セミナリー
第71課:サムエル上8章―「イスラエル、王を望む」


キリストのエルサレムへの勝利の入城。

「エルサレムへ勝利の入城をされるキリスト」ハリー・アンダーソン画

サムエル上8-10章;13章;15-16章:第71課

サムエル上8章

「イスラエル、王を望む」

学習に対して霊的に備えるため「聖文を研究する」にアクセスしてください。

約束の地で長年にわたって、主はサムエルのようなさばきづかさを用意され、イスラエルを導かれました。イスラエルは、主に治めていただく代わりに、別の種類の指導者を求めていました。この課は、イエス・キリストに従うことを選ぶことで、この世の影響に対抗することの重要性を理解するのに役立ちます。

聖文を研究する

ヤングアダルトたちのイラスト

10代の若者が「みんながやっているから」という理由でやりたいと思うことについて考えてください。もしそれが、何かを行う理由だとしたら、10代の若者はどのような困難を経験する可能性があるでしょうか。

『青少年の強さのために—選択の指針』は次のように教えています。

「〔天の御父は〕皆さんが世の中に大きな影響を与えることができることを御存じであり、そのような影響を与えるためには、多くの場合、世とは異なった存在にならなければなりません。選択を行うときは、天の御父に導きを求めてください。御父は、聖霊を通して霊感を与えてくださるでしょう。」(『青少年の強さのために—選択の指針』4

サムエル上8章を研究しながら、聖霊の影響を求め、自分自身の決断について深く考えてください。

約束の地で長年にわたって、主はサムエルのようなさばきつかさを通してイスラエルを導かれました。サムエルが成長すると、イスラエルの長老たちがサムエルのもとに頼み事をしに来ました。

マークアイコンサムエル上8:4-7を読んでください。イスラエルの子らがどのような指導者を望んでいたのか、またなぜ変わりたいと思ったのかに印をつけてください。

主がサムエルに、彼の民の誤った選択に耳を傾けるように言われたことは、意外に思えるかもしれません(7節参照)。天の御父は選択の自由を尊重しておられ、わたしたちに義を選ぶよう強制されることはありません。

数百年後、預言者モーサヤはモルモン書の中で、たった一人の邪悪な王の影響がどのようにして国家に破滅をもたらすかについて教えました。サムエル上8:5モーサヤ29:17-23をリンクさせるとよいでしょう。

サムエル上8:20では、イスラエルの民が自分たちの戦いを裁き、指揮し、戦ってくれる王を望んでいたことが分かります。以下の各見出しから聖句を一つ選んでください。イスラエルの民が新しい王に望んだ役割を、キリストがわたしたちのためにどう果たしておられるかを見つけてください。

以下の学習オプションを確認してください。一つまたはそれ以上行ってください。それから、この課の最後にある「次はどうしたらいいでしょうか」のセクションを完了してください。

オプションA

主に従わない場合、どのような結果となるだろうか。

イスラエルの民は、主の愛にあふれた勧告ではなく、この世に従うことを選ぶと、苦しみと後悔につながることを学びました。

マークアイコンサムエル上8:10-18を読んでください。この真理を教えるのに役立つ言葉や語句に印をつけてください。

十二使徒定員会のディーター・F・ウークトドルフ長老は、次のように教えています。

ディーター・F・ウークトドルフ長老

「神はわたしたちに、どのように考え、どのように行動するかを自由に選べるという貴い賜物を与えてくださっています。わたしたちは神やその預言者の言葉を拒むことができます。自分の道の方が良いと思うことさえあるかもしれません。それが、少なくとも初めのうちは、自分にとって好ましいものに思えるかもしれません。しばらくの間は、満足感さえ覚えるかもしれません。しかし、わたしたちは自分の決断の結果からは決して逃れられません。」(「灯台をよけ、光を探し求める『青少年の強さのために』2022年6月号、5)

選択について考えるとき、以下のリソースの中から一つ選んで復習してください。

  • 6:26
  • 人生で学んだ教訓」(6:15-8:00)―十二使徒定員会のジョセフ・B・ワースリン長老(1917-2008年)は、自分がした選択と、その結果避けることができた結末について語っています。

    13:1
  • 永遠の命を選ぶ」(0:00-2:08)―七十人のランドール・K・ベネット長老が、警告を無視したために招いた結果について伝えています。

    10:9

ノートのアイコン自分のノートに、次の促しに対する答えを書いてください。

  • この世に従うことを選んだために、苦しみや後悔につながった例

  • 天の御父とイエス・キリストに従うことを選んだことで、喜びがもたらされ、御二方との関係が強まった例

共有アイコン主に従うことと、この世の影響を選ぶことでもたらされる結果の違いについて、友人や家族と話し合ってください。

オプションB

どうすれば世の圧力や声に打ち勝つことができるか

ラッセル・M・ネルソン大管長は次のように説明しています。

5:49
ラッセル・M・ネルソン大管長

「人をひきつけるこの世の声と圧力は、数多くあります。しかし、人を欺き、誘惑する声はあまりにも多く、聖約の道からわたしたちを引き離すことがあります。その結果が必然的に招く悲しみを回避するために、わたしは今日、毎日欠かさず生活の中で主のために時間を取って世の誘惑に対抗するよう、皆さんに切にお願いします。」(「主のために時間を取る『リアホナ』2021年11月号、120)

ノートのアイコン次の活動は、この世の影響から自分を守るために主が与えてくださっている勧告を見つけるのに役立ちます。

現代の青少年が、何かを行わなければならない、あるいは信じなければならないというプレッシャーを感じそうなことを選んでください。

  1. その例について、聖文や聖文研究の補助資料、『青少年の強さのために—選択の指針』、または福音ライブラリーアプリを使って、以下の質問に答えてください。

    1. これについて、主はわたしたちにどのような勧告を与えておられるでしょうか。

    2. 世の影響ではなく主を選ぶ人々に、主はどのような祝福を約束しておられますか。

  2. あなたが、天の御父とイエス・キリストについて信じていることについて考えてください。この知識が、御二方に従うのにどのように役立つかを、2、3文で書いてください。

次はどうしたらいいでしょうか。

敵に立ち向かうイスラエルを導くサウル

「敵に立ち向かうイスラエルを導くサウル」ロバート・T・バレット画

主はイスラエル人の選択の自由を尊重し、サウルをイスラエルの王として召すようサムエルに指示されました(サムエル上9-10章参照)。

ノートのアイコンイスラエルの民が最終的な選択をする前に、あなたなら彼らに何を伝えたいと思いますか。古代イスラエルの民にあてた手紙をノートに書きましょう。

考えを分かち合う

この課の目的:この世の影響ではなく、イエス・キリストに従うことを選ぶ重要性を理解できるようにします。

教師やクラスに、以下から一つまたはそれ以上を分かち合ってください。

  • 古代イスラエルの民に宛てて書いた手紙。

  • 世の影響よりも主を選ぶことについて、研究で見つけたことと、それが天の御父とイエス・キリストに従ううえでどのように役立つか。

  • この課の目的を達成するため具体的に行ったこと。

  • この課で浮かんだ質問。あなたの質問の答えをどのように見つけようと思いますか。