「主の僕のメッセージを研究する:教会指導者の言葉を福音学習に取り入れる」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
「主の僕のメッセージを研究する:教会指導者の言葉を福音学習に取り入れる」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
教会指導者の教え:第206課
主の僕のメッセージを研究する
教会指導者の言葉を福音学習に取り入れる
主の僕のメッセージはあなたの生活をどのように祝福してくれましたか。主の教会の指導者によって与えられた主の言葉を研究すると,わたしたちが主の声を聞くのに役立ちます。この課は,生徒が個人の福音学習に,主の僕によって伝えられた主のメッセージの研究を取り入れられるようにします。
生徒の準備:生徒に,教会指導者の最近のメッセージを研究して受けた祝福について考えてもらいます。また,自分が経験した祝福について,家族や地元の教会指導者に尋ねてもよいでしょう。レッスン中に,これらの祝福を発表する機会があります。
学習活動案
なぜ教会指導者のメッセージを研究するのか
まず,次の言葉を紹介し,総大会に参加するための自分の努力を生徒に個人的に評価してもらうとよいでしょう。
以下の二つの文に関して,それは「わたしに当てはまる」と思いますか。「当てはまらない」と思いますか。
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わたしは総大会を見ます。
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総大会の後,わたしは説教を読み,研究します。
生徒に深く考えてもらう時間を取った後,自己評価の目的は,自分の状況や改善点を評価する機会を設けることであることを再確認してもらいます。
総大会で最後に,ラッセル・M・ネルソン大管長は,次のように言いました。
「これからの数か月間,皆さんが今大会のメッセージを繰り返し研究するように願っています。」(「神権の鍵という賜物を喜ぶ」『リアホナ』2024年5月号,119)
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総大会のメッセージを研究することが重要なのはなぜだと思いますか。
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10代の若者がこれらのメッセージを研究するのが難しいのはなぜでしょうか。これらのメッセージを定期的に研究しようとして,どのような障害に直面した,あるいは直面する可能性がありますか。
生徒が発表してくれたら,生徒が述べた障害をホワイトボードに書き出していくとよいでしょう。このリストは,この課で後ほど使用することができます。
今日の学習では,これらのメッセージを研究することがなぜ大切なのかが理解できるよう,聖霊の助けを招いてください。個人の福音学習でこれらのメッセージを研究することを困難にしている問題を克服できるよう,天の御父とイエス・キリストはどのように助けてくださるかを探すとよいでしょう。
預言者は主の言葉を語る
主の僕のメッセージを研究することが,なぜそれほど重要なのかを生徒が理解できるように,イスラエルの背教の時代にエゼキエルが預言者として召されたことを研究するよう勧めるとよいでしょう。生徒は,第138課:「エゼキエル1-3章;33章」でエゼキエルが「塔を見守る者」(エゼキエル3:16-17参照)の召しを受けたことをすでに研究したかもしれません。生徒がまだこの課を学習していない場合は,次の要約を伝えるとよいでしょう。
エゼキエルは他の多くのイスラエルの民とともに捕らえられ,バビロンに連れて行かれました。囚われの状態にある間に,エゼキエルは主の訪問を受け,預言者として召されました(エゼキエル1-2章参照)。
エゼキエル3:4,10-11,27を読んで,主の預言者たちに対する指示を見つけてください。
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主の預言者の役割について何が分かりますか。
11節の「彼らが聞いても」と27節の「聞く者は聞くがよい」に注目するとよいでしょう。主は御自分の民に,主の預言者や,主が導くよう召された人々を通して主の言葉を聞くか聞かないかの選択肢を与えておられることを伝えます。
その後,次の不完全な真理をホワイトボードに書きます:主の僕によって与えられる主の言葉を聞くことを選ぶと,主は_____。
生徒に,ネルソン大管長の次の言葉を使って,この文章を原則として完成させてもらいます。
ラッセル・M・ネルソン大管長は,救い主の僕によって与えられた救い主の教えを聞き(耳を傾け),意識的に聞き(進んで従い),心に留める(信仰をもって従う)者に救い主が約束された祝福を,次のように紹介しています。
「預言者,聖見者,啓示者の言葉を心に留めるとき,わたしたちは主の声を聞いていることになります。聖任されたイエス・キリストの使徒たちは,常に主について証します。わたしたちが現世の経験の痛ましい迷路を通り抜けるに当たって,使徒たちはその順路を示します。
