セミナリー
士師6-8章:「わたしがあなたと共におる」


「士師6-8章:『わたしがあなたと共におる』」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』(2026年)

「士師6-8章:『わたしがあなたと共におる』」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

士師2-4章;6-8章;13-16章:第66課

士師6-8章

「わたしがあなたと共におる」

Gideon's band of 300 men feign an attack on their enemy.

解放を求めるイスラエルの民の祈りを受けて,主は彼らを敵から救い出すためにギデオンを召されました。主は,わずか300人のギデオンの兵で,イスラエルの民が13万5000人を超える敵兵を打ち負かす手助けをして,御自身の強さを示されました。この課は,イエス・キリストに頼って強さを得たいという望みを生徒がより強く感じられるようにします。

生徒の準備:生徒に,わたしたちが主から受けられる強さを示す聖句を見つけてもらいます。それを発表する準備をして授業に来てください。

学習活動案

強さの種類

ホワイトボードに,以下のように両方の手にウェイトを持つ人の絵を描くとよいでしょう:

Exercising Faith in Jesus Christ. -

以下の質問をします。よければ,複数の生徒にマーカーを渡し,ホワイトボードの絵の周りに自分の答えの一つを書いてもらいましょう。

  • あなたが「強い」と思う人はだれですか。

  • 人が強いと思われるのは,どのような点がほかの人と異なっているからでしょうか。

強さの一つは,主に頼る能力であることを説明します。

苦しい状況のとき,自分はどの程度主に頼っているかを評価する機会を設けるとよいでしょう。以下の状況を使ってもかまいませんし,生徒にとってより身近なほかの状況を考えてもかまいません。

様々な状況で,あなたはどの程度神の力に頼っているかを考えてください。以下に挙げるそれぞれの状況において,自分が次の図のどこに当てはまるか考えてください。

  • 重要な決断を下す

  • けがや病気に対処する

  • 人として成長する

  • 家族や友達とともに困難を乗り越える

今日ギデオンについて学びながら,天の御父に祈って,生活の中で強さを求めて主に頼ることの大切さを感じられるよう,助けを求めてください。神が聖霊を通してあなたに送ってくださる考えや気持ちに注意を払ってください。

ギデオンとイスラエルの民

生徒が士師6章の背景を理解できるように,第65課:「士師2-4章」にある高慢のサイクルの図を復習するとよいでしょう。また,次の段落を読むか要約してもよいでしょう。

士師6章には,イスラエルの民が主を忘れて主の祝福を失った別の事例が記されています。ミデアンびとと呼ばれる人々が,イスラエルの民を迫害するようになりました。7年間にわたって,ミデアンびとは,収穫の季節になると,イスラエル人の穀物や家畜を略奪していました。その結果,イスラエルの民は貧困に苦しんでいました。イスラエルの民は絶望して,主に助けを求めるようになりました。イスラエルの民が主を思い出し,主に叫び求めてきたので,主は彼らを敵から救い出すため,ギデオンという義人を立てられました。

セミナリーのアイコン主の力を頼りにした,ギデオンとギデオンの軍勢を主がどのように祝福されたかを生徒が理解できるように,「ギデオンの話の中に主の力を見る」の配付資料を使うとよいでしょう。配付資料の各セクションの内容を,生徒一人一人が十分に理解できるようにしてください。そのためには,幾つかの方法があります。

一つの方法は,生徒を3人のグループに分け,各メンバーに配付資料のセクションの一つを割り当てることです。生徒には,各自割り当てられたセクションをしっかり研究し,その後,学んだことをグループのほかのメンバーに教えるとよいでしょう。配布資料のセクションの順番に従って進めるとよいでしょう。

もう一つの方法は,生徒に二人一組で配付資料の最初のセクションに取り組んでもらうことです。十分な時間を取った後,今度はパートナーを代えて第2セクションに取り組み,さらにまたパートナーを代えて第3セクションに取り組んでもらいます。

主に頼る

生徒が配付資料の活動を書き終えたら,ギデオンの話から学んだことの要約を発表してもらいます。

何人かの生徒に,学習活動3で書いた真理を発表してもらいましょう。以下はその一例です:わたしたちが主に頼るなら,主は御自分の強さで祝福してくださる。

  • 主がわたしたちを強くしてくださる方法には,ほかにどのようなものがありますか。

  • 今日,わたしたちはどのように主に頼ることができるでしょうか。

この真理に対する理解を深めるために,生徒に,友達が携帯メールを送ってきたと想像してもらいます。その友達は,自分には力が足りないと感じています。生徒に,このような気持ちになる状況の例を,幾つか発表してもらいましょう。クラス全員で,今日採り上げるのが最もよいと感じる状況を一つ選んでもらいます。

携帯メールで返信する回答を準備してください。それを学習帳に書き留めてください。必要であれば,携帯電話の絵を描いて,吹き出しを描き,その中に答えを書いてください。回答には,以下のうち2つ以上を含めるようにしてください。

1. ギデオンの例がどのように役立つか。

2. 友達が主に頼るのに,ほかの聖句がどのように役立つか。(例えば,箴言3:5-6ピリピ4:13アルマ26:12エテル12:27などが挙げられます。『聖句ガイド』で「信頼」を調べてもよいでしょう)。

3. 主について知っていることで,主に頼る助けとなること。

4. 主が自分の能力を実力以上に高めてくださったと感じた経験。

何人かの生徒に答えを発表してもらいます。生徒の参加に感謝し,生徒の回答があなたやクラスメートにとってどれほど有意義なものとなるかを示す方法を探してください。

主に頼ることによって,あなたがどのように力を得られてきたか,個人的な経験を分かち合うとよいでしょう。ビデオ「信仰をもって進み続ける」(ChurchofJesusChrist.org)のタイムコード6:08-9:47を見せてもよいでしょう。七十人のカール・B・クック長老は,自分が新任の地域七十人になったときの経験を話しています。クック長老はボイド・K・パッカー会長とともにステーク大会に出席するよう命じられました。クック長老がパッカー会長にこの集会をどのように計画したいか尋ねると,パッカー会長は御霊に従いたいと答えました。

11:4

まとめ

生徒に,次の質問の答えを学習帳に書きながら,天の御父の導きを求めるよう招きます。

  • 生活の中で,自分だけの力では足りないと感じるのはどんなことですか。

  • 主について知っていることや学んだことの中で,主に頼る助けとなるのはどのようなことですか。

  • 主と主の助けについてどう思いますか。