「変化をつけるためのアイデア:変化をつけるためのアイデア」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
「変化をつけるためのアイデア:変化をつけるためのアイデア」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
付録
変化をつけるためのアイデア
変化をつけるためのアイデア
このリソースには,生徒が積極的にレッスンに参加できるようにする様々な方法が掲載されています。説得力のある教授テクニックであっても,使いすぎると効果がなくなったり,退屈なものになったりしかねません。変化だけのために教授法を選ぶべきではありませんが,毎回のレッスンの中で,教え方に変化をつける方法を考えましょう。様々な教え方を用いることで,より多くの生徒の心に届けることができます。ここで,学習経験に含める活動を選ぶ際に考慮すべき質問を幾つか紹介します。
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この活動は,キリストを中心とし,聖文に基づき,学習者に焦点を当てた経験を促すものだろうか。詳しくは,セミナリー教科課程の採用と調整の訓練を参照してください。
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この活動は,教え,証するために聖霊を招くものだろうか。その活動が,聖霊がその役割を果たすために必要な敬虔な環境にどのような影響を与えるかを考えましょう。
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この方法は,神の神聖な言葉をどのように表しているだろうか。聖文と預言者の言葉は,厳粛かつ神聖な方法で伝える必要があります。教授法が聖文のメッセージを覆い隠すようなことがあってはなりません。
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すべての生徒が尊厳をもって扱われるだろうか。常に一致と愛の気持ちを育むよう努めましょう。生徒が居心地の悪さを感じたり,やる気をなくしたり,孤独感を覚えたりするおそれのある活動は避けましょう。
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この活動は,時間を割く価値があるだろうか。セミナリーで生徒とともに集まる時間は貴重です。活動は,あまり時間をかけなくても効果的に行うことができます。
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この活動の準備には,どのくらいの時間とリソースが必要だろうか。貴重な時間とリソースをうまく管理することが重要です。
これらのアイデアは,レッスン中の複数の場面で使うことができます。多くの場合,何をするよう求められているかのモデルを生徒に示すことが,彼らのより大きな成功につながります。生徒が活動を始める前に,あなたがこの活動をよく理解し,分かりやすい指示とモデル(参考になる場合)を提供できるようにしましょう。これらの活動は,以下のセクションに分かれています。
フィードバックの提供または追加のアイデアの提案は,CES-Manuals@ChurchofJesusChrist.orgまで電子メールでご連絡ください。件名に「変化をつけるためのアイデア」と入れてください。
1.話の流れを理解し,福音の原則や教義を見つけるために聖文を研究する
レッスンにはしばしば,生徒が一連の聖句を研究して,聖句ブロックの重要な背景と話の流れを十分に理解し,原則や教義を見つけられるようにする活動が含まれます。以下に,生徒がこうした活動を行う助けとなる方法の幾つかを紹介します。
アート作品の解釈
福音の視覚資料を使って物語について話し合います。教会のメディアライブラリーにある画像を見せ,そこに描かれている聖句を生徒に研究してもらいます。生徒に次の質問をしてください。
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作者は聖句からこの作品に何を含めましたか。
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(文章上にはない)芸術的な解釈は何ですか。
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読んだことをもとに,あなたは何を変えるでしょうか。
アレンジ:話し合いを始めるにあたり,レッスンのはじめに絵画全体を見せるのではなく,絵画を細かく分割したものを表示させます。分割された絵画を一つずつ見せて,絵画全体の内容を当ててもらいましょう。何が見えたか説明し,見えないものについて推測してもらいます。
アレンジ:救い主の画像を幾つか選び,ホワイトボードに貼ります。画像の色,焦点,配置をゆっくりと見て,イエス・キリストがどのような御方であるかについてそれぞれの画像からわかることを生徒に見つけてもらいます。聖文や教会指導者の言葉から原則を見つけた後,次のような質問をしてみましょう。
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あなたが見つけた原則を表していると感じるキリストの絵はどれですか。なぜそのように感じたのですか。
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これらのイエスの絵のうち,この真理の重要性をあなたが感じるのに役立つのはどれですか。
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この真理について考えるとき,あなたはイエス・キリストについて,友人に何を知ってもらいたいと思いますか。
イラストにセリフを追加する
子供のための聖文の物語から絵をコピーし,生徒用の配付資料に貼り付けます。登場人物が言っていることを,生徒が聖文に基づいて書けるように,吹き出しを追加します。
アレンジ:聖文を使って,絵に描かれている出来事を,子供のための聖文の物語の絵を入れて生徒に要約してもらいます。例えば,「第68課:ルツ記」や「第151課:ヨナ書」を参照してください。
解説者
生徒に,スポーツの試合中に解説者は何をするか尋ねます。ホワイトボードに生徒の答えを書いてください。解説者は次のようなことをします。
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何が起こっているのかをほかの人が理解できるように助ける。
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状況について質問する(例えば,「〇〇なのはなぜなのか気になります」など)。
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決定事項について意見を交わす。
