セミナリー
マスター教義の復習活動:霊的な知識を得るための原則を復習するためのアイデア


「マスター教義の復習活動:霊的な知識を得るための原則を復習するためのアイデア」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

「マスター教義の復習活動」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

付録

マスター教義の復習活動

霊的な知識を得るための原則を復習するためのアイデア

マスター教義の実践を教える課ごとに,生徒が霊的な知識を得るための原則を復習する機会を設けるようにしましょう。これは,クラスでのシナリオと実際の状況の両方でこれらの原則を応用するための,より入念な準備に役立ちます。

以下は,霊的な知識を得るための原則を復習する生徒に役立つ方法の幾つかの例です。

原則を暗唱する。生徒に,霊的な知識を得るための3つの原則を思い出せるか尋ねてみましょう。各自で原則を学習帳に書いてもらうか,複数の生徒に声に出して読んでもらうとよいでしょう。必要に応じて,『マスター教義に関する基本文書』(2023年)の「霊的な知識を得る」の項の4段落目を参照しましょう。また,空欄を埋める活動や,様々な原則に含まれる各単語の最初の文字を示すなどのヒントを提供することもできます。

文と,それに応じた正しい原則を結びつける。霊的な知識を得るための3つの原則をホワイトボードに書きます。次に,『マスター教義に関する基本文書』の「霊的な知識を得る」の項の5-12段落目から,様々な文や語句を読み上げるか,生徒に見せましょう。霊的な知識を得るための原則の中で,その文と最も関連があるものはどれか,生徒に発表してもらいます。

意味を説明する。複数の生徒に,霊的な知識を得るための原則を,自分の言葉で説明してもらいます。これは,異なる原則についていろいろな生徒に尋ねてもよいですし,生徒を3人ずつのグループに分けて,それぞれの生徒に原則を一つずつ割り当ててもよいでしょう。生徒に説明を求める前に,必要に応じて『マスター教義に関する基本文書』の「霊的な知識を得る」の項の5-12段落目で原則を復習してもらいましょう。

30文字程度で要約する。霊的な知識を得るための各原則について,30文字程度の要約を生徒に作成してもらいます。何人かの生徒に要約を発表してもらい,なぜその言葉を選んだのかを説明してもらいましょう。

イメージまたはアイコンを作成する。生徒に,霊的な知識を得るための各原則を表すシンボル,絵,またはアイコンを作ってもらいます。それらは必ず,原則で教えられている事柄を表すものにします。完成したら,自分のつくったものをほかの生徒に見せて,なぜそのような表現を取り入れたのかを説明してもらいましょう。

シナリオについて話し合いながら復習する。現実的なシナリオを分かち合った後,『マスター教義に関する基本文書』の「霊的な知識を得る」の項の5-12段落目を研究するよう生徒を招きます。生徒はこれらの段落から,シナリオの人物が(1)信仰をもって行動する,(2)永遠の観点から概念や疑問について調べる,(3)神が定められた情報源を通してさらに理解を深めるのに役立つ教えを見つけ,分かち合うことができるでしょう。

経験を分かち合う。生徒に,霊的な知識を得るための原則を用いて得た経験を分かち合ってもらいましょう。それらの原則が自分自身の疑問や状況にどう役立ったか,またはほかの人を助けるために原則をどのように使うことができたかを説明してもらうとよいでしょう。

語句を一つ選ぶ。生徒それぞれが,霊的な知識を得るための原則のどれか一つに焦点を当てられるように割り振ります。時間を取って,割り振られた項の各段落の中から,その段落で教えられていることを最もよく表していると感じる語句を一つ選んでもらいます。次に,生徒に教室内を移動してもらい,自分と同じ原則を割り振られた生徒を見つけ,選んだ語句を比較してもらいます。その後,ほかの二つの原則を割り振られた生徒を見つけて,選んだ語句を分かち合ってもらいましょう。

マスター教義聖句を復習するためのアイデア

年間を通して時間を取り,生徒が研究しているマスター教義聖句を定期的に復習しましょう。これは,参照聖句や鍵となる聖句を記憶する生徒の能力を高めるのに役立ちます。また,マスター教義聖句で教えられている教義をよりよく理解し,説明や応用ができるようにするものでもあります。マスター教義聖句と鍵となる聖句のリストについては,『マスター教義に関する基本文書』を参照してください。

以下は,生徒が様々な方法でマスター教義聖句を復習できるようにするための活動の一部です。

暗記する

暗記カード。紙の片面に参照聖句を,裏面に鍵となる聖句を書いた暗記カードを生徒に作ってもらいます。1枚の紙に複数のマスター教義聖句の暗記カードを作成し,それぞれのカードを切り離して使うとよいでしょう。その後,個別に,または二人一組で,聖句の場所と鍵となる聖句を暗記する練習をしましょう。暗記カードを使ったこれらの復習は,年間を通じて定期的に行うことができます。

マスター教義アプリ。マスター教義アプリの暗記活動を使います。可能であれば,携帯端末をプロジェクターやテレビに接続してアプリのコンテンツを表示し,生徒がクラスで暗記活動を行えるようにするとよいでしょう。また,携帯端末を持っている生徒には,アプリを使ってクラス内外で暗記活動を行う時間を取るよう招きましょう。

クラスでの暗唱。教師が参照聖句を読み上げた後に,クラス全員が声をそろえてその鍵となる聖句を復唱するとよいでしょう。また,教師が鍵となる聖句を言って,対応する参照聖句をクラス全員が声をそろえて復唱することもできます。

