箴言1-4、15-16、22、31章;伝道1-3、11-12章:第111課
伝道の書
「神はすべてのわざをさばかれる」
学習に対して霊的に備えるため「聖文を研究する」にアクセスしてください。
時に、この世で起こることにばかり目を向けて、人生を永遠の観点から見ることを忘れてしまうことがあります。伝道の書は、この世のものが一時的なものであることをわたしたちに思い出させてくれます。この課は、永遠の観点を持ち続けることが、より良い選択をする助けとなることを理解するのに役立ちます。
聖文を研究する
ラッセル・M・ネルソン大管長は、わたしたちの選択について次のように教えています。
「ここで行う一つ一つの義にかなった選択は、現世で大きな祝福をもたらします。しかし、永遠にわたって、想像もできないような祝福ももたらします。……
サタンは、もちろん、永遠の命どころか明日についても皆さんに考えさせたくありません。」(「永遠にわたる決断」〔ヤングアダルトのためのワールドワイド・ディボーショナル、2022年5月15日〕「福音ライブラリー」)
自分の選択を永遠の観点から見ないと、わたしたちにどのような影響があるでしょうか。あなたが決断しようとしていることの中で、「永遠にわたって、想像もできないような祝福をもたらす」可能性のあるものについて考えてください。例えば、特定の友人たちと付き合い続けるかどうかの決断や、心に引っかかっている罪をどのように悔い改めるか、といったことです。
なぜ天の御父は、あなたがこの決断をする際に、将来について考えるよう望んでおられるのかを、深く考えてください。将来について考えないとどうなりますか。今日伝道の書を研究しながら、真理を理解するように努め、この決断をする際に役立つ個人的な啓示を主から受けてください。
伝道の書の中で、著者は自分のことを「伝道者」(伝道1:1)と呼んでいます。伝道者は、この世の事柄にわたしたちの生活を集中させることのむなしさと、神にお会いする用意をすることの重要性とを対比させています。
次の聖句を読み、一部の人々が自分を幸せにし,充足感をもたらすと考えていることを追求した結果、伝道者が発見したことを見つけてください。見つけたことに印を付けてください。
言葉の置き換え難しい単語や表現を、簡単な単語や表現に置き換えると理解しやすくなります。聖句を読みながら、次の単語や表現を、その言葉の定義に置き換えて読んでください。
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「空」とは、空虚な、つかの間のことを指します。
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「天が下」や「日の下」というのは、この現世においてという意味です。
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「風を捕えるよう」というのは、いらだちを感じるという意味です。
どのような形でこれらのことを追い求めると、最終的にむなしさや失望感につながるのでしょうか。知識や物質的な所有物を追い求めることは、本質的に悪いわけでも間違っているわけでもありません。しかし、特に神を喜ばせることよりも、これらのことに焦点を当てるようになると、霊的に危険なものになります。
この世の知識と所有物を求めた後、伝道者は学んだ教訓で書を締めくくっています。伝道12:7、13-14を読み、わたしたちが永遠の観点を持ち続けるために役立つ、伝道者の教えを見つけてください。
伝道12:13-14の隣に、次の真理をメモしてください:この世での自分の選択によって、最後の裁きで神の前に立つ備えがどの程度できているかが決まる。
永遠の観点を持ち続けることは非常に重要であるため、神はこの真理を教えるよう多くの僕に霊感を与えてこられました。伝道12:13-14を、アルマ34:32およびモルモン3:20とリンクさせてください。これらの聖句を読み、アミュレクとモルモンが同様のメッセージをどのように教えたかを見つけてください。
以下の学習オプションを確認してください。一つまたはそれ以上行ってください。
オプションA
どうすれば天の御父とイエス・キリストにお会いする備えができるだろうか
最後の裁きの場で神の前に立ち、神に「良い忠実な僕よ、よくやった」(マタイ25:23)と言われたときのことを想像してください。
3ニーファイ27:16、19を読み、最後の裁きでイエス・キリストにまみえるために、どのような準備をすればよいかを見つけてください。
伝道12:13-14の横のメモに、次の質問に対する答えを書き加えてください。
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イエス・キリストなしには、わたしたちは最後の裁きに備えることができないことを理解することが、大切なのはなぜでしょうか。
次に、神の前に立つときに、過去に戻って、現在の自分にメッセージを送る機会があると想像してください。現在の自分に対して、最後の裁きに備えるために役立つアドバイスとなるメッセージを書いてください。今あなたが下す決断と、それが神にお会いする準備にどのように影響するかについて、今日学んだことや感じたことも含めて書いてください。あなたが今決断しようとしていることについて、自分にどんな変化や見直しを勧めたいかを書いてもよいでしょう。
オプションB
永遠の観点から物事を見れるようになるには、どうしたらよいだろうか
『マスター教義に関する基本文書』(2023年)の「霊的な知識を得る」の項の8段落を読み、永遠の観点で見るのに役立つ真理を見つけてください。
可能であれば,ビデオ「Examining Questions with an Eternal Perspective(英語のみ)」(2:56)を視聴し、永遠の真理を見つけることが、どのようにこの世の思い込みや視点に対抗する助けとなるかを示すローレンの模範を見てください。
以下の手順に従って、永遠の観点から自分の決断を調べるパターンを練習してください。
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伝道2:1、10を読み、物質的な快楽についてこの世が与えるかもしれない知恵を見つけてください。
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伝道2:10の隣に、この世の一部の人々が抱いているかもしれない次の思い込みをメモします。この世の思い込み:どんなことでも、そのときの気分が良くなることを行えば、最高に幸せになれる。
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次の質問を自分にして、その思い込みを疑ってみてください。
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天の御父、御父の計画、および、御父がその子供たちをどう扱われるかについて、自分がすでに知っていることは何だろうか。
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伝道2:10に表れているこの世の思い込みに関連する、あるいはそれを明確にする福音の教えは何だろうか。
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主と主の計画について知っている真理のうち、この世の思い込みを疑う助けとなるものを一つ以上、メモに書き加えてください。
この課の冒頭で書いた、「想像もできないような祝福をもたらす」決断について考えてください。先ほど練習したパターンを使って、永遠の観点からその決断について考えてください。以下の質問の答えをノートに書いてください。
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この決断について、神にお会いする備えに影響を及ぼすかもしれない選択には、どのようなものがありますか。
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福音やイエス・キリストについて学んだ真理で、決断を下すときに役立つものは何ですか。
考えを分かち合いましょう
この課の目的:永遠の観点を持ち続けることが、より良い選択をする助けとなることを理解することができるようになります。
教師やクラスに、以下から一つまたはそれ以上を分かち合ってください。
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自分自身にあてたメモ。
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この世の思い込みに関連する、あるいはそれを明確にする福音の教え。
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この課の目的を達成するために具体的に行ったこと。
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この課で浮かんだ質問。あなたの質問の答えをどこで見つけようと思いますか。