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何かがうまくいっていないときに指摘し,それがなぜ重要なのかを説明する。
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うまくいっているときに指摘し,それがなぜ重要なのかを説明する。
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成功を祝い,失敗に同情する。
生徒に,聖文の物語の解説者になってもらいます。生徒に幾つかの節を読んでもらい,クラス全体または少人数のグループで,ホワイトボードに書かれたポイントを分かち合ってもらいます。聖文の物語に命を吹き込んでみるよう励ましましょう。
ニュース記事や本のレポート
それぞれの生徒に,これから研究する聖文の一部を配ります。次に,ニュース記事や本のレポートに関する条件を(紙またはホワイトボードに)書きます。条件には,おもな登場人物,ストーリーの流れ,学んだ教訓を一つか二つ(その元となった聖句を引用),10代の若者への応用などを含めるとよいでしょう。準備した内容をほかの生徒と分かち合う時間を取ります。
アレンジ:少人数のグループを作り,物語または本のレポートの各部分(おもな登場人物,ストーリーの流れ,教訓,応用)をそれぞれ別の生徒が担当することもできます。
把握するための質問
生徒が聖句ブロックを読んだ後,その中にある聖句が答えとなる質問を挙げてもらいましょう。調べれば分かる単純な質問ではなく,10代の若者にとって有意義な,関連のある質問を書くよう生徒に求めましょう。例えば,「アルマは,何が信仰で,何が信仰ではないと言ったでしょう」と質問する代わりに,「救い主が教えられたことが真実であることを自分自身で知るためには,何をする必要があるでしょう」と尋ねてもらいます。生徒が研究する聖句ブロックが複数ある場合は,質問をリストアップして,別のブロックを研究した生徒と分かち合ってもらうとよいでしょう。生徒には,クラスメートの質問に対する答えを探し,考えてもらいましょう。
著者へのインタビュー
生徒に,自分がある聖文の著者であり,書いた内容についてインタビューを受けていると想像してもらいます。生徒に聖文を読んでもらい,インタビュアーと著者の役を交代で演じてもらうことができるでしょう。インタビュアーが尋ねる質問には,次のようなものがあります。
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これらの聖句の中で,読者に見逃してほしくない点は何ですか。
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あなたの要点,または要点の一つは何だと思いますか。
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読者には,それをどのように生活に取り入れてほしいですか。
生徒に,この経験から学んだことを発表してもらいます。生徒のコメントを使って,太字で書かれた真理を述べましょう。
マッチング
一つの列に複数の参照聖句を書き,別の列には対応する真理を順番を入れ替えて書きます。生徒は研究し,組み合わせることができるでしょう。
わたしたちの人生にとって重要な真理
生徒が研究している章に,見つけられそうな真理が複数ある場合,各自で研究することから始めてもらってもよいでしょう。それぞれの生徒が聖句ブロックで最も重要だと思う真理または概念を3つか4つ選び,書き留めます。次に,生徒を二人ずつのグループに分け,見つけた真理を比較してもらいましょう。各ペアで,自分たちの人生で最も大切だと思う真理を二つ選び,記録してもらいます。注:アイデアは,初めに書き留めた4つと異なってもかまいません。その後,各ペアは別のペアと合流して4人のグループを形成します。4人の生徒は,自分たちの考えを分かち合って比較し,一つのチームとして,文章の中で最も重要な真理を決めていきます。
絵のタイムライン
生徒が研究する聖文の物語を表す絵を幾つか掲示します。生徒が読む聖句を掲示します。絵を正しい順序に並べ替えてもらいましょう。
プロット図の作成
プロット図を使って,聖文の中で教えられている教義や原則を生徒が見つけられるようにします。以下を含むプロットの様々な要素を決定しましょう。
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最初の状況:これには,だれが関与しているか,最初の状況はどうだったか,そしてそれがいつどこで起こっているかが含まれます。
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対立や展開の増加:登場する人々の生活に影響を及ぼす変化を見つけましょう。
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クライマックス:ここが物語の中心です。人が障害を克服したり,発見の瞬間があったりなど,大きな変化が起こることがよくあります。
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下降展開:クライマックスの後,物語が落ち着いていきます。
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結末:これは経験によって人々が得た新しい理解を表しています。
それぞれのプロットの要素に対する参照聖句をホワイトボードに書きます。生徒に,各プロットの要素に対応する節を読んでもらい,読んでいる内容の絵を描くか,話の中の重要な出来事をリストアップしてもらいます。生徒が最後のステップを終えたら,この話全体を見て,学んだ真理を書き留めてもらいましょう。
パズル
聖句ブロックを象徴する絵を使って,簡単なジグソーパズルを作ります。それぞれのピースの裏に参照聖句を書きます。生徒をグループに分け,各グループにピースを一つずつ渡します。生徒は参照聖句を研究し,要約する準備をします。各グループが要約をクラスで発表するときに,パズルのピースをホワイトボードにテープで貼り,絵を完成させます。
朗読劇
会話の多い物語の場合,各自がすぐに自分の役を見つけられるよう,聖句を台本にまとめます。ナレーターに,会話ではない部分を読んでもらいます。聖句を写し,それぞれの部分に異なる色の蛍光ペンで印をつけるとよいでしょう。注:神会の御三方は,常に最高の敬虔さをもって表現されるべきであることを心に留めてください。この活動で使用したい聖文の中に,イエス・キリストを含む神会の御方が登場する場合は,神会の御方の言葉をナレーターに読んでもらいましょう。
聖文を読む
クラスで聖文を読む方法はたくさんあり,それぞれの読み方で,果たす目的が異なります。クラスのニーズを踏まえたうえで,読み方を選びましょう。
