「ゼカリヤ10-14章:主の日が来る」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』(2026年)
「ゼカリヤ10-14章:主の日が来る」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』
ハガイ1-2章;ゼカリヤ1-4章;10-14章:第157課
ゼカリヤ 10-14章
主の日が来る
主は預言者を通して,未来の出来事についての詳細を明らかにし,わたしたちが確信を持ってそれを待ち望むことができるようにしてくださいます。ゼカリヤは,救い主が戻って来られ,御自分の民と戦うために集まった国々から民を守られると預言しました。この課は,再臨に先立つ出来事の間,救い主がともにいてくださるという確信を生徒が持てるようにします。
生徒の準備:生徒に,「トピックと質問」(福音ライブラリー)の「イエス・キリストの再臨」を読んでもらいます。そこで学んだことや,疑問に思ったことを発表できるように準備して,レッスンに来るよう生徒を励まします。
学習活動案
救い主の再臨を待ち望む
レッスンのはじめに,休暇や伝道,結婚など,待ち望んでいる将来の大きな出来事について生徒に考えてもらうとよいでしょう。そうしたイベントについてどのように感じているか生徒に話してもらいましょう。
その後,救い主の再臨の画像を見せます。生徒に,この出来事を人がどのように感じるかを表す言葉を幾つかホワイトボードに書き出してもらいます。リストには,「ワクワクする」,「準備ができている」,「自信がある」,「平和」,「怖い」,「分からない」,「緊張している」,「不安だ」などの言葉が含まれているかもしれません。
救い主の再臨についてどのように感じているかを評価するために,生徒に次のことを行ってもらいましょう。
次の質問に対する答えを学習帳に書きましょう。
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救い主の再臨についてあなたが感じている気持ちを表す言葉はどれですか。
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何がこの出来事に対するあなたの気持ちに影響を与えましたか。
救い主の再臨について疑問があれば書き出してください。
再臨に関連する出来事を研究するとき,これらの出来事のときに救い主がともにいてくださるという確信を深める方法が分かるよう,御霊の印象に耳を傾けてください。
生徒に,書いたものを発表してもらうとよいでしょう。ゼカリヤ書を研究しながら,自分の疑問に対する答えを見つけるよう生徒を励まします。
注:救い主の再臨に関して,すべての疑問に答えを出す必要はありません。生徒がさらに学びたい場合は,「トピックと質問」(福音ライブラリー)にある「イエス・キリストの再臨」などのリソースを研究するとよいでしょう。
ゼカリヤ,救い主の再臨を預言
救い主の再臨に関するゼカリヤの預言を生徒が理解できるように,次の段落を読むか,要約するとよいでしょう。
ゼカリヤは,末日にハルマゲドンの戦い(黙示16:16参照)として知られる大いなる戦いがエルサレムの近くで起こると預言しました。地上のすべての国が集まってエルサレムに敵対するでしょう(ゼカリヤ12:2-3参照)。戦いの中で,エルサレムの町は軍に包囲されます(ゼカリヤ14:2参照)。その後,救い主がオリブ山に御姿を現されます(ゼカリヤ14:4参照)。
これらの出来事の間,救い主が御自分の民をどのように助けられるかを生徒がさらに学べるように,配付資料「救い主は_____のために何を行われるのでしょうか」を使うとよいでしょう。クラス全体で聖句を読み,忠実な者のために救い主が行うと約束されたことを説明する言葉を,生徒に各質問の下に書いてもらうとよいでしょう。
あるいは,クラスを3つのグループに分け,各グループに質問を割り当てて研究してもらい,クラスで発表してもらってもよいでしょう。
救い主の再臨の時に悪人がどうなるかについて生徒が疑問を持っている場合は,ゼカリヤ14:12-13,17-19を読んでもらうとよいでしょう。これらの聖句は,イエス・キリストに従わないことを選んだ人々の状態を説明しています。
配付資料の記入が終わったら,生徒に,学んだことについて質問してもらいましょう。答えに自信がない場合は,生徒に分からないと伝えてください。生徒に答えを見つけてもらいます。また,レッスン中でもレッスン外でも,生徒と一緒に答えを探してもよいでしょう。
次の質問は,生徒がゼカリヤの教えから真理を見つけるのに役立ちます。
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これらの聖句は,イエス・キリストについてどのようなことを教えていますか。
話し合いの一環として,救い主について学んだことを簡潔な真理の文にまとめるよう生徒に勧めます。生徒からは,イエス・キリストは末日に戻ってこられて,御自分の民を集め,救い,守られるなど,様々な答えが出るでしょう。
聖文で学んでいる真理が,自分の生活の中に天の御父とイエス・キリストの愛と力と憐れみがある証拠であると生徒が気づくと,力が得られます。このことに気づくと,生徒は御二方とのつながりをより身近に感じられるようになります。
これを理解するのに,以下の質問が役立ちます。
(主の愛と力と憐れみを,聖文で教えられている真理に結びつける質問を行うスキルをさらに訓練するには,『教師養成スキル』の「学習者が自分の生活の中で,主の愛と力と憐れみを認識できるよう助ける」の項を参照してください)。
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イエス・キリストについてのこの真理を知っていると,わたしたちが自信を持って主の再臨に臨むのにどのように役立つでしょうか。
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イエス・キリストは今日,どのような方法で御自分の民を集め,救い,守っておられるでしょうか。
前の質問に対する答えは,以下のようなものになるでしょう。イエス・キリストは,御自分のもとに来て,主の福音に従い,神殿の祝福を受けるようにすべての人を招くことによって,集められます。主は贖罪の賜物と福音の儀式をささげることによって救われます。主は生ける預言者と聖文を通して御心を明らかにされることで,守られます。
知っていることを示す
次の活動は,救い主が再臨のときに,主の民のためにすると約束されたことへの確信を生徒が述べるのに役立ちます。この課題は,生徒各自で取り組んでも,少人数のグループで取り組んでもかまいません。配付資料の聖句を使って活動を行ってもらいます。
生徒たちが自分で考えた歌詞を追加するために,次のビデオを見せてもよいでしょう。ChurchofJesusChrist.orgから「Come, O Thou King of Kings(来ませ,王の王)」(3:43)を見れます。
賛美歌「来ませ,王の王」(『賛美歌』29番)の歌詞を読んでください。それから,賛美歌に歌詞を一つ追加します。救い主が,再臨のときに御自分の民のために何をすると約束されたかと,これらの約束が,末日に救い主が御自分の民とともにおられるという確信をもつのにどのように役立つかについてのゼカリヤの教えを含めてください。
追加した歌詞を生徒に発表してもらいます。
生徒が書いた歌詞を一つ以上入れて,クラス全体で賛美歌を一緒に歌うとよいでしょう。
最後に,救い主と,あなたが自信を持って主の再臨を待ち望めるよう,救い主がどのように助けてくださるかについて,あなたの証を分かち合うとよいでしょう。