2025
家族の喜びと大切さ
2025年3月号


デジタル版のみ:ソーシャルメディア発信の教会指導者の教え

家族の喜びと大切さ

生ける預言者をはじめとする教会指導者たちが,ソーシャルメディア上で家族について教えた事柄を見てみましょう。

Jesus Christ with little children(「イエス・キリストと幼子たち」)

マイケル・マーム画

わたしたち一人一人は,神の家族の一員です。地上の家族は天の家族に倣うものであり,わたしたちが天の両親のようになるのを助けるためにあります。

ラッセル・M・ネルソン大管長は,家庭を「愛のすばらしい実験室」と呼びました。家族の中で生活することは,様々な困難や成功の喜びを経験しつつ,忍耐,慈愛,犠牲,赦し,敬意,愛を学ぶ助けとなります。

教会指導者たちは総大会で,家族について語ってきました。また,これらのテーマに関してソーシャルメディア上でもメッセージを分かち合っています。以下にその一部をご紹介します。

子供たちは地上においても天においても宝である

ダリン・H・オークス管長

「わたしの子供たち,孫たち,そしてひ孫たちは……わたしの人生における最も大きな喜びの一つです。

自分の人生や家族,あるいは将来の家族について決断を下す際には,地上においても天においても,究極の宝はわたしたちの子供たちと子孫たちであることを,どうか覚えていてください。

わたしは,心から愛するこの家族を祝福してくださった,愛にあふれる天の御父に日々感謝をささげています。」

President Dallin H. Oaks, First Counselor in the First Presidency, Facebook, Mar. 1, 2023, facebook.com/dallin.h.oaks.

犠牲が見過ごされることはない

ジェフリー・R・ホランド会長

「家族のために犠牲を払っておられる世界中の母親の皆さんに向けて,わたしは申し上げたいと思います……皆さんの犠牲は,教会の指導者たちにも,御自分の子供たちを絶えず気にかけることを求めておられる天の御父にも,見過ごされることはありません。

わたしたちの人生にあって,この地上における章が終わり,この世のあらゆる名声が消え失せるとき,最初に義にかなった母親が次の言葉を聞くであろうと信じています。『良い忠実な僕よ,よくやった。〔わたしの安息に入りなさい〕。』(マタイ25:21)」

President Jeffrey R. Holland, Acting President of the Quorum of the Twelve Apostles, Facebook, Dec. 21, 2023, facebook.com/jeffreyr.holland.

キリストのような愛をもって子供を育てる

ディーター・F・ウークトドルフ長老

「人生の初期は,戦争とそれに伴う苦悩のために困難に満ちたものでしたが,自分を愛してくれる家族の一員であったことについては,非常に恵まれていました。……

この幼少期にあって,わたしの家族はまだイエス・キリストの回復された福音に出会っていませんでした。とてもつらい時期でした。それでも,家族や友人,隣人たちの愛があったからこそ,こうした場所に関しても楽しい思い出が残っています。

恐らく,親の皆さん(あるいはいつの日か親になる人々)の中には,自分の子供たちが生まれ育つ世界に対して懸念を抱いている方々もおられるでしょう。皆さんがキリストのような愛をもって子供たちを育て,天の御父と救い主イエス・キリストを愛するよう教えることに心を注ぐならば,子供たちは人生のあらゆる困難を乗り越える力を授かることでしょう。困難にあっても,救い主の福音に生きることからもたらされる喜びと平安を感じることができるようになるのです。」

Elder Dieter F. Uchtdorf, Quorum of the Twelve Apostles, Facebook, July 17, 2024, facebook.com/dieterf.uchtdorf.

永遠の家族は聖約によって可能となる

クエンティン・L・クック長老

「永遠の結婚および永遠の家族は,わたしたちが主の聖なる神殿で神と聖約を交わすことによって可能となります。神殿結婚を優先するよう,わたしはすべての方々をお招きします。神と,また互いに聖約を交わしたいと望むすべての人々は,わたしたちを一つに結ぶ神殿の儀式に参加するよう招かれています。家族は確かに永遠であり,神の計画の中心を成すものなのです。」

Elder Quentin L. Cook, Quorum of the Twelve Apostles, Facebook, Jan. 18, 2024, facebook.com/quentin.lcook.

皆さんは主の家族の一員である

クエンティン・L・クック長老

「御父の計画は,家族ありきの計画です。家族がいなければ,永遠というのがこれほど喜びに満ちたものとなることはなかったでしょう。……

皆さんに断言します。既婚者であろうと独身者であろうと,大家族であろうと小家族であろうと,皆さんは依然として主の家族の一員です。わたしは,偉大な救いの計画が天の御父のすべての子供たちを擁するほど大きなものであることを喜んでいます。また,神の計画により,家族関係が墓を超えて続く方法が備えられていることに,わたしは特に感謝しています。神のみもとに戻るとき,わたしたちは最も愛する人々と永遠に結ばれることを証します。」

Elder Quentin L. Cook, Quorum of the Twelve Apostles, Facebook, May 15, 2023, facebook.com/quentin.lcook.