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黙読:生徒が各自で静かに読みます。こうすることで,生徒は聖文について思い巡らし,自分のペースで読むことができます。
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ペアまたはグループで読む:より多くの生徒が参加でき,声に出して読むことに対する緊張感を和らげることができます。
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教師または録音された音声:教師が文章を読むか,または音声を再生して,目で追うよう生徒を招きます。
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音読:クラス全員で一緒に聖句を読むよう招くこともできるでしょう。複数の有志の生徒に,クラスに向けて音読してもらうこともできますし,音読してもらう生徒に事前に依頼し,練習する時間を設けてもよいでしょう。読むのが苦手な生徒には「パス」してもよいことを必ず伝えます。
聖文の掘り下げ
聖文にある一連の聖句に関する質問を,聖句ごと別々の紙に書きます。生徒を少人数のグループに分けてください。各グループから一人,前に出てきてもらい,そこで最初の質問をします。その後,生徒はグループに戻り,協力して答えを見つけます。答えを見つけたら,別の生徒に出てきてもらって,次の質問に答えてもらいます。クラスの人数が少ない場合は,この活動を生徒各自で行ってもらってもかまいません。
シミュレーション
その日読む予定の聖文の物語をシミュレーションで体験できるように,教室を配置します。例えば,ルツ記を読む場合,教室の前に,モアブの地やユダの地を表す標識など,様々な標識を置いてもよいでしょう。生徒には,モアブの地から始めてもらい,ナオミ,ルツ,オルパ,エリメレクなど,物語の登場人物を表す名札をつけてもらうこともできるでしょう。。その後,生徒にどの人たちがユダに移住したかを示してもらい,その理由を研究してもらうとよいでしょう。
ストップサイン
太字で書かれた真理を生徒に渡します。幾つかの節をゆっくり読み上げ,太字で書かれた真理を教える助けとなることが分かったら,手を挙げるか「ストップ」と声を上げるように伝えます。その後,気づいたことを生徒に発表してもらいます。
生徒による要約
レッスンが始まる前に,一人または複数の生徒に,クラスのために要約してほしい聖文の背景や内容を伝えます。レッスンの前日にこれらを印刷して配付するか,生徒が教室に入るときに手渡すとよいでしょう。生徒にはレッスンの適切なタイミングで求められたときに,要約を発表できるよう準備してもらいます。
聖句を言い換える
生徒が理解の難しそうな聖句ブロックを読み終えたら,節を一つ選んで「言い換え」てもらうか,各行を自分の言葉で書いてもらいましょう。必要に応じて,難しい言葉や表現を理解するために,定義を見つける練習や,ほかの聖文または聖文研究ツールを使う練習ができるよう生徒を助けます。
正誤問題
聖句ブロックの重要な詳細について,様々なパターンの正しい,または誤っている文を書きます。生徒に,まずはその文に賛成か反対かを示してもらいましょう。聖句ブロックを研究しながら,その文に賛成か反対かの証拠を見つけてもらいます。その後,生徒は聖文を読みながら,誤った文を正しく書き直します。
アレンジ:その課のテーマについて,生徒が理解することが重要だと思う文を2,3文書きます。誤っている記述も幾つか含めます。次に,それらが正しいか誤りであるかを生徒に当ててもらいます。その後,生徒にはその課の聖文を調べて,それらが正しいかどうかを確認してもらいます。この活動を終えたら,生徒に見つけたことを分かち合ってもらいましょう。活動の後,どの記述が正しくて,どの記述が誤りであるかを生徒にはっきりと示してください。
写真を使う
生徒に,自分にとって大切な写真を選んでもらいます。これはスマートフォンに保存してあるものでも,自宅から持参するものでもかまいません。以下について発表する準備をするよう生徒を招きます。
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撮影に至るまでの経緯
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写真の要点または目的
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自分にとって大切な詳細を2つから3つ
発表の後,生徒にその課で使う聖句ブロックを読んでもらい,同じように関連する上記3つの点について分かち合う準備をしてもらいましょう。
視覚化
生徒に,学習した物語や文章の一部を頭に思い描いてもらいます。生徒には目を閉じてもらい,教師が説明したイメージを思い描くことに集中してもらいます。例えば,生徒に,パロの軍勢が攻めて来たとき,彼らがイスラエルの子らと一緒にいて,紅海とパロの軍勢に挟まれて捕えられたと想像してもらうとよいでしょう。どのような気持ちになるでしょうか。エジプト軍がイスラエルの陣営に入るのを阻んだ「雲の柱」とはどのようなものだったのでしょうか(出エジプト14:19-20参照)。「主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ」とき,それはどのようなものだったでしょうか(出エジプト14:21)。「『海の中のかわいた地を行ったが,水は彼らの右と左に,かきとなった』(出エジプト14:22)と想像してみてください。周りの人はどんな反応をするでしょうか。彼らは何と言っているでしょうか,それとも黙って歩いているでしょうか。その夜,あなたはキャンプで何を話しますか」と尋ねてもよいでしょう。生徒が状況を想像できるような質問を続けましょう。
ワードクラウド
生徒に,聖文の中で重要だと感じる言葉や表現を見つけてもらいます。その中で,多くの生徒に共通するものや重要な言葉や表現を使い,ワードクラウドを作成します。文字の大きさで,その言葉の重要度を示すことができるでしょう。
2.引用文や聖句で理解を深める
研究している原則や教義について生徒が理解を深めることができるよう,レッスンに標準聖典から幾つかの聖句が含まれることがよくあります。また,教会指導者の言葉が複数含まれる課もあります。以下の活動は,生徒が様々な聖句や引用文を研究し,生徒自身で真理を発見する機会を得られるよう助ける幾つかの方法です。
学習ステーションを設ける
教室のあちこちに学習ステーションを設置します。どのステーションも,壁や机に指示を掲示しておきます。これらの指示には,読むべき聖句や引用文,回答すべき質問や取り組むべきそのほかの活動などを含めるとよいでしょう。生徒は少人数のグループに分かれて順番にステーションを回り,各ステーションで学んだことを話し合います。生徒が個別に,各自のペースでステーションを回るようにしてもよいでしょう。各ステーションに大きな紙を置いておき,グループまたは個別に回ってきた生徒に答えを書いてもらうこともできます。ほかの生徒が書いたものを読み,それについて深く考えてもらうとよいでしょう。
