年次放送
取り組み5:「人生の備え」の課を実施する


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取り組み5:「人生の備え」の課を実施する

2026年 宗教教育セミナリー・インスティテュート年次訓練放送

2026年1月23日(金)

チャド・H・ウェッブ兄弟: 最後のテーマは、教科課程の「人生の備え」レッスンの課を実施することについてです。

2024年1月に「人生の備え」レッスンを導入した際、「これまでに見たことのないほどに、霊の貯水池の水門が開く」ことを目的としているとお伝えしました。

これが徐々に実現するのを目にしています。これまでに生徒や親、神権指導者から寄せられた反応とフィードバックは、とても肯定的なものです。これらは、若い世代が聖文を研究する方法を知り、生ける預言者の教えを中心にする備えができるように支援するものです。情緒的なレジリエンスを身につけ、学校で良い成績を収め、義にかなった父、母になり、将来教会や地域社会で指導者になるスキルと能力を持つ世代を育てるうえで助けになります。

若い世代が神殿の聖約を理解する備えをして、その聖約に従って生活することを固く決意できるよう助けています。この世代は、ふさわしく、資格があり、霊的な活力に満ち、救い主を代表して世界中の人々を主のもとに招く備えができている宣教師たちです。

それでは、「人生の備え」レッスンにある課が世界中の青少年にどのような祝福をもたらしているか、見てみましょう。最初にアメリカ南西地域、続いてヨーロッパ中央地域の話を聞きます。

アメリカ南西地域のビデオ:「人生の備え」の課を実施する

ジャック・マニス: こんにちは。ウィルコック姉妹とともに、アリゾナ州ギルバートのキャスティールセミナリーに来ています。彼女のリリーストタイムセミナリーのクラスの生徒に、生涯にわたる弟子となるうえで「人生の備え」レッスンにある課がもたらした祝福について話してもらいます。

生徒1:「人生の備え」レッスンのおかげで、神が生活の細部まで御存じであることが分かりました。物質的であれ、霊的であれ、生活のあらゆる面に神の御手があることが分かったのです。

生徒2:「人生の備え」の課が大好きです。伝道の備えや、一つ一つの試練が信仰を増す機会であることを理解する助けとなります。

生徒3:「人生の備え」の課は、自分が青少年として日々ほんとうにレジリエンスを持っていることに気づくのを助けてくれました。

生徒4:数年前に兄を車の事故で亡くした後、セミナリーの 「人生の備え」レッスンにある「疑問のために個人の啓示を求める」という課を受けて、なぜこのような試練を経験するのかがよく理解できるようになりました。

生徒5:「人生の備え」は、神殿の聖約をほんとうに尊ぶ助けになりました。神殿に行くのがとても楽しみになり、多くの祝福が得られることが分かるようになりました。

生徒6:セミナリーの「人生の備え」のおかげで、証に対して積極的なりました。家に帰って自分の経験を友人や家族に伝えています。ほんとうに気兼ねなく話すことができるようになりました。

生徒7:セミナリーの「人生の備え」レッスンは、ほかの人や、その人が必要とすることを理解する助けとなりました。

生徒8:神殿に関するレッスンが大好きです。儀式を受けるのが楽しみになりました。

生徒9:去年、どのような決断や選択をしたらよいかほんとうに困っていて、答えが見いだせない状態が続いていました。セミナリーが始まる前にトイレに行き、レッスンによって悩みを解決できるように祈りました。教室に戻ってモニターの画面を見ると、その日のテーマが「選択」だと表示されていました。その週の後半に自分で選択することができて、肩の重荷が取り去られたような気がしました。

シシリー・ウイルコック:「人生の備え」レッスンを生徒のためにより有意義なものにするうえで役立ったのは、まず生徒との関係を築くことでした。生徒のことがもっと分かるようになると、関係が深まり、レッスンがより身近なものに感じられると思います。早い段階で、頻繁に関係を築くことが助けになります。自分の人生の経験を話したり、生徒にも話をしてもらったり、レッスンを通して生徒に考えさせる霊感された質問をしたりしています。

ヨーロッパ中央地域ビデオ:「人生の備え」の課を実施する

セザール・F・テロ・ソーサ:コーディネーターが「人生の備え」レッスンの背景にある原則を理解できるように、教師会ではレッスンのサンプルをともに確認し、教科課程を理解することに焦点を当てています。これは、教師がレッスンの背景にある 理由 や、形式と流れを理解するのに役立ちます。二回目の教師会では、この訓練モデルを使って、レッスンを効果的に教える方法をともに練習し、教科課程を信頼できるようにします。この二回の教師会の後、「人生の備え」レッスンに対する理解と評価が劇的に変わりました。

