「メアリーとキャロライン,聖文をすくう」『フレンド』2025年5月号号,26-28
聖文の物語
メアリーとキャロライン,聖文をすくう
メアリー・ロリンズは12才のときに初めてモルモン書を知りました。モルモン書を借りたメアリーは,夜通し読み続けました。
メアリーは,「いましめの書」という新しい本も楽しみにしていました。そこには,イエス・キリストがジョセフ・スミスにあたえられた多くの教えがふくまれることになっていました。
でも,教会が好きでない人たちもいました。ある日,いましめの書が印刷されている建物に男たちがおし入りました。かれらは印刷機をまどから投げすて,原稿を通りにばらまきました。
メアリーと妹のキャロラインはかくれながらその様子を見ていました。メアリーは,原稿が台無しになる前に原稿をすくいたいと思いました。キャロラインはこわくなりましたが,その原稿に神様の言葉が書かれていることを知っていました。
二人は通りに走って行き,できるだけたくさんのページを手に取りました。何人かの男たちがそれを見て,やめるように怒鳴りました。メアリーとキャロラインは原稿をしっかりとにぎりしめると,近くのとうもろこし畑にかけこみました。
二人の男がメアリーとキャロラインを追いかけました。メアリーとキャロラインは地面に横になり,原稿を体の下にかくして男たちが二人をさがすのを静かに聞いていました。
やがて男たちはあきらめました。メアリーとキャロラインは無事でした!二人は聖文をすくったのです。今日,それらのけいじは教義と聖約にふくまれています。