ステーク会長会
F.クライシスコミュニケーション


「F.クライシスコミュニケーション」『コミュニケーション評議会—神権指導者用ガイド』(2024年)

「クライシスコミュニケーション」『コミュニケーション評議会』

F.クライシスコミュニケーション

概要

重大な局面が生じる前に主要なオピニオンリーダーとの関係を持っておくことは,否定的な反応を減らす助けとなります。神権指導者と教会コミュニケーション評議会は,地域や本部のリソースの支援を受けながら,重大な局面に対応するために協力すべきです。

重大な局面に陥ったときは,宗務上の第一連絡先とコミュニケーションディレクターに連絡してサポートを求めてください。調整評議会コミュニケーションディレクター(CCCD)と地域七十人は,教会本部から支援や法的指導を受けるために,地域コミュニケーションディレクターと協力して働くべきです。

神権指導者とコミュニケーションディレクターが強固な関係を築くことで,クライシスコミュニケーションにうまく対応できます。コミュニケーションディレクターに広報担当者の訓練を依頼することで,起こり得る重大な局面に備えることができます。ディレクターはまた,重大な局面において内外へのメッセージの発信を支援することもできます。

重大な局面に対応する際は,御霊が助けとなることを覚えておきましょう。重大な局面にあるときを含め,人々と接する際はイエス・キリストの模範に従ってください。主の模範が,取り組むうえでの指針となります。

以下の情報は,重大な局面にあるときに役立つことでしょう。

災害時の対応

災害発生前に,地方自治体や非営利団体,初動対応者との関係を持っておくことは有益です。これには,警察官や医療関係者などが含まれます。

また,災害救援ボランティアの避難所として役立つ可能性のある学校やそのほかの地域施設との関係を持っておくことも助けになります。

自然災害時のコミュニケーションサポートには,オピニオンリーダーや非営利団体,メディアへ働きかけて,教会の救援活動やリソースに関する情報を共有するなどがあります。

会員が関与している法的問題や犯罪

時折,教会や教会員が関与した法的問題が生じることがあります。このような問題に関しては,常に正直,真実,率直で,思いやりのあるコミュニケーションを行うべきです。

こうした事態の例として,教会員による虐待やそのほかの重大な犯罪の容疑がかけられることが挙げられます。また,末日聖徒が重大な犯罪の被害者となる場合もあります。このような場合,被害者の安全と幸福が最優先であり,そのことを明言するべきです。

多くの場合,対象となっている法的な問題は,「教会」の問題ではありません。つまり,そのケースは,教会員が関与しているかもしれませんが,彼らの公的な資格や召しと関係がなかったり,教会の活動中に発生していなかったりします。

アメリカ合衆国やカナダの神権指導者がメディアの注目を引くような特に慎重を期すべき事件に気づいた場合には,教会の中央法律顧問事務局(電話:1-800-453-3860,内線2-6301)に連絡するべきです。アメリカ合衆国およびカナダ以外では,神権指導者はその地域のエリア・リーガル・カウンセルに連絡するべきです。

  • リーガル・カウンセルに連絡した後は,宗務上の第一連絡先とコミュニケーションディレクターに知らせます。

  • コミュニケーションディレクターは,以下の形であなたを補佐できます。

    • 教会コミュニケーション部から公式の声明を受け,中央法律顧問事務局やエリア・リーガル・カウンセルから明確な指示とともに許可を得たら,メディアへの対応を行う。

    • 教会と関係のない問題について教会がコメントを控える理由を報道関係者に理解してもらう。

    • 必要に応じてメディア向けの声明を流す。

教会施設が関与している犯罪

  • 教会施設が関与している犯罪については,地元の警察に通報してください。

  • 深刻な事態が収拾したら,その件を指導者と教会の24時間対応のグローバル・セキュリティ・オペレーションセンター(1-801-240-2661;フリーダイヤル:1-844-537-7000)まで報告してください。

  • コミュニケーションディレクターは,以下の形であなたを補佐できます:

    • 必要に応じてサポートを求めることのできる地域コミュニケーションディレクターに知らせる。

    • 承認された声明を出す一方で,メディアからのさらなる要請については警察に問い合わせてもらう。

注目を浴びた死者

  • 神権指導者とコミュニケーション評議会は,注目を浴びた死者による影響を受けた会員の家族に思いやりある支援を提供することができます。

  • コミュニケーションディレクターは,以下の形であなたを補佐できます。

    • 遺族と協力してメディアの問い合わせに応じる。

    • 葬儀に関してメディアとの調整を行う。

    • 適切であれば,教会の教義をメディアに伝える。

宣教師が関与している事件

  • 宣教師が関与している事件については,伝道部会長と地域七十人に連絡を取ってください。

  • コミュニケーションディレクターは,以下の形であなたを補佐できます。

    • 宣教師とその家族のプライバシーを守りつつ,メディアの問い合わせに応じる。

    • 家族の広報担当者として指名された人物と協力する。

    • 教会本部が承認した公式の声明を発表する。

    • 適切であれば,教会の教義を伝える。

教会会員資格評議会

まれに,教会会員資格評議会がメディアの注目を集めることがあります。地域コミュニケーションディレクターと協力してください。地域コミュニケーションディレクターは,教会コミュニケーション部に相談して指導を仰ぎます。