早い段階で、「人生の備え」レッスンに挙げられているテーマの多くについて、教師たちから、自分は未熟で知識が足りないと思うというフィードバックがありました。そこで、デモンストレーションと練習に力を入れながら、レッスンを効果的に教える方法について訓練し、教師と個人的に話をしました。教科課程に信頼を置くことができるようになるにつれて、教師の疑問や懸念が徐々に解消されていくのが見て取れました。

時間を取って練習したおかげで、教師たちの自信が増しました。「人生の備え」レッスンが、常にイエス・キリストに焦点を当て、教義に根ざし、愛と聖霊とともに熱心に学ぶよう招くことによって、困難に直面している青少年を助けるために設けられたものであることに気づき始めました。そして、教師たちはセミナリーのクラスで「人生の備え」レッスンにある課を教え始めると、生徒の生活に良い影響が出ているのを目にするようになりました。

神権指導者は、「人生の備え」レッスンがセミナリーの生徒に与える影響を目にすると、それをヤングシングルアダルトにも及ぼしたいと考えました。セミナリー・インスティテュート代表者と協議した結果、多くのステークがそれぞれのインスティテュートのワークショップで革新的な「人生の備え」レッスンを取り入れたり、次の学期に実施する計画をしたりしています。

チャド・H・ウェッブ兄弟:今日は、アメリカ南西地域からシシリー・ウィルコック姉妹をお迎えしています。今は皆さんの人生において胸の高鳴る時期であることを理解しています。参加してくださりありがとうございます。また、ヨーロッパ中央地域からルーベン・アルホナ兄弟にお越しいただきました。ありがとうございます。

ウィルコック姉妹、「人生の備え」レッスンによって、それ以外のレッスンを教えているときの教え方や生徒への接し方はどう変わりましたか。

シシリー・ウィルコック:「人生の備え」レッスンのおかげで、レッスンの焦点が、単に福音の内容を学ぶことから、実際に福音に従って生活することへ移りました。「人生の備え」レッスンを教えていないときでも、生徒との関連性を重視し、キリストの教義が今自分が直面している問題や状況、疑問に実際に助けとなることを生徒が理解できるよう助けています。また、生徒がいる場所で生徒に接しようとするときに、より良い聞き手になり、より良い質問ができるようになりました。「人生の備え」レッスンは、わたしや生徒たちが福音をただ学ぶだけでなく、もっと福音に従って生きていると感じられるよう助けてくれたと思います。

チャド・H・ウェッブ兄弟:生徒たちが、自分たちの生活にどのような影響を与えているかについて話してくれたことがとても好きでした。生徒と関連づけ、つながりを深めようとしたときに、生徒の生活の中でほかに何か変わるのを目にしましたか。

シシリー・ウィルコック:教室では、レッスンが生き生きとしているように感じます。レッスンには活気があり、繊細なことについてもっと率直に話し合うことができると感じます。皆このレッスンが大好きです。セミナリー・インスティテュートに関係がない友人や家族にも大絶賛しています。ともにすばらしい経験をしてきたので、「人生の備え」レッスンがどれほどすばらしいかを話しています。

チャド・ウェッブ兄弟:すばらしいですね。

クラーク・G・ギルバート長老:すばらしい。

アルホナ兄弟、あなたはヨーロッパ中央地域の地域ディレクターから説明があったこの取り組みに携わっていますね。「人生の備え」レッスンが、セミナリーのクラス以外にも影響を及ぼして、家族や神権指導者に祝福をもたらしている様子について、話していただけますか。

ルーベン・アルホナ:分かち合う機会をいただき、ありがとうございます。「人生の備え」レッスンは、青少年に強い影響を与えています。

例えば、スペインのマドリードでは、伝道に出る選択についての課を受けて、ある生徒が専任宣教師になりたいと強く思いました。そのレッスンで、教師は伝道中の同僚を招いて話をしてもらうように促しを感じました。

別の若い女性は、学校でいじめを受け、深い悲しみを感じていましたが、悲しみとうつへの対処法についてのレッスンに参加して、必要な情緒的なリソースを見つけました。

別の例では、ストレスや不安に対処することについての課で、生徒が個人的な悩みを打ち明けることができ、教師とビショップが彼を支援する体制を調整することができました。

最後に、健全な思考パターンを身につけることについての課では、家でよそよそしく、少し反抗的だった息子が家族とのつながりを取り戻すのに役立ち、ほんとうに前向きな変化をもたらしました。