関連する画像。マスター教義聖句の教えに関連する写真や絵を見つけます。生徒が参照聖句と鍵となる聖句の暗記練習を行うときに,これらの絵を見せましょう。また,聖句を暗記するのに役立つ絵を見つけたり,生徒自身が描いたりしてもよいでしょう。特定の聖句を暗記するときにクラス全体で同じ画像を使用する場合は,今後もクラスで定期的にその画像を掲示して,生徒がその語句や参照を覚えているか確認することができます。

元どおりに並べる。参照聖句と鍵となる聖句の言葉をバラバラにした順番で表示し,正しい順番になるよう生徒に並べ替えてもらいましょう。

最初の文字。参照聖句と鍵となる聖句を各語の最初の文字だけを表示し,残りを正しく言えるか生徒に挑戦してもらいましょう。暗唱できるようになるにつれて,表示する最初の文字を減らしていきます。

空欄を埋める。参照聖句と鍵となる聖句を,幾つかの言葉が抜けた状態で掲示します。生徒には空欄を埋めながら,参照聖句と鍵となる聖句を暗唱してもらいます。暗唱できるようになるにつれて,空欄を増やしていきましょう。

マッチング。複数の参照聖句と鍵となる聖句を二つの欄に並べます。最初の欄には,参照聖句を順番に記入します。二番目の欄には,鍵となる聖句をランダムに並べてください。次に,生徒に参照聖句と鍵となる聖句を正しく組み合わせてもらいましょう。

理解して説明する

相互参照聖句。生徒に,マスター教義聖句に関連する複数の相互参照を見つけてもらいます。その後,学んだことをクラスメートに教えます。追加で研究した聖句が,マスター教義聖句とどのように関連しているかも含めて教えるようにします。教師は,生徒が見つけた相互参照聖句の一部が,ほかの聖典のマスター教義聖句からのものであることを伝えてもよいでしょう。

イエス・キリストにつながる。生徒にマスター教義聖句を割り当てて研究してもらい,その聖句がイエス・キリストにつながる様々な方法について考えてもらいます。割り当てられた聖句が,イエス・キリスト,主の教義,または救いの計画についての理解を深めるうえでどのような助けとなるかについて考え,話し合うとよいでしょう。また,救い主がその聖句で見つけた真理をどのように教え,模範を示されたか,その例を探してもらってもよいでしょう。

簡単な説明。様々なマスター教義聖句で教えられている教義を,その教えになじみのない人に説明できるよう,生徒に準備してもらいます。これらの教えを,子供や教会員ではない人に説明していると想像してもらうとよいでしょう。説明を学習帳に書いてから,クラスメートと分かち合ってもらいます。

教えに教え。生徒に,機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』の「教えに教え」のページで,聖句の重要な言葉や表現を分析しているページを幾つか見せてください。そのようなページの一例が,「教えに教え:見張り人」(『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』2022年10月号,32)です。生徒に,自分なりの「教えに教え」ページを作ってもらいましょう。マスター教義聖句からキーワードを幾つか選んでもらい,それらについての理解を深めるのに役立つ関連聖句,教会指導者の言葉,定義を含むものにします。

質問する。生徒に,理解を深めたいマスター教義聖句を選んでもらいます。選んだ聖句を読んでもらい,その聖句に関する質問を2つか3つ挙げてもらいます。これらの質問は,理解を深めたい言葉や語句に関連するものや,その聖句を理解することが重要な理由に関連するものかもしれません。生徒が質問を書き終えたら,「福音ライブラリー」アプリや『聖句ガイド』,そのほかの学習ツールなどのリソースを使って,質問に対する答えを見つけてもらいます。学んだことを生徒に発表してもらいます。

視覚的表現。生徒に,絵やコラージュ,ミーム ,ワードアート,ワードクラウドなど,マスター教義聖句で教えられていることを表現するのに役立つ視覚的表現を作成してもらいましょう。作成後,生徒は自分のつくったものをほかの生徒に見せて,それが自分が注目したマスター教義聖句とどのように関連しているかを説明してもらいます。

応用する

シナリオ。10代の若者が抱く可能性のある状況や課題,霊的な疑問に関連した様々なシナリオを分かち合います。生徒に,シナリオに応用できそうなマスター教義聖句を一つ以上発表してもらい,それらの聖句がどのように役立つと思うかを説明してもらいましょう。

経験を分かち合う。生徒に,最近自分の生活に応用したマスター教義聖句や,より完全に自分の生活に応用したいと思うマスター教義聖句を一つ選んでもらいます。生徒に,これらの教えが自分にどのような影響を与えたかを分かち合ってもらいましょう。

個人的な状況を念頭に置いて聖句を研究する。生徒に,自分が今直面している状況,疑問,決断について考えてもらいます。自分の置かれている状況に役立つマスター教義聖句を見つけ,役に立ったと思うことを分かち合ってもらいましょう。

10代の若者を助ける。生徒に,10代の若者を表す棒人形を描いてもらい,その人の名前,年齢,家庭環境,さらに現在経験している疑問,問題,課題を書き出してもらいます。その後,生徒に,この10代の若者の助けになると思うマスター教義聖句を見つけてもらいましょう。生徒は,自分が選んだ聖句の教義を説明し,この10代の若者が取ることのできる行動を提案できます。

ディボーショナルまたは話の準備をする。生徒が,マスター教義聖句を用いて,ディボーショナルのメッセージや短い話の準備を行う機会を設けましょう。学期全体を通して,レッスンの初めに生徒が一人ずつディボーショナルや話を分かち合う時間をスケジュールに組み込むとよいでしょう。聖句の背景を要約し,教えられている真理を説明できるように,生徒の準備を助けます。生徒に,選んだ聖句の真理を応用した有意義な経験や例を分かち合ってもらい,その聖句で教えられている真理について証してもらいます。