独自の脚注をつくる
生徒に,研究している聖文に脚注を付けてもらいます。生徒が研究している聖句と,そのほかの聖文や教会指導者の言葉を関連付けることで,脚注を追加できます。余白に相互参照を書き込むか,「福音ライブラリー」アプリのリンク機能を使用します。そのテーマについてより多くの気づきを得られるように,追加の参照聖句をできるだけ多く分かち合ってもらうとよいでしょう。アレンジ:生徒は「福音ライブラリー」にあるタグを使って,様々な聖句やレッスンでの引用を関連付けることができます。
定義する
生徒に,理解するのが難しい言葉や概念を挙げてもらいます。生徒に,聖文や聖文研究ツール(『聖句ガイド』「トピックと質問」)などのリソースで調べてもらうことで,その語句に関する生徒の学びが深まります。その言葉や表現を,生徒自身の言葉で定義してもらいましょう。
落書きメモ
生徒が学習する際,発見した事柄を書き込める吹き出しや区切りが入った紙を配付します。
専門家
生徒を少人数のグループに分け,各グループに学習するテーマを割り当てます。時間を取って,グループの各メンバーがそのテーマの専門家になれるくらい,グループで割り当てられたテーマを研究してもらいましょう。生徒は,参照聖句や教会指導者の言葉,『聖句ガイド』,またはあなたが紹介するそのほかのリソースを使うことができます。十分な時間を取った後,グループを再編して,各グループに異なるテーマの「専門家」が一人ずつ含まれるようにします。その後,それぞれのテーマについて学んだことを分かち合ってもらいましょう。
『青少年の強さのために』との関連付け
生徒が聖句や言葉を研究し,福音の真理を見つけた後,小冊子『青少年の強さのために—選択の指針』から,聖句ブロックで見つけた真理を補強する言葉を探してもらいます。
教えに教え
生徒に,学習帳に聖句を一行または一文ずつ書き直し,各行または文の間に余白を残してもらいます。生徒に,その行または文の各単語を注意深く研究し,じっくり考えてもらいましょう。また,その行に関する相互参照聖句や,福音ライブラリーでそのほかの情報を探してもよいでしょう。次に,聖句の次の行についても同じことを行います。その一例が機関誌『青少年の強さのために』2021年2月号,32の「恐れてはならない」にあります。
マインドマップ
生徒に,上記のようなマインドマップを学習帳に作成してもらいましょう。真ん中の枠内に,見つけた原則や教義を書き込んでもらいましょう。その後,さらに理解を深める聖文や引用文を生徒に調べてもらいましょう。外側の枠内には,そのテーマに関する生徒の気づきを追加できます。ボックスをどんどん増やしていき,それらと学んでいる内容とを結びつけながら,マインドマップを拡大してもらいましょう。
重なるアイデア
生徒に,この課の中から似ているテーマと異なるテーマを二つ以上選んでもらいます。上のような図を作成し,二つのテーマの共通点と相違点を生徒が整理できるようにしましょう。これは,一つの話の中の二人の人物(例えばヤコブとエサウ),または二つのテーマ(例えば過越と聖餐)を用いて行うことができます。
気づきを分かち合う
生徒に聖句ブロックのページをコピーして配り,上部に自分の名前を書いてもらいます。1-2分取ってブロックを読み,研究から得た気づきを書き込んでもらいます。
例えば,脚注に印を付ける,預言者の言葉を紹介する,重要な語句に下線を引く,特別な言葉を丸で囲む,原則を書く,証や洞察を余白に書いて分かち合う,などの方法があるでしょう。
時間が来たら,その紙を次の生徒に渡して,別の洞察を書き込んでもらいます。数回これを繰り返した後,最初の生徒に紙を戻します。アレンジ:聖句ブロックではなく,それぞれの紙にブロックに関連する様々な応用についての質問を一つずつ書きます。複数の生徒に,聖文や預言者の言葉を用いて質問に答えてもらい,そのテーマについての証を分かち合ってもらってもよいでしょう。
引用文をランダムに選択する
この課の真理を教えている引用文を幾つか選んで帽子か袋に入れます。有志の生徒に帽子から引用文を一枚取り出してもらい,それが学んでいる真理とどのように関連しているか,そしてそれが自分にとってどのような意味を持つかを話してもらいましょう。引用文を読んで,分かち合う準備をする時間を必ず設けましょう。アレンジ:発表の後で引用文を交換し,新しい引用文を分かち合う新しいパートナーを見つけましょう。
聖句トーナメント
16の参照聖句を選び,組み合わせ表の外側の欄にある16本の線上に書きます。生徒を二人一組または少人数のグループに分け,表で対になっている聖句を読んで,どの参照聖句が現代の10代の若者にとって最も意味があると思うかを決定してもらいます。(どの聖文も重要であることを強調するとよいでしょう。生徒に決めてもらうのは,どの節がより優れているかではなく,単に今日の自分にとってどの節が最も意義深く感じるか,です。)生徒が選んだ聖句は,次の組み合わせ表に入ります。生徒は,最も意味があると感じる聖句を一つ見つけるまで,それぞれの対の聖句について話し合いを続け,その理由についても話し合います。生徒にこれらの聖句について,クラスで発表してもらってもよいでしょう。このアイデアの例については,「第109課:箴言の紹介」の補足学習活動の項を参照してください。
生徒が選択する学習活動
6つの学習活動のリストを作ります。生徒が聖句ブロックから真理を見つけた後に,どの活動を行うかをランダムに選んでもらいます(サイコロを振る,カードを引く,紙片を選ぶ,乱数発生器を使う)。
以下に,例を挙げます。
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イエスの生涯から,イエスが真理を教えられた,または実証されたエピソードを分かち合う。
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真理に関するマスター教義聖句またはそのほかの聖句を見つける。
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真理に従って生きた人の例を聖文の物語から見つける。
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真理を教えている教会指導者の言葉を見つける。
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真理によって祝福された人の個人的な経験を分かち合う。
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どうすれば真理に従って生活できるか,アイデアを一つ紹介する。分かち合う例を教えている聖句を見つける。
スタディ・スネーク
それぞれの机や椅子の上に,「聖句や引用文を一つ読む」,「この課の質問に答える」などの指示を書いたカードを置きます。生徒は席を順番に回り,カードの指示に従います。
