取り組み4:預言者のメッセージを強調する
2026年 宗教教育セミナリー・インスティテュート年次訓練放送
2026年1月23日(金)
クラーク・G・ギルバート長老:次のテーマは、ここ数年強調してきた、預言者のメッセージを強調する機会についての話し合いです。生徒たちは、騒がしく、混乱した時代に生きています。生ける預言者の導きと教えが、かつてないほど重要です。2023年1月に、クラスで生ける預言者の言葉を強調する方法を、祈りと霊感により見いだすよう教師の皆さんをお招きしました。
そのときわたしは次のように言いました。「兄弟姉妹、わたしたちは苦難の時代に生きています。しかし、わたしたちが惑わされることのないよう、主はあらゆることについて規範を備えておられます。その規範の一つは、この地には真理を教える預言者がいるということです。わたしたちは耳を傾けているでしょうか。それは〔教室において、また生徒をミニスタリングする際に、〕わたしたちの教授法や生徒を教え導く方法に影響を与えているでしょうか。」
過去3年間、クラスで預言者のメッセージを強調することに焦点が当てられ続けてきました。セミナリー・インスティテュートの教師は、基本的な預言者のメッセージを研究し、クラスの学習に組み込むことに時間をささげ、祈りながら取り組んできました。
また、生徒の疑問に答え、必要を満たす方法で、預言者の教えを取り入れようと努めてきました。生ける預言者のメッセージを強調している効果的な例を幾つか紹介しましょう。最初に南アメリカ南地域、次にアメリカ中央地域の教師と生徒の話を聞きます。
南アメリカ南地域のビデオ:預言者のメッセージを強調する
ナタナエル・ラスタリア:インスティテュートのクラスを計画する際、話し合うテーマについて預言者が最近教えたことを深く考えるようにしています。預言者のメッセージを読み返し、生徒と共有するための引用や抜粋を探します。そうすることで、クラスに変化が起こります。特別な経験をします。預言者の声を真に強調することで、自分の言葉に権威と明確さと裏付けが加わります。そして、自分が教えていることが、主の僕である預言者を通して語られる主の声であることが分かります。
アグスティナ・ヒメネス:これまでにイエス・キリストがどのように語りかけてくださったかを考えます。答えは聖文にもあります。しかし、主はどのように語りかけてくださるのでしょうか。主の声はどのような声でしょうか。わたしは総大会でいつも、指導者の声は主の声であるという確信を得てきました。1週間前、教会の現在の教えに基づく霊的なメッセージをセミナリーの生徒が分かち合うよう招いてください、と勧められました。わたしは、わたしたちを導く主の声を大切にしながら、キリストの教えを目の当たりにすることができています。主は憐れみ深い御方です。
ベツァベ・アルテアガ:わたしたちの地域で預言者の声を聞くことは祝福であり、セミナリーの青少年はその生きた証です。クラス会長たちは、イエス・キリストの弟子になるという招きを受け入れ、心に留め、リストを持って、クラスに参加していない青少年を訪問しました。キリストの愛がすべての人のためにあることを理解し、確信しているので、招き、愛情を注いだのです。
チアゴ・ピント:セミナリー教師がこの推薦状ホルダーをくれたとき、預言者の声を思い出し、神殿にもっと近づき、自分では聖約を交わせない人々のために身代わりとして神殿でもっと時間を使うようにという預言者の招きを思い出すことができました。自分の決断をよりよく評価し、より尊厳のある生活を送ることができるようになるという招きを受け入れるよう霊感を受けました。その努力のおかげで、奉仕できるようになりました。神殿にいるとき、さらに生活の中で救い主の愛を感じることができました。
アメリカ中央地域のビデオ:預言者のメッセージを強調する