「人生の備え」レッスンが成功しているのは、イエス・キリストとキリストの教義に焦点を当て、青少年に祝福をもたらす実践的なツールを提供しているからだと思います。

クラーク・G・ギルバート長老:福音を取り入れ、生徒が生活に応用する助けとなっていることは、すばらしいことですね。そして、「人生の備え」レッスンを教えていなくても、聖文を研究する際に、日々の生活の中で生徒たちを救い主のもとに導くことこそが目標であり、それを望んでいることを思い出します。

チャド・H・ウェッブ兄弟: ええ、すばらしいご意見をありがとうございます。おっしゃる通りです。「人生の備え」レッスンは、順序どおりに聖典を学ぶレッスンにも祝福をもたらしているということですね。生徒の必要を満たし、疑問に答えられるようになっているからです。そして、効果的に、順序立って、原則に基づいて聖文を教えることについて長年学んできたことを、これらのレッスンに取り入れて、御言葉の力を身に付けています。ただテーマについて話すだけでなく、青少年に関連のある事柄をテーマ別に研究することを通して福音を教えているのです。先ほど見事におっしゃっていただいたように、両方のタイプのレッスンが強化され、救い主と聖文に根差したレッスンとなるよう願っています。分かち合ってくださったすばらしい例に感謝します。そのような模範が世界中に広がり、何千何万という若人に祝福をもたらしています。そのような様子を見ると本当にワクワクします。

アルホナ兄弟にもう一つ質問があります。ヨーロッパ北地域から送られてきました。

ロス・マーティン:わたしはロス・マーティンです。ヨーロッパ北地域でコーディネーターをしています。生徒が「人生の備え」レッスンで得た良い経験を、もっと自信をもって友人や会員に伝えられるよう、どのように助けられるでしょうか。

ルーベン・アルホナ:「人生の備え」レッスンの効果を、生徒が自信を持ってほかの人に伝えるのに役立つと思う具体的な行動が幾つか思い浮かびます。第1に、ステークのセミナリー活動を計画して、生徒が親しみやすく気兼ねない環境で自分の気持ちを述べることができる証会をすることができます。第2に、ライフスキルのソーシャルメディアチャンネルを立ち上げて、生徒がこれらのレッスンの影響について友人とコンテンツを共有できるようにすることもできると思います。これは、福音が自分の生活にどのように関連しているかをほかの人々が理解する助けにもなると思います。さらに、教師に具体的な訓練を提供して、教師が練習を重ねたうえで、明確なレッスンができるようにすることもできます。「人生の備え」レッスンでは、その課を学んで、どのようにイエス・キリストへの改心が深まったか、あるいは生活における困難な状況を乗り切る助けとなるかを生徒が述べる時間を設けるとよいでしょう。

チャド・H・ウェッブ兄弟: ほかにご意見や質問はありますか。何か分かち合っておきたいことはありますか。すばらしいご意見でした。ありがとうございます。

教師の皆さん、「人生の備え」レッスンを実施してくださり感謝しています。これらのレッスンにおけるギルバート長老の影響力に感謝しています。青少年にとってすばらしい祝福となりました。「人生の備え」レッスンを通して、生涯にわたってイエス・キリストと回復された福音に深く改心する主の弟子を育てるのを助けていると心から感じています。これらの課を教え続けるなら、引き続き奇跡が起こるでしょう。この末日の嵐に立ち向かうために、主が生徒を備え、強め、守ってくださるのを目にするでしょう。

セミナリー・インスティテュートの取り組み

  1. 熱心に学ぶよう招く

  2. セミナリーの生徒がインスティテュートに移行するのを助けることに特に焦点を当てて、すべての生徒を定着させる

  3. 参加するよう会員や友人を招く

  4. 預言者のメッセージを強調する

  5. 「人生の備え」の課を実施する

今日はこの5つのテーマを取り上げました。新しいことは何も導入されていません。このような取り組みを何年も続けているのは、熱心に学ぶよう招き、預言者のメッセージを強調し、「人生の備え」レッスンにある課を聖文研究に効果的に取り入れることで、青少年とヤングアダルトがイエス・キリストと回復された福音への改心を深めるのを助けるという目的を達成できると確信しているからです。この目標は、今日の世界において非常に重要かつ必要であるため、定着する青少年とヤングアダルトを増やし、ともに学ぶように招くことによって参加者を増やすためにできることをすべて行う必要があります。職員集会でも、この5つの各分野について、どのように取り組みを強化できるか、引き続き話し合うようお招きします。各分野の目標を設定して指導者と共有し、定期的に戻って報告する時間を設けましょう。