トピックウェブ
生徒に,太字で書かれた真理やトピックを中心とする,図を作成してもらいます。次に,生徒は外側の円に向かって線を引き,関連する聖文,真理,または主要なトピックの要素をラベル付けします。たとえば,中央の円の中に,「主に感謝をささげよ」という詩篇の作者の招きを,「詩篇136篇」という参照聖句の場所とともに書き込むことができるでしょう。それから,外側の円に,主に感謝をささげるべき理由を詩篇の中から書き出します。
ビデオの一時停止
福音の原則を説明したり教えたりする教会制作のビデオを使います。生徒の興味を引くため,あるいは見ている内容を生徒が分析できるようにするために,様々なタイミングでビデオを一時停止します。次のような質問をしてもよいでしょう。
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「もしあなたがこのような状況にいたら,あなたは何を考え,何を感じ,どのような疑問を持つと思いますか」
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「今日研究した聖文で,助けになりそうなものはどれですか」
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「今日研究した真理について,この人に何を理解してほしいと思いますか」
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「今日のあなたは,この物語にどのように共感できますか。」
3.学んでいることを分かち合う
レッスン中,自分の考えや気づきを分かち合うよう生徒を招きます。生徒がパートナーや少人数のグループ,またはクラスに対して説明し,分かち合い,証しているときに,生徒が話しているまさにそのことが,聖霊によってより確かに証されることがよくあります。生徒の言葉や表現は,聖霊の力によって,聴いている人の心や思いに大きな影響を与えることもあります。これは大切なことですが,様々な理由から,生徒にとって分かち合うのが難しい場合があります。分かち合うことに抵抗を感じる生徒のために,「パス」しても問題ないようにしておきましょう。以下のアイデアは,生徒が学んでいることを分かち合う際に役立つものです。
聖句を分析する
大きな紙の中央に聖句を書きます(ホワイトボードに掲示してもかまいません)。すべての生徒が見える大きさであることを確認しましょう。数分時間を取って,生徒にその聖句についてできるだけ多くの質問をしてもらいます。その後,さらに数分時間を取り,先ほどの質問の答えを聖典や「福音ライブラリー」で調べてもらいましょう。あるいは,聖句を紙に印刷し,生徒が個別に同じ活動を行ってもかまいません。
アイデアボード
福音の真理を実践する方法についてのアイデアを,ホワイトボードに直接書くか,付箋や小さな紙に書いてホワイトボードに貼りつけて,生徒に紹介してもらいましょう。アイデアボードには,テーマに関連した大きな画像を入れるとよいでしょう。たとえば,ネヘミヤを研究する場合,ネヘミヤが築いていたような大きな城壁を描くことができるでしょう。ネヘミヤが神殿の周りに城壁を築いたときのように,気を散らされたり恐れたりすることなく,主の業を成し遂げるために,主が自分に行うよう望んでおられると思うことを,生徒に一つ以上挙げてもらいましょう。
対象者を知る
生徒に対象者を選んでもらい,生徒が学んでいることを,対象者が理解できる方法で分かち合ってもらいます。この活動は,二人一組かグループで行うとよいでしょう。生徒に複数の選択肢を提示し,どの対象者に教えたいかを選んでもらうと効果的でしょう。以下に,選択肢の一部を紹介します。
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伝道中に出会った別の信仰を持つ友人
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初等協会のクラスの子供たち
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学校の友人
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家族の一人
会話を続ける
クラスで話し合いを行う前に,互いに注意深く耳を傾けるよう生徒を励ますとよいでしょう。話し合いの前に,以下のアイデアを生徒に伝えましょう。これにより,生徒は互いの話に注意深く耳を傾けるようになり,多くの生徒が参加して互いを教化する話し合いを生み出すことができます。このようなアイデアを生徒に提示するか,資料にまとめて生徒に配ってもよいでしょう。
付け加える—クラスメートのアイデアで気に入った点を伝えてから,次のように自分の考えを付け加えます。
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「それで思い出したんだけど……」
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「わたしもそう思う。なぜなら……」
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「その通りだね。もう一つの例は……」
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「すばらしい指摘だね……」
要約する—クラスメートが言ったことを別の言葉で言い換えてから,それについてコメントします。
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「あなたが言いたいことは……」
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「それで,わたしの理解が正しければ……」
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「……と言っていたのが良いなと感じたよ」
質問する—ほかの生徒の発言について質問します。
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「それについて詳しく教えてもらえる?」
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「……についてちゃんと理解しているか分からないのだけど」
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「言いたいことは分かるんだけど,……はどうかな」
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「……について考えたことはある?」
紙を配る