ドリュー・ライト:クラスで預言者の言葉を強調する一つの方法として、クラスで見つけた原則に関連するどんな話を最近預言者から聞いたか、生徒に尋ねるようにしています。例えば、「家族—世界への宣言」を教えているとしたら、こう尋ねます。「最近の総大会で、『家族—世界への宣言』で見つけた原則に関連したどんな話がありましたか。」もし総大会を視聴していないであろう生徒や、視聴していないと言う生徒がいれば、「オークス大管長のこの間の総大会の話を読んで、どんなことが分かるか探してみてください」と招いて、話し合いがうまくいくように導きます。そこで気づいたのですが、このようにするとき、わたしは生徒の発言を救い主と結びつけやすくなりましたし、生徒はそのほかの機会に発言する際にも預言者の言葉を自然に使うようになりました。
ジョナサン・サンダース:生徒たちは皆、人生や福音全般について疑問を持っています。そしてわたしは、それらの疑問の答えが生ける預言者の言葉の中にあることを知っています。そこで思いついたのは、ディボーショナルの際に生徒が質問をして、預言者の言葉を使ってその質問に答えるというものでした。
生徒:わたしはこの質疑応答が大好きでした。預言者の言葉を読むと、まさにその日わたしが経験していたことにぴったり当てはまりました。その日の朝に考えていたことが、セミナリーの質疑応答の議題に上がることがよくありました。預言者の言葉を通して、イエス・キリストがわたしに個人的に語りかけておられるように感じました。預言者は天のお父様とイエス・キリストの言葉を直接受け取り、それをわたしに個人的に届けてくれるような感じがします。
クラーク・G・ギルバート長老:南アメリカ南地域のベッサベ・アルテアガ姉妹と、アメリカ中央地域のジョン・サンダース兄弟が参加してくださっています。ようこそ。ご一緒できてうれしいです。
アルテアガ姉妹、姉妹が生徒たちと預言者のメッセージを用いる様子に感銘を受けました。ビデオの話の中で、預言者の言葉はどのような役割を果たしましたか。
ベッサベ・アルテアガ: ご質問ありがとうございます。そうですね、預言者のメッセージは、自分の割り当てに対するクラス会長の見方を変えました。彼らは、この役割は単にセミナリーを始める手順以上のものであることを理解しました。預言者の言葉を研究し、深く考えた彼らは、主が彼を祝福されたように、自分たちには奉仕の場からイスラエルを集めるという使命と能力がともにあることを悟ったのです。そしてクラス会長は、預言者の声に従うよう霊感を受けました。聖霊を通して、彼らはほかの若者たちをイエス・キリストのもとに導くための個人の啓示を受けました。クラスの参加者は、預言者は神によって召され、主の業に彼らを召されたのは主御自身であることを知っています。
クラーク・G・ギルバート長老:すばらしいですね。特定の問題に関して生徒を強める助けとなっただけでなく、預言者と預言者の役割についての証も深まったようですね。
チャド・H・ウェッブ兄弟:はい、すばらしいですね。わたしたちは人々を招くことができますが、その招きの裏に預言者によって教えられた原則があるとき、さらに力が増します。すばらしいですね。ありがとうございます。
サンダーズ兄弟、兄弟の行いに感謝しています。預言者のメッセージを使うことで、特にあなたが言及したような生徒の質問に対して、どのような発見があったのか気になっていました。そこでの経験はいかがでしたか。
ジョナサン・サンダース:ご質問ありがとうございます。自分のキャリアにおいて、生徒たちが聖文を開き、疑問に対する答えを見つけるのを助けるという点で、わたしはかなり良い仕事をしてきたことに気づきました。数年前、わたしもレッスンで引用をするだけでなく、最近の預言者の言葉をレッスンに取り入れることで、もっと良い働きができるのではないかと気づきました。生徒はいつも疑問を持っていることを知っています。そこで、週に一度のディボーショナルの時間に、生徒に具体的な質問をしてもらうよう招きました。そして、ただ聖典を読むだけでなく、最近の総大会からすべての話者の言葉やメッセージを紙の両面に印刷して、 生徒の質問の答えをその紙に書くための時間を少しだけ、ほんの数分取りました。正直に言うと、初めてのときは少し緊張しました。しかし、彼らが多くの異なる語句に下線を引いたり強調したりして、話し合いのために使うのにそれほど時間はかかりませんでした。そして、現実の質問に対する現実的な答えをほんとうに素早く見つけることができるという点で、生徒たちにとって一週間で一番お気に入りの時間になったと思います。
