年次放送
取り組み1:熱心に学ぶよう招く


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取り組み1:熱心に学ぶよう招く

2026年 宗教教育セミナリー・インスティテュート年次訓練放送

2026年1月23日(金)

はじめに

ヨー・A・ダンソ:兄弟姉妹の皆さん、ユタ州ソルトレーク・シティーからお届けする宗教教育セミナリー・インスティテュートの年次訓練放送へ、ようこそ。わたしはヨー・ダンソと申します。宗教教育セミナリー・インスティテュートの副教育長を務めています。約170か国でこの放送を視聴している教師と指導者の皆さんを、心から歓迎いたします。皆さん一人一人に愛と感謝をお伝えし、皆さんの奉仕に深く感謝しています。この放送が皆さんを強め、高めるものとなるよう願っています。主の御霊から霊感を受け、これから話し合う事柄を理解できるように祈ります。教会教育システム教育委員長を務める七十人のクラーク・G・ギルバート長老と、セミナリー・インスティテュート教育長のチャド・H・ウェッブ兄弟、そしてセミナリー・インスティテュート教育長補佐の皆さんも本日参加してくださっていることに感謝しています。ギルバート長老とウェッブ兄弟とともに、世界の10か所の地域の職員が今日この放送に参加します。

ユタ州ソルトレーク・シティーのインスティテュートの生徒による聖歌隊の歌でこの放送を始めます。聖歌隊が「心に光あり」を歌います。

賛美歌「心に光あり」の後、マーク・マクドナルド兄弟が開会の祈りをささげます。

マーク・マクドナルド:天のお父様、今日この場に集っていることに感謝します。わたしたちはこの場に集まってくださった皆さんと、世界中でこれから集まる皆さん一人一人の献身に感謝します。また、このプログラムと、わたしたちが教会の若者たちに携わる機会に感謝します。どうか、わたしたちとこの訓練を祝福してください。わたしたちがものの見方を変え、あなた様の青少年とヤングアダルトをさらに祝福することができますようにお願いいたします。また、クラスで教える人々も祝福してください。彼らがキリストと主の贖罪に焦点を当て、若い人々がイエス・キリストを信じる信仰と希望を持てるよう助けることができますように。わたしたちが祈るこの時に、ともにいてくださるようお願いいたします。イエス・キリストの御名により、アーメン。

ヨー・A・ダンソ: 美しい音楽と心からの祈りに感謝します。

ギルバート長老とウェッブ兄弟が、この集会の残りの進行をします。すべてのセミナリー・インスティテュートで取り組んでいる5つの取り組みについて話し合います。それらは以下のとおりです。

  1. 熱心に学ぶよう招く

  2. セミナリーの生徒がインスティテュートに移行するのを助けることに特に焦点を当てて、すべての生徒を定着させる

  3. 参加するよう会員や友人を招く

  4. 預言者のメッセージを強調する

  5. 「人生の備え」の課を実施する

ギルバート長老の証の後、トッド・メリル兄弟が閉会の祈りをささげます。

取り組み1:熱心に学ぶよう招く

クラーク・G・ギルバート長老: ダンソ兄弟、ありがとうございます。

この集会の形式は、ほとんどの集会とは異なります。ダンソ兄弟が述べた5つのテーマに関する質問について前もって考えてくるよう、皆さんにお願いしていました。これからの時間、これらのテーマと、世界中での取り組みと進歩について話し合います。これらは新しいテーマではなく、ここ数年わたしたちが強調してきたテーマです。各セクションの内容を振り返り、教職員にフォローアップする際に、積極的に学ぶようお招きします。主体的にこの訓練に参加するとき、御霊から霊感を受け、自分の役割と責任をよりよく果たす機会が見いだせると約束します。聖霊から受けた印象を書き留め、放送後も引き続き話し合い、行動に移せるようにしてください。

