自立を育む:第177課
主の方法で自立を育む
主は努力をすることを大切にされる
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日本の東京には、13の路線と280以上の駅を持つ、2つの主要な地下鉄システムがあります。線路は全長300キロメートル以上にわたります。だれかがあなたをある駅で降ろし、決められた時間に特定の場所で会おうと言われたと想像してください。あなたはどのように感じるでしょうか。あなたは自分の能力に頼るでしょうか。それとも助けを求めるでしょうか。
生活の中で、わたしたちは多くのことを行うように求められますが、その中には、これまで自分が一度も行ったことのないものもあります。イエス・キリストを信じる信仰を働かせるとき、天の御父とイエス・キリストは、あなたが生活のあらゆる面で自立できるように助けてくださいます。
この課の目的:天の御父があなたのために用意された計画において、自立を育むことがなぜ大切なのかを理解できるようにします。
方法を学ぶ
自立とは何だろうか
自立とは、「自分と家族のために、霊的および物質的に、生活に必要なものを供給する能力であり、決意であり、努力です。」(『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』22.0、福音ライブラリー)
あなたの成長の大部分は、進んで学び、自分の進歩に責任を持とうとする意欲にかかっています。
管理ビショップリック第一顧問のW・クリストファー・ワデルビショップは、次のように説明しています。
「主はわたしたちに、力以上のことを行うよう期待してはおられませんが、できることをできるときに行うことは期待されています。ネルソン大管長は前回の総大会で、『主は努力を愛され〔る〕』と指摘しています。
……物質的に備えられ、自立するとは、『イエス・キリストの恵み、すなわち人に能力を授ける力や、自分自身の努力により、人生において、物質的・霊的に必要なすべてのものを自分や家族のために得られると信じること』を意味します。」(「食物があった」『リアホナ』2020年11月号、43-44)
自立、個人の責任、努力
福音ライブラリーの「トピックと質問」には、次のように書かれています。
「救い主はわたしたち全員に、行動し、自立し、救い主のようになるようにと勧めておられます。救い主はわたしたちを助けてくださいます。……主の方法には、自立の原則を学んで生かすこと、つまり『自分自身と家族の生活における……必要を満たす能力……、決意……、努力』が含まれます。」(トピックと質問「自立」の項、福音ライブラリー)
自立を育むことは、イエス・キリストのようになるのを助けてくれます。以下は、あなたが自立の能力を高めることのできる分野の一部です。
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福音の知識
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現在および将来の経済的ニーズ
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教育と雇用
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身体的なニーズ
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感情的および社会的なニーズ
あなたの生活において、主があなたに能力を伸ばすよう望んでおられる分野について深く考えてください。頭に浮かんだ考えや心に感じた気持ちを書き留めます。
さらに深く掘り下げる:神の計画において自立することがなぜ大切なのかについて、大管長会のダリン・H・オークス管長はどのように述べているでしょうか(「悔い改め、変わる」『リアホナ』2003年11月号)。
自立の模範
イエス・キリストもかつて若者であったことは、忘れがちです。新約聖書には、イエスの奇跡的な誕生についての章が数章と、成人してからの人生についての幾つかの章が含まれています。しかし、主が青年期をどのように過ごされたかについては、少ししか学ぶことができません。
ルカ2:52を読み、救い主が若いときに成長し、進歩された分野に印をつけてください。
少し時間を取って、イエス・キリストが成長し、進歩された分野について考えてください。あなたが成長できると感じるのはどの分野ですか。
聖典に出てくる人たちは、霊的・物質的な必要を満たすために自立しようと努力することで祝福を受けました。
以下の3つの聖典の話の中から、一つを選んでください。聖句を読み、その聖句の横に、それぞれの質問に対する答えを書き留めます。3つの聖句すべてに「自立」というタグを付けるとよいでしょう。
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モーセ4:23-25;5:1(エデンの園を出るアダムとエバ)
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神がアダムとエバに自分で働いて食物を得るように求められたことは、大地が自然と二人を養ってくれるように神が采配された場合より、どのような点で二人にとって祝福となるのでしょうか。
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創世6:14-16(ノアは迫り来る洪水から家族を守る必要がある)
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ノアに箱舟を造ることを期待することは、神が奇跡的に箱舟をお与えになるより、どのような点でノアに祝福をもたらすのでしょうか。
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出エジプト19:19-20(荒れ野で主からの指示を求めているモーセ)
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モーセが山に登るのを待ってから、さらなる啓示をお与えになったことは、モーセにとってどのような祝福になったでしょうか。
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ビデオ「Education for a Better Life(「より良い生活を手に入れるための教育」)」のタイムコード3:39-4:33を視聴しましょう。ジョセフ・W・シターティ長老は、さらに自立しようと取り組む際に感じる、自分は未熟だという気持ちを克服する方法を教えています。
さらに深く掘り下げる:当時大管長会の一員だったディーター・F・ウークトドルフ管長は、さらに自立しようと努力する際にどのように助けを求めればよいか助言しています。(「ダマスコに行く途中でとどまる」『リアホナ』2011年5月号)
学んだことを分かち合う
自分が新任の宣教師で、宣教師訓練センターにいると想像してください。教師が新しい重要なスキルをディストリクトに紹介すると、ある宣教師がこう言いました。「それは難しすぎる!できません!」その宣教師に短い手紙を書き、自立するのを助けてくださる救い主の力についてあなたが学んだことを分かち合い、その人が新しいスキルを学ぶようどのように励ますことができるかを書いてください。以下を使ってください。
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自立とは何かの説明
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天の御父がわたしたちに用意された計画において、自立を育むことが大切なのはなぜか
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自立している人の例や聖典中の例
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新しい伝道のスキルに挑戦するよう励ます方法の一つ
さらに深く掘り下げる:ビデオ「私に必要なものを」(1:43)で、自立を育んでいる個人の現代の例を見てください。
考えを分かち合う
この課の目的:天の御父があなたのために用意された計画において、自立を育むことがなぜ大切なのかを理解できるようにします。
以下について教師またはクラスと分かち合ってください:
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ディストリクトの宣教師にあてて書いた手紙。