チャド・H・ウェッブ兄弟:この点でわたしが特に気に入っていることがあります。生徒を巻き込むという話をすることがありますが、真理を探求する過程に彼らを巻き込むのではなく、単に集団で会話したり、意見について話し合ったりすることを意味しているという誤解をすることがあります。「あなたの疑問について預言者は何を教えていますか」と言う方が、単に「あなたはどう思いますか」と尋ねるよりも、はるかに有意義な時間の使い方です。そうすることで、学ぶ準備が整います。
ジョナサン・サンダース:生徒たちが答えを見つけたときの興奮、それを分かち合う喜びを目の当たりにします。そして気づいたのですが、レッスン中に、彼らはしばしば例の紙を読み返していました。それが自然と、ただそうなったんです。すばらしかったですね。
クラーク・G・ギルバート長老:預言者に目を向けるよう生徒に教えているので、とても力強いです。教師として、生ける預言者の現在の教えの中に自らの身を置くのです。そして、その言葉は今この瞬間のためにもたらされています。ですから、質問に答えたいとき、預言者の言葉はとても強力な情報源なのです。それでは、サンダース兄弟、オンライン学習課の人から質問があります。注目しましょう。
ミーガン・ベタートン:オンライン学習課のミーガン・ベタートンです。教科課程を使ってレッスンを準備するとき、預言者のメッセージを強調することで、準備にどのような影響がありましたか。
ジョナサン・サンダース:それはほんとうに良い質問ですね。現在の教科課程はこれまでで最高のものだということに、だれもが同意してくれると確信しています。それが大好きです。現在の教科課程で最も気に入っている点は、引用されている言葉がごく最近のものであり、それらの言葉を語った生ける預言者が今もいることかもしれません。教師としては、レッスンの準備にかかる時間を節約できてほんとうに助かります。ですから、最初に行うことの一つは、補足資料のレッスンの最初、中間、最後にある預言者の言葉の引用を読むことです。そうすると検索範囲が狭まり、現代の預言者の言葉の視点を通して、生徒の必要にもっと焦点を当てることができるようになります。
クラーク・G・ギルバート長老:それはとてもすばらしいですね。教科課程チームからはきっとこう言われます。「すべてを最新の状態に保つのにどれだけ大変な労力がいるか分かりますか。」
ジョナサン・サンダース:感謝すべきですね。
クラーク・G・ギルバート長老:教師はこう言うべきです。「これを行うのにどれだけ大変か分かりますか。」そして、それは重要であり、違いを生みます。
チャド・H・ウェッブ兄弟:ちょっと考えたことがありました。自分がセミナリー教師になりたてのころ、ある夏の間、5年間だったと思いますが、最近の総大会の話をすべて調べ、教会指導者が引用した聖句を一つ一つ探し出し、その参照箇所を自分の聖典に書き写したことを覚えています。ですから、レッスンでその部分に取り掛かるときには、すでにそこに参照できるものが用意されていて、より最新の状態に保つことができました。
クラーク・G・ギルバート長老:すばらしいですね。
ジョナサン・サンダース: すごいですね。
クラーク・G・ギルバート長老:すばらしい洞察をありがとうございます。御存じのように、イエス・キリストの特別な証人として奉仕するよう現在召されている人々が述べる、イエス・キリストの福音の真理、教義、原則を教えること以上に、わたしたちができることで、生徒に大きな影響を与えるものはあまりありません。生徒たちへのすべてのミニスタリングと教えにおいて、今後も預言者のメッセージをぜひ強調し続けてください。
ご参加くださりありがとうございました。
チャド・H・ウェッブ兄弟:ありがとうございました。