恐れる必要はない

ロナルド・A・ラズバンド長老

「多くの若い夫婦は,今日の世界情勢を鑑みて,子育てをすることに不安を感じています。

数年前のことですが,結婚して間もない娘の一人が夫と一緒にやって来て,ラズバンド姉妹とわたしに,非常に重要で人生に大きな影響のある質問をしてきました。

それは,『わたしたちの住んでいる世界は邪悪と恐れに満ちているように思えるのに,それでも子供をもうけることは,安全で賢明なことなのだろうか』という疑問です。二人に対するわたしたちの答えは,断固として,『もちろんだとも,問題ないどころかとても大切なことだよ』というものでした。こうしてわたしたちは,基本的な福音の教えを分かち合い,わたしたちの心からの思いと人生の経験について伝えました。

主は,わたしたちがときには恐れを感じることがあるだろうと御存じでした。わたしもそのような場面に遭遇したことがありますし,皆さんもそうです。

主は聖文の中で,わたしたちに次のように説いておられます。『恐れてはならない,わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない,わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし,あなたを助け,わが勝利の右の手をもって,あなたをささえる。』(イザヤ41:10

娘と義理の息子はあの晩,わたしたちとの会話の内容を深く考え,二人で祈り,断食をし,自分たちなりの結論を導き出しました。二人にとっても,また祖父母に当たるわたしたちにとっても幸せで喜ばしいことに,娘は今,7人のかわいらしい子供たちの母親となっています。

確かに,わたしたちは苦難の時代に生きています。しかし,救い主の模範に倣うかぎり,恐れる必要はないのです。そうするときに,わたしたちが住む今の時代に対して,また立ちふさがる問題に対して心を悩ませることがないようにと祈ります。」

Elder Ronald A. Rasband, Quorum of the Twelve Apostles, Facebook, May 12, 2024, facebook.com/RonaldARasband.

価値あるものを追い求める意義は,わたしたちの関係に祝福をもたらすことにある

クリスティン・M・イー姉妹

「ここ数回話す割り当てを受けた中で,わたしたちの召し,仕事,教育,そのほか価値あるものを追い求める意義は,わたしたちの関係—すなわち神との関係,家族との関係,また互いとの関係—を祝福することにあるという考えを含めるようにという印象を受けました。ラッセル・M・ネルソン大管長はこのように述べています。『聖約の道の根本にあるのは,わたしたちと神の関係〔です〕。』わたしたちの生活の様々な側面は,永遠の関係を育み,祝福するという目的を達成するための手段なのです。

奉仕の召しと家族にもたらされる祝福は,わたしたちが思っている以上に絡み合っており,この二つを切り離すことはできません。マルコによる聖文が,『安息日は人のためにあるもので,人が安息日のためにあるのではない』(マルコ2:27)という原則を教えているように,わたしたちの召し,ミニスタリングの割り当て,仕事,教育は,わたしたちに祝福をもたらすものであり,神との聖約関係,ひいては他のあらゆる関係に祝福をもたらすためのものなのです。

……わたしたちが人生におけるこれらの要素を,神がわたしたちと御自分との関係,わたしたちと人々との関係を祝福するために備えられた方法だと考えるなら,わたしたちは神聖な動機づけ,導き,理解,強さ,幸福,平安を授かることができます。

わたしたちは皆さんを愛しています。皆さんが神との個人的な聖約関係を育むときに,祝福が注がれるようにと祈っています。」

Sister Kristin M. Yee, Facebook, July 21, 2024, facebook.com/reliefsocietyworldwide.

どれだけ相手のことを思っているかを人々に伝える

タマラ・W・ルニア姉妹

「息子の死から7年後,携帯にメッセージが届きました—まるで息子からメッセージが届いたかのようでした。

誕生日を祝ったばかりの10代の孫(わたしの息子の子供)が,プレゼントとしてお父さんの古い携帯電話をもらったのです。

一方,わたしはまだ連絡先を更新していませんでした。

息子と自分が,彼の人生における最後の数日間に互いにどんなやり取りをしたのか知りたくて,わたしは過去の会話画面をスクロールし始めました。

用事や家族の行事に関する短いメッセージがたくさん出てきました。ただ『愛しているよ』と書かれたメッセージを見つけるのに時間がかかればかかるほど,心が沈んでいきました。

わたしが息子を愛していることは息子も分かっていたはずですが,それでも最後にもう一度,それを伝える機会を逃してしまったのではないかと思いました。

それ以来,わたしはあらゆるやり取りを『ありがとう』,または『とっても愛しているわ』で終わらせるようにしています。

今すぐ立ち止まって,皆さんのやり取りを確認していただけたらと思います。

わたしたちは時々,急ぎの用件を伝え合うのに忙しくしているあまり,いちばん大切なこと,『愛しているよ』と伝えるのを忘れてしまいます。

愛する人々,一緒に暮らしている人々に,自分がどれだけ相手を大切に思っているか,メッセージを送るなどして伝えるよう,皆さんをお招きします。

彼らが自分にとってどれほど大切な存在であるかを伝えるために,もう1秒たりとも待たないようにしましょう。

メッセージを送り,伝えてください。

後悔はさせません!

『愛する者たちよ。 わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は,神から出たものなのである。』(1ヨハネ4:7)」

Sister Tamara W. Runia, Facebook, July 23, 2024, facebook.com/youngwomenworldwide.

  1. 「トピックと質問」「家族」の項,福音ライブラリー参照

  2. ラッセル・M・ネルソン「女性を敬う神聖な義務『リアホナ』1999年7月号,47

  3. ラッセル・M・ネルソン「永遠の聖約『リアホナ』2022年10月号,11