Spiritual Message for YSA─指導者からのメッセージ
かけがえのない若い世代
教会では青少年や若い独身会員のことを称して「次世代」や「若い世代」と呼ぶことがあります。英語だと「Rising Generation」という言葉を使いますが,「Rising」には,「上昇する」「のぼりつつある」や「成長している」などの意味があります。ラッセル・M・ネルソン大管長は2025年4月の総大会で,今の時代を「非常に勢いのある時代」と呼び,特に若い世代から霊的に鼓舞されており,「若い世代(Rising Generation)は,イエス・キリストに忠実に従う者として成長しています」とおっしゃいました。
わたしは2020年から5年間,地域七十人として奉仕をさせていただきましたが,アジア北地域全体で若い世代の兄弟姉妹たちが主の弟子として雄々しく成長していく姿を目にしてきました。モンゴルからミクロネシアまで,若い世代の兄弟姉妹たちが直面する課題は様々です。しかし,共通するのは,皆がそれぞれの環境や状況が異なっても,イエス・キリストに忠実に従う者として努力をしているということです。モンゴルでは民族模様が織り込まれたカーペットの敷かれたギャザリング・プレイスに独身会員たちが集まり,カラオケやスポーツ,モンゴル相撲などの活動を行っています。彼らの多くは新会員です。ミクロネシアではトラックの荷台に乗った若者が雨の中でも教会に集います。晴れていたかと思えば,急に雨が降り,また晴れる。彼らの着ている白いシャツも濡れては渇きを繰り返します。彼らの笑顔は輝いており,ハリのある美しい歌声で賛美歌を歌います。日本や韓国では,第二世代,第三世代を超えて,福音の中で育った若人が教会の様々な場面で指導者として奉仕しています。彼らの姿は「Rising Generation(上昇する,成長している世代)」そのものです。コロナウイルスが蔓延していた期間は,すべてが止まったかのように感じましたが,今はその期間以前よりもさらに多くの若人が専任宣教師として主に仕え,神殿に参入し,ネルソン大管長がかつて招かれた「イスラエルの集合の業」に従事しています。
一年に4回行われる地域評議会には,地域会長会とアジア北地域のすべての地域七十人が出席しますが,毎回,若い世代についての評議が行われます。YSAカンファレンスやYSAのギャザリング・プレイス,神殿交流会など,どうしたら若い世代を強めることができるのかが評議されます。このような評議はステーク評議会でもワード評議会でも行われていることでしょう。彼らは教会のかけがえのない財産で,教会の将来を担う若者です。
2011年に日本で初めて現在のfsy(開催当時はefy「Especially for Youth」と呼ばれていた)が京都と東京で開かれ,約1,400人の青少年が参加しました。それから14年がたちますが,fsyは青少年に霊的な力と仲間とつながる機会を提供してきただけでなく,多くの独身会員がイエス・キリストのような指導性を身に着ける場所にもなってきました。
その伝統は今も引き継がれています。fsyとは別に独身会員のカンファレンスも毎年開かれていますが,これらのYSAカンファレンスでも,独身の兄弟姉妹がカンファレンスコーディネーターとして召され,カンファレンスの計画,準備,進行を取りまとめていきます。fsyやYSAカンファレンス,また各地で設けられているインスティテュートやギャザリング・プレイスは,若い世代の兄弟姉妹たちが,儀式と聖約を通して主と固くつながり,互いに支え合う精神と帰属意識を持ち,ネルソン大管長がおっしゃっている,イエス・キリストに忠実に従う弟子となれるよう助けるために設けられていることを知っています。
主が日本の若い世代の兄弟姉妹たちを心にかけておられ,常に導いておられることを証します。◆