この配付資料を使って,読むべき聖句や引用文,さらに質問を含む一連の指示を作成します。生徒が答えを書くのに十分なスペースがあることを確認しましょう。生徒一人一人にこの紙を配り,一番上に生徒の名前を書いてもらいます。生徒が最初の質問に答えたら,紙を折って答えを隠してもらいます。紙を別の生徒に渡し,その生徒は次の質問に答えたり指示を行います。生徒は紙を折って自分の答えを隠し,別の生徒に渡します。全員に回り終わったところで紙は元の生徒に戻され,その生徒はクラスメートが書いた答えを読みます。
分かち合う準備をする
生徒に答えてほしい重要な質問を伝えます。その質問をしてから,必ず数分間待って,生徒に答えてもらいましょう。たとえば,「今から数分後に,何人かに______________についての考えを分かち合ってもらいたいと思います。次の聖句を研究しながら,何を分かち合いたいかを考えてみましょう」と伝えます。その後,生徒はまず二人一組かグループで意見を出し合うとよいでしょう。
クラスでアンケートをとる
生徒に小さな紙を配り,アンケートを実施します。生徒には匿名で答えてから,紙を箱や帽子のような入れ物に入れてもらいます。原則,疑問,シナリオの中でだれかが下すであろう決断について,生徒の考えを集めることができます。また,生徒がスマートフォンを利用できる場合は,無料で使いやすい投票アプリを使用することもできます。生徒に学習課題と質問への投票リンクを渡し,スマートフォンを使って回答してもらいましょう。その後,その答えをクラスに見せるとよいでしょう。
パワーフレーズ
パワーフレーズを使って,生徒の分かち合いを訓練し,クラスのディスカッションを促しましょう。
これは,おとなしいクラスや,何をどのように分かち合えばよいのか分からないクラスにとって便利なツールです。以下の語句のリストを見せて,生徒が分かち合う内容を組み立てられるようにします。一つまたは複数のパワーフレーズを使って,生徒に聖句ブロックを研究し分かち合う準備をしてもらいます。教師が話し合いの進行役を務めるか,生徒に進行役を任せます。
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わたしの好きな聖句は……
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わたしにとって意義深いフレーズは……
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ここから得られる教訓は……
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わたしが見つけた原則は……
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わたしが面白いと思った/分かりにくかった言葉は……
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ここで10代の若者が知る必要があるのは……
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このことからわたしが真実だと知っているのは……
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わたしが確信が持てないのは……
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今日,これについてやらなければならないと感じることの一つは……
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ここから救い主について分かることの一つは……
参加カード
あなたが尋ねた質問に対する視覚的な応答として,生徒が掲げられるカードを配ります。生徒は自分の答えを示したり,考えを分かち合ったり話し合ったりする準備ができたときに,そのカードを使うことができます。以下は,様々な参加カードの例です。
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正しい場合は緑,誤りの場合は赤。
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片面に「考え中」,裏面に「分かち合う準備ができました」
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ホワイトボードに挙げられた様々な選択肢を表す数字や文字が書かれたカード。すべての生徒が答えを表す数字または文字を指し示すので,教師は生徒の反応を見てから,回答する生徒を選ぶことができます。
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上下左右に複数の答えを書いたカード(以下の例を参照)。生徒には,自分の回答が上部中央に来るようにして答えてもらいましょう。教師あるいは生徒は,生徒がどの見解を示しているかに基づいて,生徒に発言を求めることができます。
シナリオ・スターター
生徒に未完成のシナリオを配付し,より関連性があり親しみやすいものにするための詳細を追加してもらいます。例えば,次のように言うことができます。「あなたと年齢の近いジュリアという人が,人生の困難に直面しているというシナリオを作成しましょう。人生の困難にはどのようなものがあるでしょうか。」生徒が分かち合うときに,ジュリア,または教師が選んだ別の名前の人物が実在するかのように,生徒から人物の詳細について提案できるようにします。また,ジュリアに関するおもな質問など,話し合いに影響を与える重要な詳細を教師が追加することもできます。生徒にアイデアを出してもらうとき,次のような質問をすると役立つでしょう。「このシナリオは現実的で,身近に感じますか。このシナリオをもっと身近なものにするにはどうすればよいでしょうか。」その後,生徒はレッスンを通じて,シナリオの人物の助けとなる真理を見つけることができます。
アレンジ:テーマや真理をホワイトボードに書くとよいでしょう。生徒に,自分でシナリオを考えて紙に書いてもらいます。これらのシナリオを交換し,学んだことを活用して生徒に答えてもらいましょう。
アレンジ:その課で取り上げる真理について,人々の様々な見方を生徒に発表してもらいます。例えば,「安息日を聖く保つ必要がなければ,生活はもっと楽になるだろうと考える人がいるかもしれません」や,「神殿はきれいだと思うけれど,その中で儀式を行いたいとはあまり思わない人がいるかもしれません」といった意見が考えられます。そのように考えたり感じたりする人がいるのはなぜか,生徒に尋ねます。その後,その課で学んだ聖句や教会指導者の言葉が,そのように感じている人にどのように役立つかを生徒に発表してもらいます。
シナリオ・テキストスレッド
一通の携帯メールで始まるシナリオを作成しますが,そのメールに至った状況については,生徒に明かさないようにします。各生徒に次のような空白のテキストテンプレートを提供し,テキストスレッドの対話を作成してもらいます。