各テーマについて、世界の幾つかの地域でなされた霊感あふれる取り組みを学びます。その後、これらの取り組みに携わっている方々と話し合います。

ギルバート長老:最初の取り組みは「熱心に学ぶよう招く」です。生涯にわたるイエス・キリストの弟子を育てる最も重要な方法の一つです。D・トッド・クリストファーソン管長は、昨年6月の宗教教育者大会で話をしたときにこのように述べました。

「生徒が学習過程で選択の自由を行使できる方法で教えなければなりません。積極的に学び、自ら学ぶ責任を負うのを助けるのです。自ら学ぶ責任を果たせるよう促すとは、永続する信仰と証を育むことを暗に意味しています。そうすることで、生徒は生涯イエス・キリストの活発な弟子となれるのです。」

さらに、熱心に学ぶよう招く救い主の模範についてこう教えています。

「イエスは弟子たちに、単に指図したり、代わりに何でもしたりはなさいませんでした。弟子たちに考えさせ、携わらせ、話し合わせ、教えを実践させて教えられたのです。おかげで、救い主が去られた後も、弟子たちは聖霊を受け、聖霊を導き手とする準備ができていました。」

昨年の年次訓練放送でお話しした際、わたしは皆さんに以下の招きをしました。

「神が御覧になるように〔生徒を〕見ることができるようになることです。生徒たちに力があることを認め、神から見れば、わたしたちは皆、選択の自由を行使して行動する平等の機会さえ与えられれば等しく学ぶ能力があるという理解を深めることです。……熱心に学ぶよう招く方法についてあなた自身が改善できることを考えることです。あなたが教えるときにそのような機会を認識できるよう、御霊が助けてくださることを祈ります。」

今日、次の地域がどのように熱心に学ぶよう招いているかを見られるのを楽しみしています。最初に南アメリカ北西地域、次にアジア地域から話を聞きます。

南アメリカ北西地域のビデオ:熱心に学ぶために備える

ヘンリー・ヘレラ:南アメリカ北西地域では、セミナリー教師が、生徒がさらに熱心に学ぶのを助け、関心を引き、興味を持ち続けられるよう支援しています。この取り組みを実行するため、その週にセミナリーのクラスで学ぶことをまとめたビデオを作って、「リール」でセミナリー生徒に共有しています。

セミナリー生徒1:セミナリーのレッスン、良かったな。来週のまとめを見てみよう。

教師のメッセージ

セミナリー教師: 皆さん、こんにちは。セミナリーの新しい週が始まります。29日から10月3日です。月曜日は、どうすれば神殿に参入して主の祝福を受けたいという望みがさらに強くなるかを学びます。

ハイール・ヒメネス:こんにちは、ハイール・ヒメネスです。コロンビア・カルタヘナセミナリー・インスティテュートのコーディネーターをしています。毎週、クラスのまとめの短いビデオをセミナリーのクラスに送っています。青少年が霊的な備えをした状態でクラスに来られるようにするためです。今日は、これが霊的に彼らをどのように助けているかお見せします。

教師と生徒の会話

ハイール・ヒメネス:こんにちは、元気ですか。

セミナリー生徒2:こんにちは、とても元気です。

ハイール・ヒメネス:幾つか短い質問をしても良いですか。

セミナリー生徒2:いいですよ!

