セミナリー
第100課:詩篇の紹介、第1部―詩篇におけるイエス・キリストについての預言


バイオリンの前で開かれた賛美歌集

詩篇1-2、8、19-33、40、46篇:第100課

詩篇の紹介、第1部

詩篇におけるイエス・キリストについての預言

学習に対して霊的に備えるため「聖文を研究する」にアクセスしてください。

何世紀にもわたり、音楽家や詩人は救い主に対する気持ちを賛美歌で表現してきました。現代の多くの賛美歌と同様に、詩篇の中には救い主の生涯と使命について教え、証するものもあります。この課は、詩篇で預言されているイエス・キリストの生涯と使命についてより良く理解するのを助けます。

聖文を研究する

好きな賛美歌や初等協会の歌はありますか。イエス・キリストについての教えのどんなところが、その歌を特別なものにしていますか。

賛美歌を歌っている教会に集う人々

詩篇とはどのような書か

詩篇は祈り、詩、賛美歌を集めたもので、現代の賛美歌集と似ている点があります。

  • 詩篇の多くは、ダビデなど特定の作者によるものです(詩篇3篇)。作者が分かっていない詩篇もあります(詩篇1篇参照)。

  • 詩篇の至る所に、ヘブライ語の詩的要素が見られます。

    • 並行法とは、二つ以上の行が関連する考えを共有する詩のことです(詩篇29:4参照)。

    • 反復表現は、行を繰り返すことによって強調するヘブライ語の詩の手法です(詩篇150篇の「主をほめたたえよ」の節など)。

  • ヘブライ語では、詩篇119篇が折句詩の一例です。折句詩は、各行の最初の文字を使用して単語またはヘブライ語のアルファベットをつづります。

  • 詩篇は新約聖書の中で115回以上引用されています(詩篇6:8およびルカ13:27参照)。

詩篇に記されている最も重要なメッセージの一つについて、十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド会長は次のように教えています。

ジェフリー・R・ホランド会長

「イエス御自身が、旧約聖書のどの文章よりも多く詩篇を引用されました。……すべての聖典の中で、詩篇の歌に表現されているように、メシヤの使命やメシヤの再臨を待ち望む気持ちについて、これほど広範囲に述べられているものはないと言えるでしょう。」(For Times of Trouble: Spiritual Solace『詩篇』より〔2012年〕、7-8)

リンクアイコンルカ24:44を読み、救い主が詩篇について弟子たちに教えられたことを見つけます。次に、ルカ24:44詩篇1篇の冒頭にある「詩篇」という表題をリンクさせます。

詩篇を研究する方法の一つは、キリストについて預言している節と、それらの預言が実現している節を比較することです。

リンクアイコン以下の表にある預言のうち、3つかそれ以上を研究してください。詩篇に記された預言とほかの聖文での実現をリンクさせてください。また、それぞれの聖句に「キリストについての預言」というタグを付けるとよいでしょう。

リンクアイコン「福音ライブラリー」を使いこなしましょう。おすすめ検索機能を使うと、福音ライブラリーでリンクを作成する時間を節約できます。リンクアイコンをタップしてから、検索バーに章と節、およびあなたがリンクさせたの書籍の最初の文字を入力します。例えば、マタイ27:46の場合はM2746です。次に、検索バーの下に表示されている、探している聖句の提案をタップします。

詩篇はイエス・キリストについて預言している

預言が成就する

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇22:1

預言が成就する

マタイ27:46

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇22:16

預言が成就する

教義と聖約6:36-37

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇22:18

預言が成就する

ヨハネ19:23-24

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇31:5

預言が成就する

ルカ23:46

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇34:20

預言が成就する

ヨハネ19:31-36

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇41:9

預言が成就する

ルカ22:47-48使徒1:16-17

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇69:20-21

預言が成就する

ヨハネ19:28-29

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇118:22

預言が成就する

使徒4:10-12

詩篇はイエス・キリストについて預言している

詩篇22:7-8

預言が成就する

マタイ27:41-43

メモのアイコン詩篇1篇の冒頭にある「詩篇」という表題の横のメモに、次の質問に対する答えを書いてください。

  • 歌詞や詩篇の詩は、イエス・キリストの生涯と使命を理解するうえでどのような助けになりましたか。

以下の学習オプションを復習してください。一つかそれ以上行ってください。

オプションA

どうすれば音楽を生活の中でより有意義にできるだろうか

詩篇の多くではセラという言葉が使われています。セラの意味は定かではありませんが、歌い手や読者に(音楽での休符のように)一旦間を置いて熟考するようにという合図だった可能性があります。

メモのアイコン詩篇3篇を読んでください。セラという言葉が出てきたら、いったん止まって、その言葉の横にメモをつくり、次の質問のうち一つに答えてください

  • なぜ作者は、これらの箇所でいったん止まって熟考してほしいと思ったのでしょうか。

  • その箇所で熟考することは、現代の10代の若者にとってどのような助けや慰めとなるでしょうか。

いったん止まって音楽のメッセージについて考えることは、現代音楽でも良く体験することができます。賛美歌か初等協会の歌を一つ選んで、歌詞を読みます。読みながら、ほかの人がいったん止まって考えるよう促すために、「セラ」を挿入するとよいと思う場所を3か所以上選んでください

オプションB

今日、わたしたちは詩篇の中から歌っているだろうか

聖餐会で賛美歌を歌いながら会衆を指揮する女性

かつて詩篇の多くにはメロディーがあったと思われますが、それがどのようなものであったのかは分かっていません。しかし、今日わたしたちが歌う賛美歌の多くは、昔の詩篇から霊感を受け、影響を受けたものです。

リンクアイコン次の詩篇から一つかそれ以上選んでください。次に、関連する賛美歌を読み、その賛美歌が詩篇からどのような影響を受けたかを見つけてください。聖句と賛美歌をリンクさせるか、賛美歌に霊感を与えた聖句の隣に賛美歌のタイトルを書いてもよいでしょう。

自分の考えを分かち合う

この課の目的:詩篇で預言されているイエス・キリストの生涯と使命についてより良く理解するのを助けます。

共有アイコン教師やクラスに、以下のうち一つかそれ以上を分かち合ってください:

  • 自分が選んだ歌と、その箇所に「セラ」を挿入する理由。

  • 研究した詩篇と賛美歌からイエス・キリストについて学んだこと。

  • この課の目的を達成するため具体的に行ったこと。

  • この課で浮かんだ質問。あなたの質問の答えをどこで見つけようと思いますか。