セミナリー
第62課:ヨシュア2-4章―イエス・キリストに対する信仰を働かせる


「第62課:ヨシュア2-4章―イエス・キリストに対する信仰を働かせる」『旧約聖書 セミナリー生徒用手引き』(2026年)

約束の地を見渡すヨシュア

Joshua Overlooking the Promised Land, by Michael T. Malm

ヨシュア1-8章;23-24章:第62課

ヨシュア2-4章

イエス・キリストに対する信仰を働かせる

学習に対して霊的に備えるため「聖文を研究する」にアクセスしてください。

イスラエルの民が荒れ野を旅した後、主はヨシュアに彼らを約束の地に導くよう命じられました。約束の地に入るためには、信仰が必要でした。イスラエルの子らとラハブという女性は、救い主への信仰を示しました。この課の目的は、どうすればイエス・キリストへの信仰を働かせられるかをあなたが理解できるようになることです。

聖文を研究する

何かを理解しようとするとき、良い定義が助けになります。しかし、単語を説明する方法として、たとえを示すことが最良であることもあります。

聖文には、信仰の定義がたくさんありますが、この課では、人々が優れた方法で信仰を示した3つの物語を探ります。

イエス・キリストに対する信仰についての十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老の教えを読むか、ビデオ「信仰により学ぶよう努力する」を見てください(タイムコード3:15から4:33)。

33:37
デビッド・A・ベドナー長老

使徒パウロは信仰を「望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである」と定義づけました(ヘブル11:1)。アルマは、信仰とは物事を完全に知ることではなく、もし信仰があればわたしたちは「まだ見ていない〔けれども〕真実のことを待ち望む」と述べています(アルマ32:21)。また、『信仰に関する講話』(Lectures on Faith〔英語〕)には、信仰とは「すべての英知ある者に行動を促す力である」とあります。

これらの教えは、信仰の3つの基本要素、つまり、(1)待ち望む事柄が真実であることを確信させる、(2)まだ見ていないことを確認させる(または確証を与える)、(3)すべての英知ある者に行動を促す力となる、ことを強調しています。ここで、救い主を信じる信仰におけるこの3つの要素を、未来に備え、過去を振り返り、現在において行動するという観点から説明します。信仰が、未来、過去、現在の事柄に同時に作用する点に注目してください。(「信仰によって学ぶ望みを持つ『リアホナ』2007年9月号、17-18)

イエス・キリストを信じる信仰を働かせることについての線画

ノートのアイコンベドナー長老の次の洞察を、ノートに記録してください:

信仰の3つの要素は、次のとおりです:

  1. 未来に目を向ける。

  2. 過去に振り返る。

  3. 現在において行動を起こす。

イスラエルの民がカナンの地に入る準備をしていたとき、ヨシュアはエリコに二人の密偵を送り、その地を見張らせました。密偵がラハブという女の家にやって来ました。ラハブは彼らをエリコの王から隠し、逃れるのを助けました(ヨシュア2章参照)。ラハブはイスラエルの神に改心しました。彼女は新約聖書の中で、信仰と善い行いの重要な模範として記憶されています(ヘブル11:31ヤコブの手紙2:24-25参照)。

マークアイコンヨシュア2:9-14、18を読んでください。ラハブが密偵を助けた理由に印をつけてください。

イスラエルの軍隊がエリコを打ち負かしたとき、彼らはラハブの家にいた人々だけを助けました(ヨシュア6:22-25参照)。

ノートのアイコンノートに書いた、イエス・キリストを信じる信仰の要素を見てください。この話に描かれているそれぞれの要素の横に、「ラハブ」という名前を書いてください。

以下の学習オプションを確認してください。一つまたはそれ以上行ってください。その後、この課の最後にある「次はどうしたらいいでしょうか」のセクションを完了してください。

オプションA

将来について確信が持てないとき、どのように信仰を示すことができるか

主がイスラエルの民にカナンに入るよう命じたとき、主はヨシュアに、彼らを率いてヨルダン川を渡るように言われました(ヨシュア1:2参照)。

マークアイコンヨシュア3:9-17を読んでください。主が川を分けられる前に、祭司たちがしなければならなかったことに印をつけてください。

タグアイコン15-17節に、「信仰」というタグを付けます。

可能であれば、ビデオ「キリストを信じる信仰を働かせる」(1:51)を視聴してください。または、十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老が語った、次の言葉を読みます。

1:51
デビッド・A・ベドナー長老

ヨルダン川にやって来たイスラエルの民は、川の水が分けられ、乾いた地を歩いて渡ることができるという約束を受けました。興味深いことに、イスラエルの子らが川岸に立って何かが起こるのを待っている間は、川の水は分けられませんでした。足の裏を水でぬらして初めて、水が分けられたのです。つまりイスラエルの民の信仰は、水が分けられる前に水に入って行くことによって示されたのです。(「信仰によって学ぶ望みを持つ『リアホナ』2007年9月号、19)

ノートのアイコンノートに書いた、イエス・キリストを信じる信仰の要素を見てください。この話に出てくるそれぞれの要素の横に、「ヨルダン川」と書いてください。

オプションB

主を覚えるためにほかの人々を助けるため、わたしには何ができるか

イスラエルの民がヨルダン川を渡って約束の地に入ったとき、主はヨシュアを通して語られ、各部族の一人に川から石を取り出すように命じられました(ヨシュア4:1-7参照)。

マークアイコンヨシュア4:8-9、21-24を読んでください。イスラエルの子らが石をどう扱ったか、印をつけてください。

メモのアイコン21節の横に、メモを書いてください。この物語におけるイスラエルの民の信仰が、将来の世代のイスラエル人にどのような影響を与えるかを説明してください。

ノートのアイコンノートに書いた、イエス・キリストを信じる信仰の要素を見てください。この話に描かれているそれぞれの要素の横に「石」という言葉を書いてください。

次はどうしたらいいでしょうか。

ノートのアイコンノートに、ラッセル・M・ネルソン大管長からの次の勧めを完成させてください:

ラッセル・M・ネルソン大管長

あなたにもっと信仰があれば、何をするでしょうか。考えてみてください。それについて書いてください。その後、何か信仰をもっと必要とすることを行うことによって、信仰をもっと深めてください。……

イエス・キリストを信じる信仰は、この人生でわたしたちが得られる最大の力です。信じる者には、どんなことでもできます。

主を信じる信仰が育つと、山を動かすことができます。地球を彩る岩の山ではなく、人生における苦悩の山を動かすことができるのです。信仰が花開けば、問題を比類のない成長と機会に変えられるようになります。(「キリストはよみがえられた—キリストを信じる信仰は山を動かす『リアホナ』2021年5月号、103、104)

考えを分かち合いましょう

この課の目的:どうすればイエス・キリストに対する信仰を働かせることができるかをあなたが理解できるようになる。

共有アイコン教師やクラスに、以下から一つまたはそれ以上を分かち合ってください:

  • ベドナー長老が説明した信仰の種類について、ラハブとイスラエルの民からあなたが学んだこと。

  • 「次はどうしたらいいでしょうか」のセクションでノートに書いたこと。

  • この課の目的を達成するために具体的に行ったこと。

  • この課で浮かんだ質問。あなたの質問の答えをどこで見つけようと思いますか。