ハイール・ヒメネス:今週のビデオを見る機会がありましたか。

セミナリー生徒2:はい。新しい預言者である教会の大管長のメッセージを学ぶので、今日、たくさんのことを期待して来ました。

ハイール・ヒメネス:ビデオはどのような助けになりましたか。もしくは、何がもっとも心に残りましたか。

セミナリー生徒2:家族に関する真の教義を教えているので、それが興味を引きました。

ハイール・ヒメネス:いいですね。わたしも聴いてみます。この準備はクラスで最大限に学ぶのにどう役立ちましたか。

セミナリー生徒2:クラスとのつながりを深めてくれ、参加する自信が持てるので助けになります。

ハイール・ヒメネス:すばらしいですね。お時間をありがとうございます。

セミナリー生徒2: ありがとうございます。

ハイール・ヒメネス:これは、生徒が準備してクラスに来られるようにするとどうなるかのほんの一例です。ありがとうございました。

アジア地域のビデオ:クラスへの参加を強める

ライリー・ワン:教師が熱心に学ぶよう招く一つの方法は、生徒にクラス外でも福音に従うよう招くことです。そうした招きとして、その週にレッスンの目的を実践するための個人の目標を立ててもらったり、学んだことを復習して聖霊からの促しを生徒に書き留めてもらったり、実践から学んだことや感じたことを翌週発表してもらったりします。

これから、クラス外でも福音に従うという教師からの招きを受けて、それに応じた一人の生徒の経験を聞きます。

セミナリー生徒: 教師はクラスの前に招きます。クラスの後にも招きます。教師は必ずしも聖文を研究するよう招くわけではなく、レッスンで教えた原則を実践するように招くこともあります。あるいは、時には、クラスでの発言が活発で、資料をすべて網羅できないこともあります。そこで、教師は、幾つかの質問を家で考えてくるように言ったり、チャレンジをしたり、目標を立てるように言ったりして、翌週フォローアップをします。

クラスの後で、さらに実践し、学び、応用すればするほど、証が得やすくなると思います。クラスの中では、聖なる御霊を近くに引き寄せられると思います。御霊は思い起こさせてくれます。それで、クラスの後は福音の原則を実践し、証を得る時となります。

最も大切なことは、福音の原則を実践することだと思います。福音に従って生活することがもっとも大切ですが、実践から得られた証はさらに大切です。クラスの後で教師が、先ほど話したように、目標を立てて実行するよう招いてくれました。わたしが立てた目標ですが、来週フォローアップすると言われたので、毎日悔い改めるという目標を立てて、その週はほんとうに毎日悔い改めました。自分の気持ちが毎日違うと感じました。毎日ほんとうに幸せで喜びがありました。

クラーク・G・ギルバート長老:これらは、生徒が自分の学習に責任を持つということのとてもすばらしい例です。今日はこの場に、南アメリカ北西地域のヘンリー・ヘレラ兄弟と、アジア地域のライリー・ワン兄弟をお迎えしています。今日はお越しくださりありがとうございます。

ヘレラ兄弟、事前に準備資料を送って、生徒が学ぶ準備をしてからクラスに来るのを助けるということについて、あなたのチームが話すのを聞くのが好きでした。生徒に学ぶ備えができた状態で来てもらうために、ほかにどんなことを行いましたか。

ヘンリー・ヘレラ:そうですね、付け足すとすれば、ステークやワードで、セミナリー・インスティテュートのスーパーバイザーが、毎週時間を割いて、熱心に学ぶよう招くなどのスキルを伸ばすための訓練を教師たちにするというすばらしい働きをしてくれています。これは生徒に大きな影響を与えます。なぜなら、その後、生徒はクラスの間、より積極的に参加するようになるからです。すばらしいです。

クラーク・G・ギルバート長老:それはすばらしいです。

チャド・H・ウェッブ兄弟:もしよろしければ、追加の質問をしてもよろしいですか。皆さんが訓練を行い、ステークのスーパーバイザーがクラスを訪問し、訓練した内容について教師にフォローアップとフィードバックを行うのですね。

ヘンリー・ヘレラ: はい。

チャド・H・ウェッブ兄弟:提供する訓練の最も効果的な部分、または最も重要な部分は何ですか。

ヘンリー・ヘレラ:この訓練で一番大事な部分は練習だと思います。練習することが必要です。何度も練習します。そうするとき、彼らは目標をすぐに達成できるようになります。

チャド・H・ウェッブ兄弟:ほんとうにすばらしいですね。ありがとうございます。 

ワン兄弟、クラスの外でも福音に従うよう生徒を招くという兄弟の地域の取り組みを聞いて、とても感動しました。生徒がその招きに従えるように助けるうえで、いちばん効果的だったのはどんなことですか。