救い主が述べられたことや,預言者を通して今語っておられることを,皆さんがもっと意識的に聞き,耳を傾け,心に留めるときに,どのようなことが起こるでしょうか。わたしは約束します。誘惑や困難や弱さに対処する力を祝福として加えられるでしょう。わたしは約束します。あなたの結婚生活,家族との関係,日々の働きに奇跡があるでしょう。わたしは約束します。たとえ人生で混乱が増しても,喜びを感じる能力が増すでしょう。」(「彼に聞きなさい」『リアホナ』2020年5月号,90)(タイムコード13:07-14:16)
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どのような約束された祝福が見つかりましたか。
生徒は,救い主が以下のようなことをしてくださることを見つけるとよいでしょう。
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現世での経験の迷路の中で,進むべき道を指し示してくださる。
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誘惑,困難,弱さに対処できるよう,主の力でわたしたちを祝福してくださる。
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わたしたちの家族と日々の活動に奇跡をもたらしてくださる。
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人生の波が高くなっているときでも喜びを感じる能力を高めてくださる。
生徒に,救い主の言葉を研究する努力によって得られた祝福がほかにあれば,それを発表してもらい,ホワイトボードのリストに書き加えるとよいでしょう。これらの約束された祝福が10代の若者にどのように助けになるのかが分かれば,生徒のためになるかもしれません。これを行うために,生徒を少人数のグループに分けて,次のことについて話し合ってもらうとよいでしょう。
これらの約束された祝福を見て,これらの祝福の一つが10代の若者の助けになる具体的な状況について考えてください。
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10代の若者が教会指導者のメッセージを研究するのに苦労していたら,彼らを助けるために何を分かち合うことができますか。
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あなたやあなたの知人がこれらの祝福を経験したのは,どのようなときでしたか。
主のメッセージの研究を深める
生徒に,ホワイトボードに書かれている約束された祝福の中から,自分の人生で受けたいと思うものを一つ以上祈りの気持ちで選び,学習帳に書いてもらいましょう。
この課ですでに作成した,10代の若者が直面しそうな障害のリストを参照するとよいでしょう。障害を一つ選び,次のような質問をするとよいでしょう。
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この障害を抱えた人が,それを克服できるよう,あなたならどんな助言をしますか。
生徒に,教会指導者のメッセージの研究をどのように自分の生活に取り入れることができるかを考えてもらうとよいでしょう。それほど時間をかける必要がないことを伝えます。幾つかアイデアを生徒に伝え,生徒にも自分にとって役立ったものを発表してもらいます。この手引きのオンライン版の補足学習活動に,その他のデジタル活動があります。
教会指導者のメッセージの研究を個人の研究に取り入れる方法を一つ考えてください。以下のアイデアから一つ選んでください。
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教会指導者のソーシャルメディアのアカウントをフォローする。
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日曜日の礼拝の一部,あるいは週の別の曜日に一日以上,説教,または説教の一部を研究する。
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運動や通勤,仕事など,別の活動をしながら説教を聴く。
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学習計画機能を使って,直近の総大会の説教や現在の教会の大管長のメッセージを研究する計画を立てる。
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個人の聖典学習で意味深い聖句を見つけたときは,聖句の索引機能を活用するとよいでしょう。scriptures.byu.eduにあるこの索引は,総大会でその節が直近に使われたところを見つけるのに役立ちます。その引用文を「福音ライブラリー」の聖句にリンクするとよいでしょう。
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自分でも考えてみてください。
天の御父の僕を通して与えられた御言葉を学ぼうとするとき,天の御父の助けを求めて祈るよう生徒を励ますとよいでしょう。主の僕のメッセージの研究を深めるよう努力したときに受けた祝福について,証を分かち合うとよいでしょう。数週間後に生徒をフォローアップし,生徒が経験した成功や苦労したことを発表してもらう機会を設けるとよいでしょう。