YAウィークリー
自分の価値は完全さと結びついていないことを学ぶ
『リアホナ』2026年1月号


「YAウィークリー」から

自分の価値は完全さと結びついていないことを学ぶ

従順であることと自分の価値を混同しなくなったとき、わたしはやっと恵みについて理解しました。

夕日を眺める若い女性

同じ罪を何度も繰り返していることに神がうんざりしておられると思ったことはありますか?あるいは、自分の価値はどれだけルールを守り、従うかにかかっていると感じたことはありませんか?

もしあなたがそう感じたことがあるとしても、それはあなた一人ではないことを知ってください。

子供のころから、わたしは自分の価値を「良い子」であること、あるいは少なくとも間違いを犯さない子であることに結びつけてきました。認めてもらいたくて、最高の生徒や最高の娘、つまりいつも型はまった行動をする人であろうと最善を尽くしてきました。

それでも、子供は間違いを犯します。生徒は正されることが必要です。成長するとは、時には失敗や困難や間違いを通して学ぶことを意味します。しかし、それが真実だとわかっていても、間違える度に自分の価値が損なわれるように感じました。期待に完璧にこたえられなかったときはいつでも、家族や先生、仲間の目から見て、自分の価値が下がったように感じました。

キリストが来られた理由を思い起こす

この完璧主義的な考え方は、わたしが18歳で末日聖徒イエス・キリスト教会に加わった際にも、わたしの信仰に影響しました。最も従順な会員であることが、天の御父の目に価値ある存在となると信じていたのです。またしてもわたしは、ルールにどれだけ従うかで自分の価値を測っていました。

その意図は誠実でしたが、わたしは間違っていました。そしてこの考え方が徐々にわたしの自信を奪っていきました。

では、何がその考えを変えたのでしょうか。

2025年4月の総大会で、中央若い女性会長会第一顧問のタマラ・W・ルニア姉妹の話を聞いたことがわたしの転機となりました。ルニア姉妹は次のように言っていました。「神はわたしたちの間違いを気にかけてくださいますが、間違いを犯したあとのことをもっと気にかけてくださると、わたしは証します。」

リビングに立っていたわたしの顔に涙が流れました。御霊がわたしの心に語りかけ、従順の度合いを自分の価値と結びつけるのは間違っていたことと、物事を別の見方で見る必要があることを思い出させてくださいました。

わたしが間違いを犯しても、神の目から見てわたしの価値が下がるわけではありません。自分の信じてきたことは間違っていました。ルニア姉妹は続けて、わたしたちが悔い改めるときに神が喜ばれると教えています。毎週聖餐を受けるとき、聖約を新たにし、新たな気持ちでスタートし、もう一度努力する機会が与えられます。

価値は常に不変である

この説教でわたしが特に感銘を受けたのは、ルニア姉妹が神の子供としてのわたしたちの価値を手で表現したことでした。

彼女は左手を挙げて人の固有の価値を表し、右手で人生の浮き沈み、つまり間違いや成功、苦闘や進歩を示しました。「従順」を表す手が上下に動いても、「価値」を表す手は動かないままでした。

ルニア姉妹はこう証しました。「皆さんの価値は、従順さと結びついてはいません。皆さんの価値は一定で、決して変わりません。それは神から与えられたものであり、だれかが変えられるものではないのです。従順は祝福をもたらします。それは真実です。しかし、個人の価値は従順の結果ではありません。皆さんの決断の結果がどうであれ、皆さんの価値はいつも『神の目に大いなるもの』〔教義と聖約18:10〕なのです。」

これはわたしが必要としていた力強い真理でした。

わたしのための啓示

その総大会の間、天の御父は、わたしが気づいていなかった、心の奥深くに埋もれていた疑問に答えてくださいました。それはわたしの心に与えられた啓示であり、何十年もの間抱いていた自尊心の低さと自信のなさを打ち消し、代わりに主の純粋な愛と憐れみでわたしを満たしてくれました。

悔い改めを教えるイエス・キリストの福音は、希望の福音です。救い主イエス・キリストを通して、わたしたちは新たな者となり、清められ、聖別されます。主はわたしたちを赦すことに心からの喜びを感じておられます。だからこそ、主はわたしたちの罪と苦難のために進んで苦しまれたのです。この真理を思い起こし、主に頼る度に主から与えられる無限の憐れみに思いを集中することで、自尊心が増し、不安が薄れるのを感じました。

自分の価値は従順さによって決まると感じたことがあるなら、天の御父とイエス・キリストがあなたを完全に愛しておられることを思い出してください。御二方は、あなたが贖われる道を備えてくださいました。天の御父がどのようにあなたを御覧になっているのか、尋ねてください。そして、その真理を心の奥深くに染み込ませ、

大切にしてください。二度と疑うことのないようにしてください。