From Grit to Grace”〔BYU–Pathway Worldwide devotional,2018年9月25日〕2,byupathway.edu)
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10代の若者が学ぶうえで希望を与えてくれるもの,あるいは励ましてくれるものは何でしたか。
生徒に発表してもらうとき,学習で主にかかわっていただくと,主はわたしたちの努力を大いなるものとし,強めてくださるといった原則を見つけられるよう助けてください。
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わたしたちが主に学習にかかわっていただくと,主はどのようにわたしたちの努力を祝福し,大いなるものとして,強めてくださるでしょうか。
生徒は,学んだことを思い出したり,教師やクラスメートに忍耐強く接したり,試験中に平安を感じられるようにしたりするのを,主がいかに助けてくださるかなどに言及するとよいでしょう。主はしばしば聖霊を通してわたしたちが学ぶのを助け,聖霊がわたしたちを平安で満たし,真理を知るのを助け,わたしたちの思いを照らしてくださることを説明するとよいでしょう(ローマ15:13;モロナイ10:5;教義と聖約6:15)。
個人の学習に主をお招きする方法
学校での学習で主にかかわっていただく様々な方法について生徒が考えられるように,聖文の例を紹介するとよいでしょう。これを行う方法の一つは,「個人の学習に主をお招きする」という配付資料を用いることです。生徒を少人数のグループに分け,各グループに配布資料の一部を割り当てるとよいでしょう。別の方法として,生徒に配付資料の一部を選んでもらい,同じ部分を選択したほかの生徒と協力して研究してもらってもかまいません。
生徒が配付資料の活動を終えたら,グループで代表者を選んでもらい,話し合った内容を発表してもらうとよいでしょう。
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これまで学んできたことを基に考えると,わたしたちの学習で主にかかわっていただくために,具体的にどのようなことができるでしょうか。
生徒がさらに導きを必要としている場合,わたしたちの学習で主にかかわっていただく方法として,次の幾つか,またはすべてを紹介するとよいでしょう。
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小さな進歩や着実な進歩に気づいて,感謝する(2ニーファイ28:30)。
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祈りの中で,天の御父に,手を挙げたり,質問したり,特別な助けを得たりする勇気をくださいというように,具体的な祝福を求める(エテル2:18-23)。
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自分の弱さを認め,主が助けてくださるという信仰を働かせる(モーセ6:31-34;モーセ7:13)。
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授業で取ったノートを毎日勉強し,重要なテストや課題の前に神権の祝福を求める(教義と聖約88:118)。
生徒に,学習で主にかかわっていただいたことで,自分や知人がどのように自分を大いなるものとし,強めてくださったかという経験を話してもらうとよいでしょう。
個人の学習に主をお招きする
時間を取って,生徒に,自分の学習に主をお招きするための計画を立ててもらいます。以下の指示を示し,生徒に自分の計画を学習帳に書いてもらいましょう。
今,自分が直面している学習に関する困難について考えてください。学習帳に以下の答えを書いてください。
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学校の勉強で,天の御父とイエス・キリストにかかわっていただくために,あなたは何をしてみようと思いますか。何をするか具体的に書いてください。
何を行うように霊感を受けたかを,有志の生徒に発表してもらってもよいでしょう。天の御父とイエス・キリストについてのあなたの証と,わたしたちが御二方に学習にかかわっていただくと,御二方がどのようにわたしたちを祝福してくださるかについて,あなたの証を分かち合うとよいでしょう。