スピード・フレンドシップ
生徒がお互いに安心して分かち合えるようにするために,まずクラスメートのことを知る手助けから始めましょう。この活動は,生徒がお互いを知り,聖文に関することを分かち合えるようにするものです。向かい合わせの席を2列に並べて,生徒を二人一組にします。次に,生徒は指定された聖句に印を付け,その聖句について教師が用意した質問に答えます。向かい合うペアそれぞれに,お互いをよりよく知るために教師が用意した,友情を育むための質問に答えてもらい,その後,聖句に関連して準備した答えを発表してもらいます。生徒にパートナーを変えてもらい,異なる質問や聖句を使ってこの手順を何度か繰り返してもらいましょう。生徒がすべてのパートナーと取り組めるよう,隅の椅子に座る生徒は移動しないようにします。
付箋ボード
生徒に答えてもらう質問や,生徒が気づきを分かち合える聖句を幾つかホワイトボードに書きます。各生徒は付箋に自分の名前を書いて,答えたい質問やコメントしたい聖句の横に貼ります。
アレンジ:気づきや質問,相互参照など,生徒が分かち合いたいことが,色によって分かるようにしてもよいでしょう。
写真を撮る
生徒に,教室にある物やスマートフォンに保存してある写真の中で,原則や教義を教えるのに役立ちそうなものを選んでもらいます。その物や写真を使って,学んだことをだれかに教える方法を分かち合ってもらいましょう。この活動は,すぐに手に入る物や絵を使って簡単に表現できる原則や教義を教える場合に最適かもしれません。
分かち合う前に書き留める
生徒に,声に出して答えてもらう前に,重要な質問に対する答えを学習帳に記録する時間を設けます。
4.学んだことを表現する
レッスンでは,学んだことを行動で示すために何かをするよう,生徒を招くことがよくあります。これには,クリエイティブなスキルが必要になる場合もあります。以下の活動は,生徒がこれを行えるようにする方法の一部です。
折句(アクロスティック)
名前,場所,教義,それにクラスで学んだことを使用して,生徒に折句を作ってもらいましょう。たとえば,「faith(信仰)」という言葉を使うと,次のような折句を書くことができます。
F—Following the example of Jesus Christ(イエス・キリストの模範に従う)
A—Acting on promptings from the Holy Ghost(聖霊の促しに従って行動する)
I—Including our questions or concerns in our prayers(祈りの中に自分の疑問や懸念を含める)
T—Trusting God’s prophets(神の預言者を信頼する)
H—Hoping to receive His promised blessings(主の約束された祝福を受けたいと願う)
アプリの作成
生徒は紙に自分が考案したアプリのデザインを書きます。このアプリには,研究した聖文で教えられている真理を取り上げ,それを生活に応用するのに役立つ活動,写真,聖句,引用文などを含めることができます。
交差対句法
交差対句法とは,文,段落,または文章の後半が,前半を鏡のように映し出し,逆の順序で繰り返す比喩的表現のことです。主なメッセージは真ん中にあります(例として創世9:12-17またはアルマ36章を参照)。生徒に,研究した内容から交差対句法を考えてもらいます。生徒は太字で書かれた真理を中央に置き,その上下に根拠となる聖文や預言者の言葉を書き足します。次のようになります。
A—真理について生徒がどう感じるか,またはそれについて経験したこと
B—生徒が真理について理解していること
C—福音の真理または原則
C—福音の真理または原則
B—真理についてのさらなる理解
A—生徒が真理について得たその他の経験と,それについてどのように感じているか
漫画での学習
白紙の漫画本のテンプレートを生徒に渡すか,紙にテンプレートを作成してもらいます。生徒は聖句ブロックを読み,その中の物語の筋を描いた漫画を作ります。最後のボックスを使って,その話から学ぶべき最も価値のある真理だと思うことを分かち合ってもらいます。自分の描いた漫画をクラスで分かち合ってもよいでしょう。あるいは,この活動を利用して,真理や原則を現代に応用する方法を例示することもできます。
レッスンの概要を作成する
簡単なレッスン,話,メッセージ,または聖句を分かち合う方法の準備に生徒が使用できる概要を作成します。生徒による発見を記録するために,白紙の概要テンプレートを用意しましょう。各ボックスに異なる情報を書き込むよう生徒に指示するとよいでしょう。例えば,最初のボックスにタイトルを書き,次のボックスに重要な聖句の要約を書き,3つの長いボックスには例や個人的な話を,最後のボックスに証を書くといったことができます。
パンフレットを作成する
生徒一人一人に紙を配り,それを3つに折ってもらいます。生徒は,見つけた原則や教義を記載してタイトルページを作成するとよいでしょう。次のページには,副題と,生徒が学んでいる内容の詳細を記載できます。パンフレットの裏にスペースを空けておき,レッスン中に立てる目標や計画を書き込むよう,生徒を招いてもよいでしょう。
カテゴリーの色分け
聖句ブロックをコピーしたページを印刷し,聖句に印を付けるための色鉛筆を用意します。「約束された祝福」,「信仰の行い」,「戒め」などのカテゴリーを見つけます。カテゴリーごとに色分けするとよいでしょう。生徒に聖句を研究してもらい,見つけたら色分けされたカテゴリーに印を付けてもらいます。生徒に,印を付けたところや,この活動から学んだことを発表してもらいましょう。
計画を評価する
生徒が自分の計画を評価できるよう,グラフィックオーガナイザーを使うとよいでしょう。図の各セクションの質問に生徒が答えます。このアイデアの例は,「第105課:詩篇61-86篇」にあります。
フローチャート
生徒に,その課で採り上げられる様々な決定や概念の関係を説明する図を作成してもらうとよいでしょう。例えば,イエス・キリストへの信仰や希望がどこにつながるかを示すには,次のような表を使うことができるでしょう。
ハンズオン・ビルディング
生徒が研究した内容を表すものを作るために,ブロックや粘土などの材料を用意します。例えば,生徒がヨシュア4章を研究していた場合,12個の石を作るとよいでしょう。この話の中で,イスラエルの子らは,主が川に乾いた道を通して渡れるようにしてくださったことを思い起こすために,記念としてヨルダン川に12個の石を据えました。主が自分のためにしてくださったことで,覚えておくべきだと思うことを,生徒にそれぞれの石にラベルを貼ってもらうとよいでしょう。
画像コラージュ
生徒に,自分のスマートフォンや「福音ライブラリー」にある,真理に関連する写真を探してもらいます。デジタルコラージュを作って,クラスで披露し合いましょう。説明を添えてソーシャルメディアに投稿するのもよいでしょう。携帯電話を持っていない生徒には,『リアホナ』,『青少年の強さのために』,『フレンド』などの教会機関誌から画像を集めてもらうとよいでしょう。
