セミナリー
テクノロジーを管理する:「テクノロジーの使用において無頓着になるのではなく,注意深くなりましょう」


「テクノロジーを管理する:『テクノロジーの使用において無頓着になるのではなく,注意深くなりましょう』」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』(2026年)

「テクノロジーを管理する:『テクノロジーの使用において無頓着になるのではなく,注意深くなりましょう』」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

青少年の強さのために:選択する:第174課

テクノロジーを管理する

「テクノロジーの使用において無頓着になるのではなく,注意深くなりましょう」

Two young men share experiences on a smartphone.

テクノロジーは,意識して注意深くなることなく,気軽に使いがちです。わたしたちが目的を持って注意深くテクノロジーを使うなら,主はテクノロジーをわたしたちやほかの人々にとっての祝福に変えることがおできになります。この課は,生徒がイエス・キリストの教えを用いて,自分のテクノロジーの使い方を評価するのに役立ちます。

生徒の準備:生徒に,自分のテクノロジーの使い方と,それが自分自身やほかの人々に与える可能性のある影響について考えてもらいます。そのために,デバイスやアプリケーションの使用量を示す設定やアプリケーションをチェックする生徒がいてもかまいません。

学習活動案

テクノロジーの使用に関する決定

何本かの道が交差する交差点に立っている人の絵を描くとよいでしょう。

Which way should I go
  • 今日,青少年がテクノロジーを使用する様々な方法にはどのようなものがありますか。

    生徒からは,人と話す,聖文を研究する,娯楽を楽しむ,ソーシャルメディアを使う,宿題をするなど,様々な用途が意見として挙がるでしょう。生徒が質問に答えるときに,生徒の答えのリストを作るか,ホワイトボードの道に生徒の答えを書いたラベルを貼るとよいでしょう。このリストは後に,この課のレッスンで生徒の役に立ちます。

  • テクノロジーの使い方に関して,適切な使い方とそうでない使い方を知るには,どうすればよいでしょうか。

多くの選択肢があるこの人のように,わたしたちもテクノロジーの使い方について良い決断を下すのに苦労することがあります。

次の節を読み,主はどのようにわたしたちの意思決定を導いてくださるか見つけてください。

  • 出エジプト13:21-22

  • 詩篇119:105

  • イザヤ2:3,5

    生徒に,この絵に何を付け加えようと思うかと,その理由を話してもらいましょう。生徒は,道の起点に,街灯や出エジプト記に登場する雲の柱と火の柱,聖文など,何を描き加えてもかまいません。

  • これらの教えを一文で表すとどうなりますか。

    主はわたしたちの生活を導く助けを与えてくださるといった真理を生徒が見つけられるように助けてください。

  • 主とその教えは,わたしたちがテクノロジーの使い方を決める際に,どのような指針となるでしょうか。

少し時間を取って,あなたはテクノロジーをどのように使用しているかと,現在,テクノロジーの使い方を決めるときに何を指針にしているかについて考えてください。研究するとき,御霊の促しに注意を払ってください。

テクノロジーを管理する

教会は,「テクノロジーを管理する」という青少年のためのリソースを作成しました。その3つの重要な原則は,テクノロジーの使用についてより良い決定を下すのに役立ちます。

  • 目的。わたしは目的を持ってテクノロジーを用いることができます。テクノロジーにコントロールされません。

  • 計画。前もって計画を立てると,より良い気持ちを感じ,より良い選択ができます。

  • 一時停止。一時停止して休んでも大丈夫です。

    役に立つようであれば,生徒にホワイトボードの絵を見てもらい,絵の中の人がテクノロジーの使用についてより良い判断を下すうえで,これらの3つの原則がどのように役立つかを尋ねるとよいでしょう。

    これら3つの原則はどれも重要ですが,この課の残りの部分では,目的を持つことに焦点を当てます。生徒が目的を持ってテクノロジーを使用することについて考えられるよう,次のような質問をするとよいでしょう。

  • 主はあなたに,どのようなテクノロジーの使い方を望んでおられると思いますか。

目的を持ってテクノロジーを用いる

目的を持ってテクノロジーを使用する助けとして,わたしたちは主と,聖文や主の預言者の言葉に見いだされる主の勧告に頼ることができます。主の教えに基づいて,わたしたちはテクノロジーの使い方を評価し,より意図的にテクノロジーを使うための助けとなる質問を作成することができます。