ライリー・ワン:「救い主の方法で教える」の中に、教師が非常に効果的だと感じた方法があります。このように書いてあります。「成長するよう、学習者にチャレンジする。その際は、負担になりすぎないものにする。フォローアップし、経験したことを分かち合うよう招く。」 このアプローチには、3つの重要な原則が含まれています。第1に、招くことです。第2に、フォローアップです。第3に、生徒に自分たちの経験を分かち合ってもらうことです。

わたしたちの地域では、教師が翌週の簡単な計画を立てるように生徒を招き、次のクラスでは、それがどうだったか、何を学んだかについて尋ねます。毎週、分かち合うための時間が確保されていて、多くの場合、軽いリフレッシュメントを用意して、これがクラスで定期的に行われるようになっています。生徒は、教師がフォローアップすることを知っています。忘れてしまう生徒もいるかもしれませんが、招きを覚えていて行動する生徒は通常、意義深い経験を得ます。

クラーク・G・ギルバート長老:そのようにすることはとても力強いことです。クラスの中にとどまらない招きをし、インスティテュートやセミナリーの目標は単にクラスで行われていることではなく、クラスの外でどのような人物になるかであることを生徒が理解できるように助けることが、日課の一部になっている点がすばらしいと思います。ワン兄弟、ありがとうございます。

それでは次に、ユタ州ソルトレーク地域から寄せられた質問をヘレラ兄弟にします。

ジェシカ・マイラー:ソルトレーク・シティー地域のジェシカ・マイラーです。わたしの質問はこちらです。学ぶ準備をしてくるよう生徒を招くことは、クラスで聖霊を感じるあなた自身の経験にどんな影響を及ぼしましたか。

ヘンリー・ヘレラ:そうですね、生徒は期待を持って準備するとき、通常、自分の霊的な経験をほかの人と分かち合いたい気持ちになります。そうすると、その瞬間に教室にとても特別な環境が生まれます。ほかの生徒や教師の心にも触れると思います。それは生徒にとってほんとうにすばらしい経験です。

チャド・H・ウェッブ兄弟:お二人がおっしゃっていることはすばらしいと思いました。ギルバート長老が昨年教えてくれたことが大好きです。覚えておくべきシンプルな事柄です。「クラスの前に何ができるだろうか。」「彼らは学ぶためにどのような備えができるだろうか。」「わたしたちと一緒にいて、学んでいることを分かち合い、熱心で積極的な学習者である間、彼らはどのように参加できるだろうか。」「彼らがこれらの原則と約束を試し、自分の経験によって証を育てることができるようにするために、どのようにクラスの後で信仰をもって行動するよう招くことができるだろうか。」お二人が行っていることは、そのような深い改心の体験につながっているのです。ありがとうございます。

クラーク・G・ギルバート長老:この問いに対する兄弟たちの対応がとても好きです。生徒に準備をお願いするのも一つの方法ですが、その代わりに行われるべきことも少しあります。準備していても、それをクラスで使用する機会がなければ、準備する動機や、やる気が消えてしまう可能性があります。ソルトレークからの質問は、備えがどのように聖霊を招くかということだったと思います。準備したものを分かち合う機会をもつときに、聖霊を招くことができます。貴重な話し合いをありがとうございます。

皆さんの教職員グループでも同様の話し合いをするようお招きします。今年度のレッスンで、皆さんが霊感を受けて、熱心に学ぶようさらに招くことができるように祈ります。熱心に学ぶよう招く努力をするとき、皆さんは生徒の生活に奇跡が起こり、彼らが救い主イエス・キリストの生涯の弟子となるのを助ける方法で学ぶのを目にすると約束します。

チャド・H・ウェッブ兄弟:ありがとうございます。ギルバート長老もありがとうございました。