知る—不思議に思う—学ぶ
生徒に,1枚の紙を3つの欄に分けてもらいます。最初の欄には,あるテーマについてすでに知っていることを書きます。隣の欄に,不思議に思っていることや知りたいことを書きます。3番目の欄には,レッスン中やレッスン後に生徒が学んだことを書き込みます。レッスン中,学習に役立ったことや,自分の気持ちに影響を与えたものがあれば,それを挙げてもらいましょう。
未来への手紙
生徒に,特定のタイミング(伝道中,結婚,第一子を持つ)に開封して読む,自分あての手紙を書いてもらいます。もう一つの選択肢として,将来の家族にあてた手紙を書いてもらってもよいでしょう。あるいは,セミナリーに来る将来の生徒に手紙を書き,自分が学んだことや感じたことを説明してもらってもよいでしょう。
ミームを作る
各生徒に,自分の研究から原則を見つけ,その原則を説明する興味を引くようなフレーズを考えてもらいます。さらに,その原則を説明する絵も描いてもらいましょう。これには必ず参照聖句を含めるようにします。自分のミームを紹介し,説明してもらいましょう。機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』の最新号から幾つか例を紹介してもよいでしょう。
「行って行う」計画を立てる
生徒に,レッスンで学んだことや感じたことをもとに,効果的で義にかなった行動を取るための計画を立ててもらうとよいでしょう。そのために,生徒に自分のやりたいことを特定してもらい,その計画を達成するための具体的なステップを考えてもらいましょう。これには,生徒が直面する可能性のある障害を見極め,それらに対処するための具体的なステップが含まれることがあります。計画を立てる際には,細かいステップに分けるよう伝えましょう。毎日行うことに小さな変化を加えることで,より頻繁に成功を実感できるようになります。
計画の「決定木」を作る
生徒は決定木を使って,様々な決断の長所と短所をリストアップすることで,福音の原則の実践に役立てることができます。福音の原則に関する一つの質問から始め,長所と短所を挙げた後,その決断を下すに当たっての選択を評価します。計画に含まれる質問や決定事項ごとに別の決定木を作成しましょう。
例:聖文を研究する計画を立てる。
質問:
-
いつ聖文を研究しますか。(決定木を一つ作る。)
-
どこで聖文を研究しますか。(別の決定木を作る。)
-
聖文研究にどのくらいの時間を費やす予定ですか。(3本目の決定木を作る。)
プロセスの最後には,3つの決定が組み合わさって,それを達成するための具体的なステップを盛り込んだ計画あるいは目標となります。
新しい賛美歌の歌詞
生徒に,その課で研究した真理についての賛美歌を一つ選んでもらいましょう。研究した内容をもとに,賛美歌の新しい歌詞をつくってもらいます。クラスで新しい歌詞を幾つか選び,それを掲示して歌いましょう。
プロジェクト型学習
生徒に複数の課に関するプロジェクトを作成してもらい,その後のレッスンで内容を追加していってもらいましょう。これは,詩や賛美歌,ビデオ,アートプロジェクト,その後のレッスンで制作するそのほかのクリエイティブな作品など,いずれでもかまいません。例えば,出エジプト記で主がどのようにイスラエルの子らを救い出されたかを研究していれば,主の解放する力についてのプロジェクトを行うとよいでしょう。あるいは,詩篇を研究していれば,そのときに感じる主への賛美と礼拝の気持ちをプロジェクトにしてもよいでしょう。
結末を書き換える
聖文で,個人が間違った,または不義な決断をしたときの話を研究した後,その人がより良い決断や別の決断をしたかのように,聖文の物語の結末を生徒に書き直してもらいます。これは,現代の話や例を使って行ってもかまいません。
レシピ
生徒に学んだことを使ってレシピを作ってもらいます。材料,分量,作り方を含むレシピの例を生徒に見せるところから始めるとよいでしょう。次に,生徒がその見本に従って,学んでいる内容を整理するのを助けます。レシピのタイトルは,「頼もしい宣教師になる方法」,「預言者に従う方法」,「より効果的な聖文研究方法」などとするとよいでしょう。次に,生徒は聖句や引用を使って,必要不可欠だと感じる事柄を入れていきます。例えば,歴代下14-16章を研究していれば,生徒は主を求めて見いだすためのレシピを作成することができます。創造力を働かせてレシピを作るよう生徒を励まします。生徒に,レシピの完成品を表す絵を描いてもらってもよいでしょう。
ロールプレー
生徒に,仮定の状況や起こりそうな現実的シナリオで演じてもらいます。これには様々なバリエーションがあります。有志の生徒に教室の前に来てもらって,シナリオのロールプレーをしてもらいましょう。ロールプレーは,二人一組または少人数のグループで行ってもらってもかまいません。あるいは,教師が疑問を抱える人物の役を演じ,クラス全体でその疑問や不安に応えてもらってもよいでしょう。
ショートビデオ
生徒にショートビデオを企画してもらいます。生徒は台本を書き,レッスンで学んだことをどのように手本にするかを決めます。できれば,生徒が動画を作成して,クラスで発表するとよいでしょう。
アレンジ:生徒に,教義や福音の重要な事柄を60秒で説明する動画を企画してもらってもよいでしょう。
ソーシャルメディアへの投稿
クラスで話し合った原則に関連する個人的な信条や経験を分かち合うために,ソーシャルメディアに投稿する記事を生徒に作成してもらいましょう。オンラインで投稿してもらっても,学習帳に書いてもらってもかまいません。あるいは,クラスで学習した内容に関連した疑問をだれかが投稿したと仮定して,自分が学んだ知識を使って回答を作成してもらってもよいでしょう。また,生徒が教会指導者の最近のソーシャルメディアへの投稿記事を研究し,その投稿に対する反応や励ましの言葉を書いてもよいでしょう。生徒がソーシャルメディアで意義のある投稿をするのに役立つヒントとして,『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』2022年4月号,8-9の「ソーシャルメディア:人生を変える力」を参照してください。
視覚表示
生徒をグループに分け,聖文,引用文,そのほかの学習リソースを使って,教室用のポスターや壁に掛ける掲示物を作成してもらいます。ポスターや展示品には,重要な聖句,聖文の物語が答えてくれる質問,永遠の真理,絵などを含めるとよいでしょう。生徒は順番に,ほかのグループの作品を見て回るとよいでしょう。
教会機関誌に記事を書く
生徒に,機関誌『For Strength of Youth—青少年の強さのために』『フレンド』『リアホナ』に,自分が研究したことや,それが世界中の青少年にどう役立つかを分かち合う記事を書いていると想像してもらいます。例として,一つ記事を見せてもよいでしょう。イラストや表,インフォグラフィック〔訳注:情報やデータを、図やイラスト、アイコンなどを使って視覚的に分かりやすく伝える図解〕も加えるよう生徒に勧めます。