最後に、皆さんのすべての働きに感謝の意を表したいと思います。皆さんを愛しています。皆さんと一緒に働くのが大好きです。毎日イエス・キリストについて証し、主と主の回復された福音に対する信仰と証を築く業に携われることに感謝しています。この業の一部となり、皆さんとともにこの業に携われることは、何という祝福でしょうか。ありがとうございます。 この証と愛をイエス・キリストの御名により分かち合います。アーメン。

クラーク・G・ギルバート長老:アーメン。

ウェッブ兄弟、そして今日参加してくださった皆さん、ありがとうございました。主が教会全体で、セミナリー教師やコーディネーター、インスティテュートディレクターに革新と霊感を与えておられるのを目にして、わたしは霊が鼓舞されてきました。これに取り組む中で、様々なことを行う方法についての印象や霊感を受け、ウェッブ兄弟のこの5つの分野に対する招きに従って、今行っていることを改善し、人々をイエス・キリストのもとに導く取り組みを強化してください。

ここで締めくくりたいと思います。ほんとうに、なぜこのようなことをするのでしょうか。なぜ、それぞれの取り組みをしているのでしょうか。熱心に学ぶよう招く。生徒を定着させる。参加するよう友人を招待する。預言者の言葉を強調する。「人生の備え」の課。これらの一つ一つの中心にあるのは、若い人々を救い主のもとに導くことです。これらのテーマの一つ一つについて考えてください。熱心に学ぶように招くのは、生徒がイエス・キリストと自分自身の関係を持てるようにするためです。セミナリーからインスティテュートへと生徒を定着させたいのは、生徒が人生で最も困難な時期にも救い主の近くにとどまれるようにするためです。セミナリーやインスティテュートに参加するよう友人を招くのは、彼らがキリストのもとに来ることができるようにするためです。預言者の言葉を力強く伝えるのは、預言者が救い主の代弁者として世の人々に語るからです。そして、これらの「人生の備え」レッスンにある課を強調しているのは、人生の課題の中心に救い主を据えるからです。

わたしたちは困難な時代に生きていますが、生徒の心を救い主イエス・キリストに向けることができれば、主は生徒を変えてくださるという証を持っています。主は生徒たちを守ってくださいます。主は生徒たちを慰めてくださいます。主は生徒たちを癒してくださいます。わたしたちは、生徒が生活の中心をイエス・キリストに向けられるよう助けるすばらしい機会をいただいています。

わたしたちが生ける預言者によって導かれていることも証します。つい最近、オークス大管長が伝えようとしているお話の準備をともにする機会がありました。それは大管長が預言者になる6か月前に計画されていたものです。わたしはその教訓をとても楽しみにしていました。すると、オークス大管長はこう言ったのです。「クラーク、この話を変えないといけない。これを準備したときには、わたしにはこの召しがなかったからね。しかし、今は預言者なので、主は別のメッセージを与えてくださり、この話を変更して、人々の心を救い主に向けるものにするつもりです。」オークス大管長のお話を聞いていて、二つのことが分かりました。まず、オークス大管長はこの時のために召された、この地上における神の預言者だということです。二つ目に、オークス大管長は救い主イエス・キリストの特別な証人だということです。

これらの中心となる教え、救い主の証、そして地上の生ける預言者の証を、これらのすべての取り組みに取り入れることができますように。皆さんが祈りに心を注ぎ出し、担当する生徒に愛と関心を注ぐときに、皆さんが個人的に祝福と霊感を受け、生徒に祝福をもたらすことができることを祈り、約束します。生ける預言者、特に救い主イエス・キリストについて、イエス・キリストの御名により証します、アーメン。

トッド・メリル:天のお父様、わたしたちは御子イエス・キリストの福音と、光と力に心から感謝しています。今日、御業を導いてくださる生ける預言者に感謝します。聖約によって、あなたのすべての子供たちをあなたのもとに連れて来たいという望みを持ち、犠牲をささげ、謙遜に勤勉に働いている人々に感謝いたします。お父様、わたしたちが個人として、指導者として、教職員として、管理者として、神権指導者として、あなたから祝福をいただき、この地上であなたの御業をさらに効果的に速めることができますように。これまで受けてきた導きに感謝するとともに、今後これらの取り組みにおいて御霊がわたしたちの上に注がれるようお願い申し上げます。イエス・キリストの御名により、アーメン。

  1. チャド・H・ウェッブ「霊的な錨」(宗教教育セミナリー・インスティテュート年次訓練放送、2024年1月26日)「福音ライブラリー」