次の指示を掲示し,生徒に各自または少人数のグループで両方のステップを完成させてもらいましょう。これを行う方法の例を示したほうが生徒の役に立つ場合は,ステップ1の聖句の一つをクラス全体で読むとよいでしょう。また,次のような質問を掲示して,どのような質問を作成すればよいかを生徒が理解できるようにしてもよいでしょう。

  • このようにテクノロジーを使うのは,_____だろうか。

  • わたしはテクノロジーを使うことで,_____から気をそらされているだろうか。

生徒が作成するとよい質問の例は,活動の指示の後にあります。

主の教えに基づいて自分を振り返る質問を考え出す練習をします。

  1. 以下の聖文のいずれか一つを読んでください。学んだことを使って,目的を持ってテクノロジーを使用し,テクノロジーの使用に関して自分を振り返るのに役立つ質問を考えてください。

    イザヤ55:22ニーファイ9:51

    マタイ22:36-39

    モロナイ7:45

    教義と聖約50:23-25

    教義と聖約63:16

  2. 『青少年の強さのために―選択の指針』の「神の光の中を進む」の「招き」の項にある4つの段落のうちの一つを読んでください。学んだことを使って,目的を持ってテクノロジーを使用し,テクノロジーの使用に関して自分を振り返るのに役立つ質問を考えてください。

生徒に,作成した質問をホワイトボードに書いてもらうか,紙に書いて教室内の壁に貼ってもらうとよいでしょう。以下は,生徒が作成しそうな質問の例です。

  • テクノロジーをこのように使うことは,わたしを満たしてくれるだろうか,それとも空虚な気持ちにさせるだろうか。(イザヤ55:22ニーファイ9:51

  • テクノロジーの使用が,神やほかの人々への愛を示す妨げになっていないだろうか。(マタイ22:36-39

  • テクノロジーをこのように使用していると,人をねたんだり,自分と他人を比較したりするようになるだろうか。(モロナイ7:45

  • 生活にさらなる光をもたらすような方法でテクノロジーを使うには,どうすればよいだろうか。(教義と聖約50:23-25

  • このようなテクノロジーの使用は,わたしを欲張りにさせるだろうか。(教義と聖約63:16

  • テクノロジーの使用は,ほかの人々との関係を深めるのに役立っているだろうか,関係を壊しているだろうか。(「神の光の中を進む」『青少年の強さのために―選択の指針』〔2022年〕,19)

何を読んでその質問を思いついたか,数人の生徒あるいは幾つかのグループに発表してもらいましょう。

  • 主の教えをこのように用いると,目的を持ってテクノロジーを使用するのにどのように役立つでしょうか。

実践する

次の活動は,自分で作成した質問を使って,生徒が自分のテクノロジーの使用を評価するのに役立ちます。

生徒が質問を教室内に掲示していた場合は,生徒に立って教室内を回り,質問を順に見て活動を行ってもらいます。

学習帳に,あなたのテクノロジーの使用方法を書き出してください。あなたやクラスメートが作成した質問を使って,自分のテクノロジーの使い方を評価してください。自分がよくできている点や,改善できる点について考えてください。聖霊から受ける印象を書き留めてください。

有志の生徒に学んだことを発表してもらいます。役に立つようであれば,次の言葉を紹介してもよいでしょう。

七十人のピーター・M・ジョンソン長老は,どうすればテクノロジーを使うことで,わたしたちを主と主の力に結びつけることができるかについて,次のように教えています。

10:7
Official portrait of Peter M. Johnson. Sustained April 6, 2019 as a General Authority Seventy.

「テクノロジーの進歩には目を見張るものがあります。しかし,わたしたちが注意を払わなければ,神聖な可能性を発揮するうえでの妨げとなり得るのです。これらを適切に用いるならば,天の力が引き出され〔ます〕。……

テクノロジーの使用において無頓着になるのではなく,注意深くなりましょう。わたしたちを救い主に近づかせ,主の再臨に備えて主の業を成し遂げられるよう,テクノロジーをどのように用いればよいか,引き続き探し求めてください。」(サタンに打ち勝つ力」『リアホナ』2019年11月号,110,111)

生徒が今日受けた印象に基づいて行動すれば,救い主は彼らを祝福し,強めてくださることを生徒に思い出してもらいます(詩篇29:11参照)。