「マスター教義の実践4:霊的な知識を得るための原則を実践する」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』(2026年)
「マスター教義の実践4:霊的な知識を得るための原則を実践する」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
ヨシュア1-8章;23-24章:第64課
マスター教義の実践4
霊的な知識を得るための原則を実践する
マスター教義は,生徒がイエス・キリストとその福音の上に生活の礎を築くのに役立ちます。この課は,生徒がマスター教義聖句にある真理を適用し,霊的な知識を得るために神の原則を学んで,実践するのに役立ちます。
生徒の準備:生徒に,今年学んだマスター教義聖句の中から,一つを選んでもらいます。その聖句の教えを実践することが10代の若者にとって益となる現実的な状況を考えるよう伝えます。聖句のリストは『マスター教義に関する基本文書』(2023年)に掲載されています。
学習活動案
マスター教義の復習:実践する
マスター教義聖句を適用することの重要性について話し合うために,多くの10代の若者が,見たことがあるのに使い方を知らないような物を持参するか,その写真を表示してください。以下に幾つか例を挙げます。それぞれの品物が何で,その使い方を知っているかを生徒に尋ねます。
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それが何かを知っているだけでなく,それの使用方法を知っていることが重要なのはなぜですか。
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この原則は,わたしたちのマスター教義聖句の研究にどのように当てはまるでしょうか。
今日は,マスター教義聖句と霊的な知識を得るための原則を,実生活の状況で使う練習をします。これらの聖句と原則を学び,生活の中で実践できるよう,聖霊からの霊感を求めてください。
今年学んだマスター教義聖句と鍵となる聖句を生徒に挙げてもらってもよいでしょう。必要に応じて,『マスター教義に関する基本文書』(2022年)を参照してください。
生徒を少人数のグループに分け,各グループに紙を配ります。マスター教義聖句を割り当てるか,各グループで一つ選んでもらいます。その聖句の教義を実践すると役に立つシナリオを作ってもらいます。例えば,生徒がヨシュア24:15を選んだ場合,次のようなシナリオが書けるでしょう:「ある少女はパーティーで,ほかのみんながしていることを,自分もしたい誘惑に駆られましたが,その行為は,主がお認めにならないことが彼女にはわかっています」参照聖句は紙に書かずに,後で話し合えるよう準備しておくよう生徒を促してください。
紙を集めます。シナリオをクラスで読み上げるか,書いたグループとは別のグループに渡るように配るとよいでしょう。
その後,各シナリオの登場人物に役立ちそうなマスター教義聖句を,生徒に発表してもらいます。どのシナリオにも,複数の聖句が関係している可能性があることを,生徒に伝えます。また,その聖句で教えられている教義を実践すると,天の御父やイエス・キリストとの関係を強くするのにどのように役立つかを話し合ってもらってもよいでしょう。必要に応じて,シナリオを書いたグループに,自分たちが選んだ参照聖句を発表してもらい,それがその選んだシナリオにどのように役立つかを説明してもらいます。
以下の「霊的な知識を得るための原則を学び,実践する」活動のために20-30分,時間を残しておいてください。
生徒のマスター教義聖句の実践に役立つその他のアイデアは,付録の「マスター教義の復習活動」の項に記載されています。
霊的な知識を得るための原則を学び,実践する
この課の残りの部分では,生徒が現実の状況で霊的な知識を得るための原則を実践できるようにすることに焦点を当てます。まず,生徒に霊的な知識を得るための原則を復習してもらうとよいかもしれません。復習活動案は,付録の「マスター教義の復習活動」の項に記載されています。この原則の説明は, 『マスター教義に関する基本文書』(2023年)の「霊的な知識を得る」の項の5-12段落にあります。
生徒に何が必要かを深く考え,主の助けを求めて,以下のシナリオから一つを選ぶか,それをアレンジするか,あるいは自分でシナリオを作ってください。
どちらのシナリオも不完全です。選んだシナリオの空欄を,適切かつ有意義な方法で生徒に埋めてもらいます。
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〔10代の青少年の名前〕という名の青年は,〔10代の若者が現実的に破りたくなるような戒め〕という主の戒めを破るようにというプレッシャーを〔人または団体〕から感じています。〔この戒めを破ってもいいと思う人が,そう考える理由〕であるから,この戒めを破るのは大したことではないと彼はよく言われています。〔10代の青少年の名前〕は混乱してしまい,どうすればよいか分かりません。
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〔10代の青少年の名前〕という名の若い女性は,親元を離れて独立できる年齢になるのを心待ちにしています。親元では,〔10代の若者が現実的には守りたくないような戒め〕の戒めを守らなければなりません。彼女は善い人になりたいと思っていますが,実家を出た後もその戒めを守り続けられるかどうか分かりません。なぜなら,〔この戒めを守りたがらない人が口にする理由〕だからです。
生徒には,霊的な知識を得るための原則を実践して,選んだシナリオの人物を助けてもらいます。生徒は,二人一組または少人数のグループでこの活動に取り組んでもかまいません。
霊的な知識を得るための3つ原則を表示してください:
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信仰をもって行動する。
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永遠の視点から概念や疑問について調べる。
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神が定められた情報源を通してさらに理解を深める。
以下の質問について生徒に話し合ってもらいます。
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霊的な知識を得るための原則のうち,シナリオの人物にとって最も役立つのはどれだと思いますか。それはなぜですか。
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このシナリオの人物の助けになると思うマスター教義聖句をはじめとする聖句はどれですか。それはなぜですか。
十分に時間を取った後で,話し合ったことを発表してもらいます。
この課の冒頭に見せた絵を表示します。生徒を二人一組に分け,次の活動を行ってもらいます。
シナリオの登場人物が,救い主の教義を無視することを選んだと想像してください。彼らに起こりそうなことを考えてください。次に,その教義と霊的な知識を得るための原則に従って行動することを選択した場合,どうなるかを考えます。
十分に時間を取って,シナリオについて生徒に話し合ってもらってから,自分たちの答えをクラスで発表してもらいます。生徒に発表してもらう際,以下のような質問を追加でして,クラスでの活発な話し合いに役立てるとよいでしょう:
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クラスメートが発表してくれた意見に,ほかに何か付け加えることはありますか。
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霊的な知識を得るための原則は,このシナリオに出てくる人がイエス・キリストに従う選択をするのにどのように役立つでしょうか。
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天の御父やイエス・キリストについてあなたが知っていることで,シナリオの登場人物が覚えておくべき重要なことは何ですか。
マスター教義聖句や霊的な知識を得るための原則が,個人的な決断をする際にどのように役立ったかを,生徒に深く考えてもらいます。生徒には,自分の考えを書いたり,発表したりしてもらうとよいでしょう。